山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

モラップ山(下)

【2018年2月11日(日)】モラップ山
モラップ山(506m)から下山し、キムンモラップ山(478m)に取り付いた。
しかし、道は大きく右にカーブして、今まで歩いてきた林道を戻るような恰好になっているので、どこかで左に折れないといけない。
H君の判断に任せて、それらしき場所で頂上の方角に向かい、しばらく鹿のトレースに沿って進んだが、ササ薮に何度も阻まれる。
これじゃあ夏山と同じだ。
少しでも歩きやすいところを求めて、右に逸れて行ったら、遊歩道に出た。
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これはもともと登るつもりのルートではなかったが、もはやこの道を進むしかない。

しばらく登ると、東屋が見えてきた。
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夏の遊歩道の休憩所だ。
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この遊歩道は山頂に通じているわけではなく、野鳥観察のための道のようだ。
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地形図には、キムンモラップ山付近に「野鳥の森」と書かれている。

東屋に着いたのは12時前。
お腹も空いたし、上に落ち着いて食事ができるところがあるとは思えないので、ちょっと風が強くて寒かったが、ここでお昼にすることにした。
2人はパンだったが、私は例によってカップ麺。
今日は人気店「空」の辛味噌ラーメンだ。
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以前食べた「一幻」より格段に旨かったが、時間通り5分で開けてしまったので、麺はやや固かった。

汁も飲み干して、20分弱で出発。
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この先はトレースなしの急登なので、H君と交代でラッセルした。
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それほど雪は深くなかったが、かなりの急勾配で骨が折れた。
なんか急に天気がよくなってきたので、暑いくらいだ。

N君はスノーシューに慣れていないこともあって遅れ気味。
ラッセルを交代してもらうような雰囲気ではなかった。
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急勾配だが、雪が固めだったので、私の場合はキックステップで直登する方が楽だった。
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東屋から30分弱で頂上台地に乗った。
振り返ると、さっき登ったモラップ山。
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ここで、右の尾根にトレースがあることに気付いた。
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やはり傾斜の緩いルートを採った人がいたようだ。
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どこから取り付いたのだろう。
それはともかく、ここが一番高い地点のように思えたが、トレースに沿って、今しばらく西に向かう。
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左手に支笏湖が光っている。
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間もなく、右手からササの生い茂る急斜面を登ってくるトレースを発見した。
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これは休暇村支笏湖から登ってきたものだろう。
そういう人もいるんだ。結構人気あるじゃん、キムンモラップ。

間もなくトレースの終点に到着。
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木々の隙間から紋別岳が望めた。
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もうガスも消えていた。
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ここが478mの標高点のようだ。
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木々に阻まれて、展望はそれほどよくない。
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でも冬なので、この程度は見える。
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(モラップ山)

風も強かったので、滞在1分ですぐに退散した。
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帰りは登ってきた道をそのまま戻った。
急なので下りにくく、一度転倒してしまった。
N君は後ろで何度も転倒していたようだ。
テレマーク姿勢をとっても、すぐ体勢が崩れてしまうと言っていた。

頂上から20分で東屋に到着。
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ここで小休止してから、遊歩道を下る。
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案内板でちょっとお勉強。でも、木の識別は難しい。
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しばらく行くと、左手に建物が見えてきたので、それが車を停めた近くにあった建物だと思い込んで、そこを目指して森の中に入ったが、着いてみたら野鳥の観察所だった。
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駐車スペースはまだ先だったようだ。

南に向けて進むと、トレースを発見。
ついでに鹿の糞も発見。というか、これは至るところにあった。
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トレースに従っていくと、取り付き口のピンクリボンのところに出てしまった。
登る時、右の作業道に行かず、左に行くのが正解だったみたいだ。
とにかく無事に林道に出たので、ひと安心。
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車のところに戻ったのは、13時半前だった。
予定より30分以上早かったのは、林道往復を省略したおかげだ。
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それでは、汗を流すべく、休暇村支笏湖へ。
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駐車場に着くと、なぜか靴が置いてあった。履き替えたまま忘れてしまったのだろう。
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考えてみたら、支笏湖畔をきちんと歩いたことがない。
夏になったら、ゆっくり散策に来たいものだ。
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こちらが休暇村。
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フロントの方に勧められ、ポイントカードを作ることにした。
これで720円の入浴料が100円割引された。
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温泉は、「こもれびの湯」というらしい。
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露天風呂はなかったが、いい湯だった。
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お陰様で温まった。

N君を支笏湖畔駐車場に送り届けたら、そこは出入りする車で大賑わい。
みな、氷濤まつりを見に来た方々だ。
N君は帰ってしまったが、折角なのでH君と二人でまつり会場に行ってみることにした。
湖畔の土産物店街はこじんまりしていて、昭和っぽい雰囲気。
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こういうのは好きなので、夏に改めて訪ねてみたい。

湖畔近くに下っていくと、風がものすごく強く。めちゃめちゃ寒い。
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雪像のように見えるものは、型に水をかけて凍らせて作ったような印象だった。
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入場料(協力金)は300円。
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それほど高くはなかったが、寒くてあまり外にいたくなかったので、外から眺めるだけで引き上げることにした。

近くにかかっていた赤い鉄橋は「山線鉄橋」と呼ばれる歴史ある橋だった。
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案内板によると、もともとは明治32年(1899年)に北海道官設鉄道上川線の空知川に架けられた「第一空知川橋梁」だった。
英国人技術者ボナールの設計によるものである。
その後、王子製紙がこの橋の払い下げを受け、大正13年(1924年)頃、千歳川の取水口であるこの場所に移設された。
当時、王子製紙は千歳川に建設する発電所の資材輸送を目的に、王子軽便鉄道(苫小牧~支笏湖)を敷設していた(明治41年開業)。
その後、この鉄道(通称「山線」)は建設資材や製紙用原木だけでなく、旅行者も運んだが、昭和26年(1951年)に廃止された。

鉄橋自体は「道内最古の鉄道橋」として、この場所に残されていたが、平成9年(1997年)、歩道橋として再生された。
ここも夏にまた再訪したい。
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帰りに土産物店街の路地を歩いたら、ヒメマス(チップ)料理の店があった。
ちょっと美味しそうだ。実はまだチップは食べたことがない。
夏に食べに来よう(こればっかり)。

寒さに震えながら車に戻り、時々寝落ちしながらも、H君に送ってもらった。
ガイドなしでスノーシュー登山ができたのは、またひとつ自信になった。
今後も少しずつ挑戦していきたいと思う。

【行程】2018年2月11日
駐車場(9:33)~標高320m地点(9:40着替え9:45)~標高450m地点(10:05休憩10:10)~モラップ山(10:25撮影など10:37)~林道(11:04休憩11:09)~キムンモラップ山登山口(11:28)~東屋(11:48昼食12:05)~キムンモラップ山(12:36)~東屋(12:55休憩13:01)~駐車場(13:17)
※所要時間:3時間44分(歩行時間:3時間4分)
※登った山:2座(モラップ山、キムンモラップ山)
※歩行距離:5.1km
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モラップ山(上)

【2018年2月11日(土)】モラップ山
いつも参加しているツアー会社のツアーはこの日、バリバリ山スキーの設定。
まだ山スキーには自信がないので遠慮して、自力でどこかの山にスノーシューで行くことを考えた。
支笏湖畔の背後にあるモラップ山(506m)がずっと気になっていたので、ヤマレコのレポを見てみたら、なんとか行けそうなので、隣のキムンモラップ山(478m)とセットで登ることに決めた。
高校の同級生H君を誘い、他の同窓生にも参加を募ったら、12期下のN君も参加を表明してくれた。

当日はH君に7:45に迎えに来てもらった。
天気は雪が降ったり止んだり。路面は圧雪状態。
昨日とは全然違う。
支笏湖の湖岸からは、今日登るモラップ山(右)とキムンモラップ山(左)が何とか見えた。二子山のようだ。
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N君との待ち合わせ場所である支笏湖畔駐車場には8:50に到着。
先に来ていないか、あたりを探す。
支笏湖畔では目下、氷濤まつりが開催中で、朝から団体バスが乗り着けてくる。
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北の方角には、アンテナを乗せた紋別岳(866m)が望めた。
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南に見えるのはキムンモラップ山。
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N君はまだ来ていないようなので、車に戻って待っていると、9時すぎに到着した。
H君とN君は初対面なので挨拶を交わしていた。
出発前にバス待合所で小用を済ます。
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運行しているのは中央バスだった。札幌からの便は数年前に廃止になり、今は千歳から便のみだ。
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では、全員H君の車に乗って出発。

歩き始める予定の林道入口には9:15に着いた。
一般車両通行止めの柵があったが、車が侵入した跡が残っている。
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H君は「行けるんじゃね? 山のふもとまで林道歩くのたるいよ」と言う。
ならばということで、我らも突入することにした。
道にわだちはあるものの、積雪が10cmくらいあるので、何度かタイヤが微妙に流されたが、スタッグすることなく走ることができた。
この道に駐車スペースがあるのか、Uターンできるのか、ちょっと心配だったが、入山ポイントを過ぎたすぐ先の突き当りに広いスペースがあって事なきを得た。
9:25に着いたので、これで往復1時間以上は節約できた。

早速、スノーシューを装着して
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9時半過ぎに出発。
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入山ポイントまで林道を少し戻る。
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ここは標高がちょうど300mなので、登りは標高差200mほど。
ピンクリボンのあるところから、まずはモラップ山に取り付く。
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(下山後に撮影)

前日のものと思われるトレースもあったし、雪の下は作業道ではないかと思えるような開けた場所で、とくに迷う配はなかった。
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振り向くと、紋別岳方面が見えたが、すでにガスがかかっていた。
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こちらはキムンモラップ山。
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10分も歩かないうちに、H君が「暑い」と言ってフリースを脱ぎ出した。
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今日は昨日に引き続き気温が高めだ。

雪面もトレースがあることもあり締まっている。
ラッセルの必要はほとんどなかった。
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間もなく尾根に乗った。
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すると、左からのトレースも合流。
最初から尾根を登ってきた人もいたようだ。

ここから、かなりの急登が標高差で50mほど続く。
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そのうち支笏湖が見えてきた。
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標高420mに達したあたりで傾斜がやや緩くなる。
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450mあたりで頂上台地に達し、大きく左折。
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すると、北の方角に広く展望が開けたので、しばし立ち休み。
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右手奥は千歳方面。
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眼下には幼木を植えたばかりのエリアが見えた。
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さらに進むと右手にも支笏湖が見えてきてびっくり。
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モーラップキャンプ場あたりの湾だ。
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左手にも支笏湖畔の湾が見えている。
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ここが実はモラップ山の眺望の圧巻だろう。

ゆるやかな斜面をしばらく進む。
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ちょっとした二重山稜状になっている。
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間もなく、頂上らしき場所に出たが、ここに山名板はなかった。
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三角点のある地点はもう少し先なので、トレースに沿ってさらに進むと、間もなく山名板が見えてきた。
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ふもとから1時間かからずに登頂した。

山名板は100円ショップで買ったまな板にマジックで手書きしたものだ。
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かなり新しいので、今シーズンに設置されたものかもしれない。
早速、お揃いのTシャツを披露して、「部活」。
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N君は持っていないというので、購入を薦めておいた。

キジ撃ちに行こうとしたN君がもう一つ山名板を発見した。
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こちらの方が手がこんでいて、標高も書いてある。
多少年季が入っており、こちらでも「部活」をやり直した(写真省略)。
まな板を設置した人は、山名板がないと思って持ってきたのだろうか。
ちゃんとあるのを発見して、「なんだあるじゃん」と思ったけど、折角持ってきたのだからと、くくり付けたのかもしれない。
同じところに2つ付けるくらいなら、さっき通過した真の山頂に付けて欲しかった。

さて、このままピストンで戻るのは面白くない。
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ガスってきた上にトレースはないが、ピンクリボンのあるあたりから尾根を下ることにする。
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本来なら、恵比須山(仁木町)の時のように、気持ちよく雪をかき分けて下れるのだろうが、雪の量が少なく、ササがまだ顔を出している。
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ササが隠れているところも、ササをつぶすほど雪が積もっていないので、踏み抜きがひどいし、スノーシューがササに引っかかってしまう。
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スノーシューは何年振りかだというN君は後ろで何度も転倒していた。
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こればかりは慣れなのだ。

中腹で主のような木に出会った。
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目指す方角は左前方なのだが、それだと谷に下ってしまうので、我慢して右前方に延びる尾根沿いを進んだ。
ササが多いのでコース取りが結構むずかしかった。
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途中、2回ほどスマホの地図アプリで現在地を確認。
ふもとに近いところで沢状の溝を渡り、間もなく林道に出た。
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下りに30分近くかかった。
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林道を少し進んで、道がかぎ状に曲がっているところから取り付くのが、キムンモラップ山の緩やかな尾根道への近道なのだが、ちょっと入っていける林の雰囲気ではない。
そこにトレースもなかったので、誰かが侵入した痕跡を探しながら、車を停めてある方向へしばらく歩き続けた。
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しかし、トレースはなく、見つかるのは鹿の足跡ばかり。
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かなりの数の鹿がいるらしく、この日は何度もピュンという鹿の鳴き声を聞いた。

キムンモラップ山が真横に見える位置に来た。なんか、いきなり晴れてきた。
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左手にモラップ山の尾根の登り口を発見。
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その先で、キムン側(右側)に赤いテープを見つけたが、これは植林のためのものっぽい。
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結局、モラップ山に取り付く直前に見つけたピンクリボンのところまで来てしまった。
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トレースはなかったが、作業道のようなところだったので、急登を直登しないといけないことになるが、ここから入ることにした。
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(つづく)
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美比内山(撤退)

【2018年2月12日(月)】美比内山
2月の3連休。
初日は札幌国際スキー場でスキーレッスン、中日はモラップ山(506m)へガイドなしでスノーシュー登山、最終日は無意根山系の美比内山(1071m)から大沼山(1111m)を周回するスノーシューツアーである。
夏には登れない山を2座縦走するということで、参加を申し込んだのだが、届いたタイムスケジュールを見ると、8:30出発16:30下山という8時間もの行程。
改めて地図を見ると、確かにものすごく距離がある。軽く10kmはありそうだ。
大丈夫かい、と思っていたら、当日の天気は冬型の気圧配置で日本海側は大荒れの予報。
札幌でも最低気温がマイナス10℃。
ひそかに中止の連絡が来てくれないかなあと思っていたら、前日、「ビーコンお持ちでしたら、ご持参ください」という連絡が。
ガイドのIさんは迷いなく行くつもりだ。

11日のモラップ山でかなり体力を使っていたので、この日はオリンピックも見ずに、夜8時半には寝てしまった。
翌日のために体力を回復させておかなくては。
夜中2回ほど目が覚めたが、翌朝は5時まで寝ることができた。
外を見てみると、それほど雪は積もっていないし、冷え込みも想定内。
何とかなるかも。

ツアーの車のお迎えは、近くのセブンイレブンの前に7:35だったので、7時半に家を出たら、もう到着していた。
ヤバい。待たせてしまった。
H君に聞いたら、今着いたばかりとのこと。それなら、よかった。
昨日、H君の車に財布を忘れてしまったので、ここで受け取った。
ご迷惑をおかけしました。

今日の参加者は私とH君のほかの4人はみな女性。
ラッセル要員がちょっと少ないが、仕方ない。
途中、セブンイレブンで昼食を購入。
豊滝除雪ステーションでトイレを済ませ、豊羽鉱山にある登山口には、9:20に到着。
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この時点で、すでに予定よりほぼ1時間の遅れ。
雪もしんしんと降っているし大丈夫だろうか。
相当なラッセルを強いられるはずだ。

これまでのツアーではタイツにスキーズボンを履いてきたが、今回はタイツ+冬用登山ズボン+ゴアの雨具+スパッツという装備にした。
前日のモラップ山で靴の中に雪が入ってしまったからだ。
今日は行程が長いし、雪も深いだろうから、やはり防雪を完璧にしなくては。
それと下が青で、上が黄色というコーディネートも今イチだったし。

豊羽鉱山はもう閉山になっているのに、なぜこんなに丁寧に除雪しているのか、よく分からないが、鉱山とは別に稼働している施設があるのだろう。
ゲートの手前はちょうど雪捨て場になっているようで、除雪車がひっきりなしに作業していた。

雪の降る中、手早く準備をして
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9時半前に出発。
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まずは車道をしばらく歩く。
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すぐ右手にあった建物には巨大なつららが何本もかかっていた。
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その先に、鉱山の旧坑口(豊栄坑)があった。
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覗いてみると、中に氷筍ができていた。
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出発してから10分ちょっとで、巨大な体育館のような建物の横に着いた。
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銘板を見ると、本山発電所のようだ。
屋内には豊羽鉱山山神社もあるようだ。
建物に向かって、みんなで手を合わせた。安全祈願である。

取り付きを探して、発電所の奥まで回り込んだのだが、コンクリートの壁がめぐらされていて、登れそうなところがない。
やむなく少し引き返して、壁の切れ目から一旦下って、登り始めた。
いきなりの急登だ。
Iさんが先頭でラッセル。
私が2番手につく。
H君が順番を変わろうかと言ってくれたが、今日は寒くてとても写真を撮る余裕がないので、踏み固めに専念することにした。

しばらく登ったところで、Iさんがしんどそうにしていたので、私がラッセルを買って出た。
登りではあるが、ふかふかの雪なので、短時間ならそれほどきつくもない。
でも、後ろについてくれたH君が何度も変わろうと言ってくれるので、数分で交代した。
H君は歩数を数えていたらしく、100歩でギブアップ。
「100歩で足がパンパンだよ」とぼやいていた。

再び、Iさんがトップを引く。
時折、風が吹くと、ほほがめちゃめちゃ冷たい。
この程度の風でこんなに寒いのでは、今後、北海道の冬山をやっていけるのだろうか。
今日はフェイスマスクをかぶっているのだが、フルフェイスにすると、メガネが息で曇ってしまう。
なので、布をあまり上にあげられない。
そうしているうちに冷たさには多少は慣れたが、もっと風が強く吹いたら多分耐えられない。
やはり、コンタクトを作らないと、と思った次第。

ラッセルを始めてから30分で最初の休憩。
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標高は720mほどなので、まだ120mしか登っていない。
そのうち20mは車道だ。
ここで行動食の雪印6Pチーズを食べる。

今日は最初からダウンは着ていないが、体そのものはそれほど寒くない。
でも、Iさんが気温を測ったら、マイナス20℃だった。
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やはり山の中は街中とは比較にならないくらい寒い。

じっとしていると寒くなるので5分ほどで出発。
この先は緩斜面だ。
でも、相変わらずのラッセルなので、スピードは全く上がらない。
雪の深さも軽く膝の高さくらいはある。
さらに進むとほぼ平坦になってきた。
再び、ラッセルを交代すると、Iさんは「この先は風で雪が飛んで浅いから、楽だよ」と言ってくれたが、全然浅くない。
むしろ、風で雪が締まっている分、雪が重い。
さっきのふかふか雪のラッセルとはケタ違いのしんどさだった。
100歩頑張るのが精いっぱいだった。
次にラッセル役を引き受けてくれたH君が昨日か一昨日のトレースを発見してくれた。
飛びあがって喜んだが、歩くルートを導いてくれるだけで、ラッセルの労力は全く変わらなかった。

Iさんが時々、木の枝に赤いリボンを結び付けていた。
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860m地点で二度目の休憩。
私はここでキジ撃ち。
水筒に入れてきたココアも飲んだ。
それにしても、こんな緩斜面が続くようでは、全然標高が稼げない。
この調子だと、まだまだ相当な距離を歩かないとならなそうだ。
これでは、おそらく周回は無理。せいぜい美比内山ピストンが関の山だなあ。
7分ほどで出発。
ここで薄手の手袋からスキー用の厚手の手袋に履き替えた。

後ろの女性陣から「体が温まらないし、男だけにラッセルさせるのが申し訳ないので、自分たちもラッセルしたい」という声が上がった。
「10歩くらいしかできないかもだけど」とのことだが、自分が楽をしたいためではなく、させたあげた方がいいと思った。
ラッセルの後につくと、天国のように楽なのだが、先頭のスピードが遅すぎるので、本当に寒いのだ。
少しずつラッセルをして、みんなで温まった方がいい。
ただ、実はそれほど簡単な話ではない。
ラッセルがあまりにきつくて体が温まる前にギブアップしてしまうからだ。
そんなこんなで、女性陣もそれぞれ一度だけ、ラッセルを体験。
あとは、これまで通り後ろに続いた。

標高925m地点、大きなトドマツ?の木を発見したところで、その木の下に入り、休憩。
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風をしのぐ。
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女性の一人が、手が冷たいと訴え、ミトンの手袋をIさんに借りていた。
この間に私はパンを1個急いで食べた。お腹が空いていたのだ。
ここで、スマホの地形図を見ると、美比内山へはまだ距離にして700mくらいある。
しかも頂上直下は標高差100m近い急登。
時刻はすでに12時を過ぎている。
頂上に着くには、あと1時間は軽くかかるだろう。
Iさんも本気かどうか知らないが、「もう引き返そうか。上はそうせ吹雪だし」とつぶやいている。
私もそれでもいいやと思いつつ、このペースでは登りでも寒いだろうから、ダウンを着込んだ。
メガネは何度拭いても、凍り付いてしまった。
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いよいよ出発ということになったとき、H君が「撤退だって」と言う。
びっくりしたが、内心ホッとした。
今日は1座も稼げなかったが、これ以上進むと遭難の恐れがある。
女性の手のかじかみはかなりひどいものだったからだ。
実は、私もダウンを着込む作業だけで手が冷えてしまった。

この手が手袋をしてもなかなか温まらない。
何とかしようと、手袋の中でしばらくグーをしていたら、やっと少しずつ温まってきた。
助かった。
やはりミトンがいいのかもしれない。

下りは我々が作ってきたトレースを下るだけなので、ものすごく楽だった。
それなりのスピードで歩けるので、体が温まる。
いつの間にか、手もポカポカになっていた。
急な下りは、トレースをはずれて、ふかふかの雪の中に突入したが、恵比須山の時のように軽々とではなく、かなり重かった。
深さが半端ないからだ。
段差のあるところで、お尻をついてしまったので、そのまま尻すべりを試みたが、雪にまみれただけだった。
その時、手袋の手首から雪が入ってしまったが、もう手は温まっていたので、手袋を脱いで、雪をほろっても冷たくならなかった。

山神社のある建物の前まで下りてきたのが13:05。
2時間半かけて登ってきた道を、たった40分で下ってしまった。
あっけないくらいだった。
あとは車道歩きなので、ここでスノーシューを外した。
ストックに掛けて肩に背負って歩く。
道には10cm近い雪が積もっていたが、その下はアイスバーンで滑るので、十分注意した。

ここまで下りてきてホッとしたものの、撤退したことは事実で、皆さんの歩く姿は疲れもあって敗残兵のよう。
何回かツアーで一緒になっているAさんはしもやけになったのか、顔が真っ赤。
H君が「もう1杯ひっかけたんですか」とからかっていた。
彼女はツアーの風呂の後、いつも500ccのビールを飲む酒豪なのだ。

一般車両通行止めのゲートをくぐって
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13:20頃、車に到着。
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他に車が2台あった。
彼らは大沼山に登ったのだろうか。
と思っていたら、ちょうど下りてきたところだった。
おそらく撤退したのだろう。彼らはスキーだったから、帰りは滑れたはずだ。

帰りの車の中で、パンを1個食べた。
H君は、すあまやドライフルーツ、チーかまを分けてくれた。
温泉は、いつも言っている「ホテル山水」が、閉館を控えているからか、駐車場からして混んでいたので、小金湯に転戦。
一昨日も入ったばかりの「まつの湯」で入浴した。
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露天風呂からの雪景色が最高だったが、相変わらずお湯はどぶくさかった。
単純硫黄泉なのだが、この匂いもここの特徴なのだろう。

ゆっくり温まって、午後3時に出発。
15:50に自宅に到着した。
いろいろと勉強になった山行だった。

【行程】2018年2月12日
登山口(9:28)~豊羽鉱山山神社(9:46)~標高720m地点(10:17休憩10:22)~標高860m地点(11:15休憩11:22)~標高925m地点(12:07休憩12:23)~山神社(13:05スノーシュー着脱13:08)~登山口(13:19)
※所要時間:3時間51分(歩行時間3時間20分)
※登った山:なし
※歩行距離:5.8km
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三菱山

【2018年2月3日(土)】三菱山
ばんけいスキー場(札幌市)のある山が盤渓山だと思い込んでいたのだが、ヤマレコで調べてみると全く別の山であった。
すると、この山は何というのか。
これも調べてみたら、三菱山(482m)という山であることが分かった。
山名が付いていてよかったし、頂上には山名板もあるようだ。
これで、ばんけいスキー場に行くモチベーションがかなり高まった。

この日は午後2時から打合せが入っていたので、午後1時までには帰宅していたい。
そうなると、もうばんけいしか選択肢はない。
ごく近場で、下りにも時間がかからない(ゲレンデを滑るので)からだ。
回数券がまだたくさん残っているので、時間があったら何回か滑ろうと思っていたのだが、思いのほか、登りに手間取り、結果的にリフトに乗る余裕は全くなかった。

自宅を9時半頃出発し、スキー場に着いたのは10時すぎ。
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ウエストハウスで地図を求めたら、スキー場の地図にシールウォーキングのコースを書き込んでくれた。
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前回は上から滑ってきて途中からコースに入ったが、今回は最初から歩き始めた。
こんな札があるのを初めて知った。
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専用のコースなのだが、すぐにゲレンデに出てしまう。
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でも、その後またすぐ、林の中へと入っていく。
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このあたりは前回も歩いた部分だ。
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緩斜面は難なく歩けるが
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急斜面が難しい。
実は、ばんけいスキー場のHPに、シールスキーの歩き方の動画があったので予め見ておいた。急斜面では、かかとの角度を変えることができることを、その動画で勉強したので、試してみた。
確かに歩きやすくなったのだが、ビンディングの設定を緩斜面用、急斜面用に変えるのがものすごく面倒くさい。
緩斜面用に戻すには、かかとのビンディングを上げないといけないのだが、ストックでやろうとすると、すぐにストックが短くなってしまう。
(後日、O君に聞いてみたら、私のやり方が間違っていたことを知った)
それとは別に、かなりの急斜面を直登しようとしたら、負荷がかかり過ぎたのか、ビンディングが外れて転倒してしまった。
どうもシールの抵抗力も落ちているような気がする。

そんなこんなで汗びっしょりだ。
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わりと厚着をしていたので、長袖を1枚脱ぐことにした。

左前方に三菱山の頂上が見えてきた。
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今回の標高差は280mほどである。

40分近くかかってやっと前回、登攀を諦めた地点にたどり着いた。
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ここからは未知の道だ。
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基本的には、トレースをたどっていく。
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ところどころ、トレースが分かれている。
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ちょっと薄日が差す瞬間もあった。
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ちょっと傾斜がきつくなると、トレース上では何となくシールが効きにくいので、誰も歩いていないところを進んだ。
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この方が後ずさりしないで済むのだ。

ちょっと重いが、トレースを歩くよりも気持ちいい。
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この標識のあるところから先はゲレンデを歩くことになる。
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緩斜面だし、とても楽ちんだ。
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木々の隙間からスキー場下の駐車場などが見える。
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一応、流れとは逆行する形になるので、皆さんの邪魔にならないようにする。
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左手の立ち木が切れたところから札幌市街がすっきりと見えた。
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窪んでいるところが、小別沢トンネルが貫通する峠である。
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奥三角山(354m)方面の山並み。
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駐車場の向こうに見えるコの字形の建物は、介護老人保健施設「けあ・ばんけい」。
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リフトの山頂駅近くまで来ると、藻岩山(531m)も見えてきた。
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ばんけいスキー場はそれほど標高差があるわけではないが、市街地に近いし、かなり賑わっている。
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山頂駅にたどり着いた。
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ここからウォーキングコースは右へと大きく屈曲する。
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かつてはゲレンデだったのかなと思えるほど開けた道だ。
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右手に手稲山(1023m)が見えてきた。
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あそこにも今年中に行かなくては。
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砥石山(827m)方面。
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ありゃ、まだ上があるのに、山頂に標識が。
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これでは満足できず、さらに前進すると、何かの遺構が現れた。
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これは明らかに廃棄されたリフトではないか。
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やはり、今登ってきたのは、かつてのゲレンデだったわけだ。
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とにかく、ここは眺めが素晴らしい。
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リフトのケーブルに邪魔されず、藻岩山が眺められる。電線が邪魔だけど。
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札幌の中心街。JRタワーや市役所、全日空ホテルも見える。
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雪の積もった山上の廃墟というのも、なかなか味わい深い。
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恵庭岳(1320m)がこんなにくっきり見えるなんて。
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その左に紋別岳(866m)。
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5mほどの段差を登って、真の山頂に到着。
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手づくりの山名板があって、よかった。
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頂上から見下ろした、リフトの残骸。
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廃止したのは、ここから滑らせるには狭すぎたからかもしれない。

改めて、山頂からの藻岩山。
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見馴れた澄川からの眺めとは正反対なので、形が全然違う。

小林峠の西斜面だが、ここもかつてはスキー場だったのかしら。
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調べてみると、ここは「コバワールドスキー場」だったらしい。
1970年に「コバランドスキー場」としてオープンし、89年のリニューアルに際して名称が変更されたとのこと。
「コバ」は小林峠のコバではなく、経営者の名前が小林だったからということらしい。
コバワールドはいつの時点か廃業し、現在は通年利用できる「ノベル・マウンテンパーク」が営業しているようだが、誰かがいるようには見えなかった。

南の方角の山並み。右奥に紋別岳。
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転じて、北東方面。
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三角山(311m)の向こうは増毛山地か。
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山の手の高層マンション群。
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札幌の中心部。
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撮影が一段落したところで、ココアブレイク。
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ちなみに、ばんけいスキー場は、パチンコ店を展開する太陽グループの100%子会社「札幌ばんけい」の経営だそうだ。
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右奥は樺戸三山。
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アップにしてみよう。中央がピンネシリ(1100m)。
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それでは下山するとしましょう。
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廃墟のあるところまで下りて、スキーをスキーモードで装着。
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あとは2.2kmのゲレンデを13分かけて下り、本日の山行は終了。
ちゃんと午後1時前には帰宅することができた。
それにしても、登りに1時間半近くもかかるとは思わなかった。
ちゃんと、急斜面の登り方を教わらなくては。

【行程】2018年2月3日
登山口(10:16)~ゲレンデ合流地点(11:10)~リフト山頂駅(11:22)~三菱山(11:38撮影・休憩11:52)~登山口(12:05)
※所要時間:1時間49分(歩行時間:1時間30分)
※登った山:1座(三菱山)
※歩行距離:4.4km
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稲穂嶺

【2018年1月28日(日)】稲穂嶺
この日は、高校の同級生H君、Yさんとともに、おなじみIさんのガイドツアー。
仁木町と共和町の境界をなす稲穂嶺(565m)にスノーシューで登る。
今回のお客さんは6人。うち4人が医者というインテリ度の高いパーティーとなった。

7時半に待ち合わせ場所の札幌駅北口へ。
いつもより地下鉄が2本遅れて、お待たせしてしまった。
札幌は晴れていたが、西に向かうに従い、雪が降ってきた。
登山口の函館本線銀山駅には9時半過ぎに到着。
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駐車場には、すでに車が4~5台停まっていた。
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準備をして、9:48に出発。いきなり線路を横断する。
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曇ってはいるが、幸い、雪はほぼ止んだ。
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銀山駅西側の斜面を登る。
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男4人、女3人なので、踏み固め役として男が先頭グループ。
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すぐにドイツトウヒの森へと入る。
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急坂を7分ほど登って、尾根に出た。
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この後は、253m標高点方向を目指し、尾根伝いに進む。
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右手がちょっと開けた。
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ゴアの下にダウンを着込んできたので、暑くなってきた。
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Iさんが説明のため立ち止まった時、「ちょっとすいません」と言って、お着替え。
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「Kさん、それは暑いわ」とIさんに言われてしまった。
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ついでにH君も、ここで1枚脱いだ。

間もなく地形図には表記されていない林道に出た。
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すると、正面の斜面に雪崩の断層が見えてきた。
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真っ白な稜線も見える。
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雪崩危険地帯を通過するので、30mくらい離れて歩いてくれとIさんから指示があった。
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ちょっとドキドキする。
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確かに、この谷は雪崩の通り道だ。
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先頭のIさんのあたりまで行けば、安全地帯。
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なんと、この危険な斜面を登っていくトレースがあった。
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Iさんも呆れ顔だ。
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こんな雪玉が自然に転がってくるような斜面なのに。
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シュプールも残っていた。
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女性たちも間隔をおいて続いてくる。
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振り返ると、小さな断層も確認できた。
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あそこにも。
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Iさんは雪を掘って、雪崩の危険性があるか確認。
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その結果、やはり上下で不連続の層があったので、この斜面は危険と判断。
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林道をしばらくそのまま進むことにした。
それなりに遠回りになるが、もちろん安全第一だ。

間もなく、銀山地区の盆地が見えてきたあたりで
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林道を外れて、疎林の中に入っていく。
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H君は尻すべり用のそりを持ってきている。うらやましい。通販で買ったとのことだ。
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緩斜面にように見えるが、意外にきつい。
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やっと、本当に緩やかになった。
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銀山駅から50分ほど登ってきたところで小休止。
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Iさんは、アライグマの毛皮を尻敷きにしていた。
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5分ほどで出発。
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右手に稲穂峠方面の山々を望む。
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標高420mを超えると、いきなり開けた。
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遠望はきかないが、眼下の盆地がよく見える。
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このあたりは、夏はササ原なのだろうか。
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左手の反射板のある山が銀山(641m)。
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右前方には、目指す稲穂嶺の頂上が見えてきた。
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距離は少しあるが、標高差はもう100mもなさそうだ。
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引き続き、雪原を進軍。
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普段は風が強いのか、雪はそれほど深くない。
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この前登った大黒山はガスって見えなかった。
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北の方角の山々。
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吹きさらしなのに風がそれほど強くないので助かる。
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ただ、かなり気温は低く、顔が冷たいので、目出し帽をかぶってみたら、メガネが曇ってしまったので、襟巻代わりに使った。
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頂上に向かって黙々と登っていく。
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もしかしたら、北海道は冬にこんな感じで登れるので、あまり夏道が発達しないのではないか、と思ったりした。
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今、歩いてきた斜面を振り返る。
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緩やかなようで、直登すると、それなりの傾斜がある。
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ところどころに孤立する木々を見送りつつ進む。
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銀山地区は余市川が作った平地である。
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再び、銀山の頂。
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ダケカンバの諸君。
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さあ、もうすぐそこが頂上だ。
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事前の情報通り、山名板は見当たらなかった。残念。
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それはともかく、頂上は猛烈な風だ。
しかも、Iさんの温度計によれば、気温はマイナス16℃だという。
体感温度はマイナス25℃近いのではないか。寒いはずだ。
とても耐えられないので、急いで記念撮影。
高校の同期3人で撮ったが、寒いのでお揃いTシャツでの「部活」は止めておいた。
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おらは風が冷たくて顔が真っ赤だ。

早々に下山を始めると、頂上直下でBCスキーのグループが準備中だった。
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斜面を傷付けないよう、彼らが滑走を始めるのを、しばらく待つ。
でも、もう少し時間がかかるようだし、我々の下山路とは違う斜面を滑るとのことなので、こちらも下り始めることにした。
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急斜面なので、H君は早速そりで尻すべり。
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私はとりあえず歩いて下った。
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多少の尻セードをして、あっという間に平坦面まで下ってきた。
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振り返ると、同期のYさんがマイペースで下りてくる。
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いい斜面だが、ここは雪崩の心配はないのかな。
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林の中の落ち着いた場所で昼食。
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美しい風景だ。
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本日のランチは、セブンイレブンの豆腐ときのこのあんかけ風拉麺。温まった。
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20分弱で出発。
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主のような木を見上げながら進む。
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下りはトレースなど関係なく、雪をかきわけて歩く。
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順番もバラバラ。
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というわけで、トレースは何本も。
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結構スピードも出た。
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このペースだと、かなり早く下山できそうだ。
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実は靴がちょっと大きめなのだが、靴下を2つ重ね履きしているので、勢いよく下ってもフィット感は乱れなかった。
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間もなく、登りで使った林道に合流。
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今回のルートは風船形で、完全ピストンでも完全周回でもなかった。
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というわけで、12時半には銀山駅に着いてしまった。
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せっかくなので、ここで改めて部活。
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3時間足らずの山行だった。

この日は午後5時半から札幌で用があったので、お風呂はパス。
Iさんに余市駅まで送ってもらい、そこからはJRで帰ることにした。
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雪の余市駅ホーム。
DSC_2107_20180210194446c4c.jpg

20分ほど待って、13:45発の小樽行きに乗車。
DSC_2110_2018021019441610a.jpg
急に仕事が入ったというMさんとの一緒の帰路となった。
彼はシーカヤックに慣れ親しんできた人らしい。
わりと混んでいたが、幸い座れた。

小樽には14:11着。
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20分ほどの待ち合わせで、14:30発快速エアポート150号に乗り換え。
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札幌には15:02に到着した。
夕方の行事には余裕で間に合った。
今回はかなり軽めのスノーシューだった。

【行程】2018年1月28日
銀山駅(9:48)~林道地点(10:00着替え10:05)~林道カーブ(10:20雪質調査10:24)~標高380m地点(10:39休憩10:45)~頂上(11:30撮影11:34)~急斜面上(11:36待機11:41)~標高450m地点(11:48昼食12:06)~銀山駅(12:34)
※所要時間:2時間46分(歩行時間:2時間4分)
※登った山:1座(稲穂嶺)
※歩行距離:4.4km
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