山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

仙丈ヶ岳(4)

【2016年7月10日(日)】仙丈ヶ岳
馬の背ヒュッテの朝は4:10に目が覚めた。
すでに部屋に明かりが差し込んでいる。
窓から外を見ると、甲斐駒ヶ岳(2967m)の背後が朝焼けに染まっていた。
すでに、外に出てご来光を待っている人もいる。
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ザックに入れておいた一眼レフのカメラを取り出し、私も外に飛び出す。
う~ん、いい色だ。
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甲斐駒の右に横たわるのは奥秩父のシルエットである。
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今日は最高に天気になるなあ。
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昨日、中止せずに雨の中を歩いてきてほんとによかった。

部屋に戻ると回りの人もほぼ起きていたので、荷物を整えて、パッキングを開始。
4:40頃の御来光は窓から拝んだ。
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ちょうど甲斐駒と奥秩父の接点から日が昇った。

皆さんも満足気だ。
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5時からの朝食は、ふつうの山小屋風。
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お代わりもせず、さくっと食べ、外に出て水場で歯磨き。

昨日は見えなかった小仙丈ヶ岳(2864m)方面の稜線が見えた。
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小屋の人によると、ここからはちょうど木の陰に隠れて仙丈ヶ岳(3033m)の頂上は見えないとのことだった。
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水を補給して、玄関内でストレッチ。気温は8℃だ。
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5時半には出発の準備が整った。
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いざ出発である。
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シナノキンバイのお見送り。
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稜線までは、ややきつい登り。
でも、すぐに仙丈の山頂や仙丈小屋が見えてきて、テンションが高まる。
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シカ柵も何のその。
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間もなく全容が姿を現してきた。
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こちらは小仙丈の西斜面。
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ダケカンバが複雑な形をして勢力を伸ばしている。
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ハイマツも繁殖力旺盛だ。
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10分ほどで稜線に乗った。
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ここは馬ノ背(2736m)を経て、南アルプス林道に出る丹渓新道との分岐になっている。
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いずれ、あちら側も歩いてみたい

分岐を左折して、尾根道を進む。
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このあたりにもシカ柵が設けられている。
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正式には植生保護柵というらしい。
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そのおかげか、ヨツバシオガマが一輪咲いていた。
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ふと振り返ると、まさに文字通りの馬ノ背が横たわっていた。
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その右に見えるシルエットは八ヶ岳。
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左の雲海のはるか向こうには妙高山(2454m)まで見えるではないか。
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そのさらに左には北アルプス。白馬三山だ。
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ナナカマドも満開。
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足元にはタカネスミレの群落が迎えてくれた。
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森林限界も近づいてきたようだ。
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と思った途端、いきなり開けて、中央アルプスや北アルプスの大展望が広がった。
これから歩く稜線が一望。
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ヒュッテから見えていた稜線も全容を現した。
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全体像はこうなっていたのか。
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振り返れば、甲斐駒と摩利支天の雄姿。
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右手には中央アルプス。宝剣岳(中央左、2931m)と木曽駒ヶ岳(中央右、2956m)が丸見えではないか。中央は伊那前岳(2883m)。
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その左には空木岳(右、2864m)と南駒ヶ岳(左、2841m)。
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うわ~御嶽山(3067m)も!
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これは乗鞍岳(3026m)。手前は経ヶ岳(2296m)だ。
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そして、もちろん真打ち、槍穂高。
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再び、白馬三山(右)と五竜岳(2814m)に鹿島槍ヶ岳(左、2889m)。
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妙高山(2454m)と火打山(2462m)。
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蓼科山(右、2531m)。
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奥は北八ツ。左手前は鋸岳(2685m)の末端、横岳(2142m)。
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その右には、なんと浅間山(2568m)まで。
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「いやあ~、この山はいいわ」と大声を出したら、小屋で一緒だった単独女性がちょうど追いついてきたところで、非常に恥ずかしかった。

もう頂上は目の前に見える。
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南アルプスの女王にしては荒々しい側面も。
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カールの下は緑のじゅうたんを敷き詰めたようだ。
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北アルプスは乗鞍から白馬三山など北の端まで一直線に見える。
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鋸岳(左端)と八ヶ岳のギザギザが重なって見えるもの、実に格好いい。
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深く切れ込んでいるコルは中ノ川乗越。

これが薮沢カールの全容。
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その末端に立つ仙丈小屋。再訪する時があったらここに泊まってみたい。
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ハクサンシャクナゲが朝露に濡れて美しい。
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こちらは咲き終わった方々。
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わ~ダイナミック。
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そろそろカールに向けて這い上がっていく。
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ハイマツは赤い実がなるんだ。
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仙丈から西に延びる稜線。
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ちょっと広い場所に出た。
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キャンプをする人がいるのか、警告の看板があった。
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まずは、あそこまで。
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再び中央アルプスと御嶽山。
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その北の端に構えるのは大棚入山(2375m)。
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雲海にぽつんと浮かぶのは、美和湖の西の稜線。
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雲海の底に沈む伊那谷の町並みが垣間見えた。
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いったん下って自らハイマツの海に沈む。
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幕営禁止地点を振り返る。もちろん、禁止されているのはここだけじゃないんだけど。
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手前から、馬ノ背、鋸岳、八ヶ岳、浅間山。
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当たり前だが、この配列はここからしか拝めない。
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甲斐駒と八ヶ岳の両雄をこうして見られることにも感謝したい。
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薮沢カールを取り囲むピークの一つ。
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その斜面を見上げる。
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蓼科山を望むと、この角度からだと、同じようなピークが並んで面白い。
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ハイマツを掻き分け、掻き分け進む。
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足元は完全なガレ場となった。
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それでも展望は失われない。
馬ノ背が大きくカーブしているので龍の背のようだ。
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後続の方々も同じ景色を満喫していることだろう。
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シナノキンバイとナナカマドも昨日と違って明るく見えた。
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(つづく)
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