山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

仙丈ヶ岳(3)

【2016年7月9日(土)】仙丈ヶ岳
五合目の薮沢大滝ノ頭から45分ほどで薮沢の本流に達した。
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それなりの水量があったが、靴は濡らさないで済んだ。
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ていうか、もう雨で濡れているのだが。

振り返ると、またあの女性。私とほぼ同じペースだ。
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ここは沢を遡って行ってはいけないらしい。
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渡った先は薮沢コースとの分岐になっている。
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ただし、薮沢コースは雪が解け切っていないらしく、まだ開通していない。
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当方は当然ながら、馬の背ヒュッテに向かう。
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右手に見えた涸れ沢。
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この先は登りになる。
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標高差60mほどなのだが、五合目から先はずっと平らと思い込んでいた身にはややきつかった。

まだシャクナゲが咲いていて、びっくり。
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霧にけぶる薮沢。
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植生保護のために鹿ネットの間を抜けていく。
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おお、やっと小屋が見えた。
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結局本降りにならないまま、3時間弱で馬の背ヒュッテに到着。やれやれ助かった。
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「真田丸」で堀田作兵衛を演じていた藤本隆宏似の小屋番さんが迎えてくれた。
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この日の宿泊者数を聞いたら、19人とのこと(その後、予約なしの6人組が飛び込んできて、25人になった)。
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(屋内はかなり新しい)

混むんじゃないかと心配していたが、それなら、ちゃんと布団1人分確保できそうだ。
まだ梅雨時で、しかもこんな天気だったので、客足も延びなかったのだろう。
1泊2食8500円。案内されたのは最上階(3階)の部屋で、布団はすでに10組くらい敷かれていた。
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女子ばかりの部屋だったが、いいのだろうか。

すぐに1階の乾燥室に戻り、濡れたものを干して、必要なものだけ取り出して寝床に運ぶ。
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ここは、ザックは部屋に持ち込まないのがルールらしい。
更衣室があったが暗くて狭かったので、使わなかった。
着替えは、誰もいない隙を盗んで、部屋で済ませた。
ふる○んになってパンツまで着替えたのだから、我ながら勇気がある。
でも、おかげでゆっくり体を拭く暇がなく、べとつき感がずっと残った。
水が豊富なのは分かっていたので、タオルを濡らして、体を拭こうと思っていたのだが、女性の多い部屋なので、そこまではできなかった。

トイレが屋外なのがちょっと不便。
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でも、清潔で臭いもなかった。

トイレの近くに見たことのない花が咲いていたので、たまたま居合わせた小屋番の人に聞いてみたら、ハクサンフウロだという。
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こんなにしおれたというか、下を向いているハクサンフウロは初めて見た。
彼によると、雨のときはしぼんでしまうが、晴れるとぱっと開くという。
虫が受粉にやってくる可能性がない時は、下を向いて休んでいるのだろうか。

水場の場所も確認。
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外にも快適そうなベンチがあったが、さすがに今日は使用者はいない。
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改めて見ると、ログハウス風のかなり立派な小屋である。
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さて、ようやく落ち着いた。食堂に繰り出そう。
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夕食の5時半まではまだ1時間もあるので、ビールを飲んでしまおう。
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缶ビール600円、生ビール900円だが、ここはやはりケチケチせず生でしょう。
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中ジョッキで出てきた。
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(一口飲んでしまった)
つまみは持ち込みで、チーかまとあられ。

気持ちよく飲んでいると、帳場からストーブが出てきた。
私はすでに置いてあるストーブに近い場所にいて暑くて、1枚脱いでいたくらいだから、そんなのを追加されてはかなわない。
彼らはたぶん帳場が暑くなったので、食堂に持ってきたのだろうが、「ここは大丈夫なので、乾燥室に置いたらどうですか」と提案。そうしてもらった。
「暑くして、生ビールをたくさん注文してもらおうという作戦で~す」などと明るく言って、笑いをとっていたので、「ちゃんとお代わりしますから、安心してください」と答え、ストーブの追加だけは勘弁してもらうようお願いした。
というわけで、もう1杯。すっかり酔っぱらってしまった。
ついでに、仙丈ヶ岳(3033m)の馬の背ヒュッテオリジナルバッジ(500円)も購入。
結構散財してしまった(笑)。

17:20くらいになって、夕食の準備をするので、いったん部屋に引き上げてくれとの号令。
もちろん指示に従う。
再び、呼ばれて下りると、メニューはカレーであった。
ここはカツカレーで有名な小屋らしいのだが、今日はカツではなくウインナーだった。
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となりの女子2人組は「ウインナーね」とぼそっと言っていた。
やはりカツを期待していたのだろう。
でも、カレーそのものはボリュームもあって、とてもおいしかった。

小屋番の説明によると、この日が今シーズン営業初日とのこと。
おお、そんな日に泊まることになるとは。
だから、トイレも清潔だったのかな。
食事中、いろいろとオリジナルグッズのセールストークがあったが、これほどイヤミな感じではなかった。
カレーはご飯を3分の1ほどおかわりしたが、ビールを飲んでいたこともあり、お腹いっぱいになった。
今日の運動量(3時間、標高差600m)でこの食事量では、たぶん太ってしまっただろう。

食後、部屋に戻ったが、もうすることはない。
外は雨足が強くなっている気がするが、たぶん明日は晴れてくれるだろう。
寝具は小さな枕がまだ乾ききっておらず、とても使えないので、積んである予備の毛布をまるめて枕にした。
掛け布団は毛布3枚あてがわれていたが、2枚で十分暖かかった。

なんだかんだで7時すぎには目を閉じた気がする。
消灯の8時にパッと電気が消えて、その瞬間意識が戻った。
夜中2時すぎにトイレに出たら、天の川が見えるほどの満天の星。
しばらく見上げていたが、カシオペア座しか分からなかった。
明日はいい天気になりそうだ。安心して布団に戻った。

【行程】2016年7月9日
北沢峠(13:07)~(着替え3分)~一合目(13:26)~(着替え5分)~二合目(13:46)~三合目(14:16)~四合目(14:34)~五合目(14:58)~薮沢小屋(15:32見学15:34)~馬の背ヒュッテ(15:59)
※所要時間:2時間52分(歩行時間:2時間40分)コースタイム:3時間
※登った山:1座(薮沢大滝ノ頭)
※歩行距離:3.4km

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