山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

富士山(9)

【2016年7月3日(日)】富士山
須走口を下山中。
八合目の江戸屋を通過して振り返ると、みな江戸屋の前を通って、吉田口に向かっている。
ここが須走口と吉田口の分岐点になっているのだ。
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こちらに下ってくる人はほとんどいない。ちょっと優越感。

と思ったら、1人いた。
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何度見ても中湖の眺めは美しいなあ。
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ブルドーザー道には入らないよう、ロープが張られている。
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それに従い、左に進路を取る。
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振り返ると、富士山ホテルと江戸屋。
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この道は登下山兼用だ。
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雨が降ると、この溝に水が流れるのだろう。
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ぽつんと遭難者慰霊碑が立っている。
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たくさんの鈴が供えられていた。

眼下に本七合目の見晴館が迫ってきた。
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ここもまだ営業していない雰囲気だ。
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小屋の回りは石垣や階段が整備されている。
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ちょうど登ってきた単独男性に挨拶。
「(風が)ひどいですね~」
「上はもっとすごいですか」
「たぶん頂上は常時(風速)30mだと思います。昨日登ったんですが、今日は昨日よりひどいです」
「そうですか」
そんな会話を交わしたが、もちろん彼は引き返すことはなかった。

この人以外にも、須走口を登って来る人は少なくない。
頂上には早くもガスがかかり始めているし、止めた方がいいのにと思うが、みんな行けるところまで行かないと気が済まないだろうから、余計なことは言わない。
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鳥居をくぐって、さらに高度を下げる。
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泊まった小屋から200m以上下ってきたが、頭痛は一向に治まらない。
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高度が低くなれば、すぐ治るというものでもないのか。
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雲海はまだ元気だ。
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見晴館はなかなかしっかりした小屋だった。
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シーズンはこのルートもかなり賑わうに違いない。

だんだん溶岩の露出度が増してきた。
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溶岩で築いた石垣の隙間からたくましく植物が生えている。
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白い花はヤマハタザオ。

砂礫地に咲いているのは、オノエイタドリ。
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やっと不毛の地から脱出したらしい。
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しかし、やはりすごい風だ。
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さらに高度を下げていく。
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近づいてきたのは、七合目太陽館。
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須走口は、若干整備が追い付いていない箇所が散見される。
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また一人登って行った。
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すぐ先に標識が見える。
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須走口七合目であった。標高は2920m。
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いよいよ3000mを切った。

富士吉田市街と三ツ峠山(1785m)。
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このあたりは溶岩流の痕跡が激しい。
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七合目太陽館に着いた。
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何だか、片付いていない雰囲気だ。
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売店はひっそりと営業中。
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でも「立入禁止」。

中にいたおばちゃんと窓越しに目が合ったので、小さく会釈。
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小屋破損のため、宿泊は7月20日からとお断りが貼り出されている。
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トイレ使用料も赤字のため500円に値上げしたとか。
事情は分からないでもないが、使用する側にとって500円はいかにも高い。
結局、使用する人が少なくなって、収入も逆に減るのではないか。
と言うか、本当に500円も払う人がいるのだろうか。
なかなか難しいところだ。

とくに休憩はせずに通過。
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だいぶ緑が濃くなってきた。
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登ってくる人も増えてきた。あまり、いいことはない気がするのだが。
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頂上付近はすっかりガスで見えなくなってしまったもの。
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河口湖が見える角度もだんだん変わってきた。
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「山と高原地図」に「ザクザクした道」と紹介されているあたり。
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黒い溶岩と緑のイタドリのコントラストが美しい。
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駐車場にはあれだけの車が駐まっているので、まだ続々と登ってくるだろう。
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砂礫地をつづら折りに下っていく。
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手作りの小さな鳥居があった。
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ただの石に、よだれ掛けのようなものを巻いているが、これが神様なのか。
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長い参道があり
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傍らには廿六夜塔が立っていた。
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山中湖にもだいぶ近づいてきた気がする。
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このあたりはずっと、手すり的にロープが張られている。
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「山と高原地図」にある「小屋跡」らしき場所まで来た。
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石垣の痕跡が残っている。
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背後には風を避けられそうな大岩が覆いかぶさっている。
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いよいよ登山道以外は一面の緑になってきた。
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小屋跡に残るケルン。
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おお、愛鷹山塊も見えてきた。
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左手には、須走のブルドーザー道が見える。
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山中湖にとうとう雲が進出してきた。
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見えてきたのは本六合目の瀬戸館。
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灌木帯に入ってきた。
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路面が溶岩むき出しの場所も。
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おお、明るくなってきた。何とか晴れてほしいものだ。
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中央に連なるのは道志山塊。
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ヤマハタザオの群落。
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津波のような雲が押し寄せている。
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道自体が深くえぐれてきた。
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本六合目瀬戸館に到着。
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駅のホームにあるベンチがいっぱい。
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ここもすでに営業中。
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宿泊もOKのようだ。
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ここで外人さんとすれ違い、挨拶を交わす。
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頂上は少し晴れてきたのだろうか。
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さあ、緑の世界に一変した。
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瀬戸館を後にする。
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(つづく)
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