山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

富士山(8)

【2016年7月2日(土)】富士山
山小屋で夕食を食べ終え、午後6時前にもう一度外に出てみた。
山頂付近はすっかり雲に覆われている。
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この時間になっても登っていく人がいることにびっくり。
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御来光館に泊まる方々だろうか。
まさか頂上で野宿して御来光を見るつもりなわけではあるまい。

山に街灯があることにも、ちょっとびっくり。さすが富士山だ。
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河口湖と山中湖は眠りにつこうとしている。
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丹沢はすっかり布団の中に入ってしまった。
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床に戻り、スマホをいじったり、地図を見たりしていたが、18時半には寝てしまうことにした。
しかし、すでに猛烈ないびきをかいている人が隣にいて、なかなか寝付けない。

仕方ないので、19時半頃、外に出て、夜景を撮影。
東京方面も見えたが、富士吉田の扇型の夜景も美しかった。
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この時間になっても活動している人がいることに驚く。
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結局寝付けたのは21時過ぎだろうか。
耳栓が全く効かないのも、珍しい。
夜中の1時にもう一度トイレに起きたが、風は依然として吹き荒れている。
この調子では、やはり再登頂はむずかしそうだ。
ヤマテンでも明日は1日中、風速が20m近い予報だったし。

この時、実は軽い頭痛を生じていて、ちょっと不安になった。
やはり高山病の症状だろうか。明日は、やっぱりすぐ下山だな。
諦め気分でシュラフに潜り込んだ。

【行程】2016年7月2日
富士山五合目(7:57)~泉ヶ滝(8:10)~佐藤小屋(8:22)~経ヶ岳(8:42)~下山道出口(9:09)~七合目花小屋(9:49)~本七合目鳥居荘(10:22)~八合目太子館(11:09昼食・トイレ11:30)~白雲荘(12:02休憩12:11)~本八合目(12:46)~九合目(13:30)~富士山頂奥宮(13:59)~大日岳(14:18)~奥宮(14:21休憩14:31)~九合目(14:46)~本八合目上江戸屋(15:07)
※所要時間:7時間10分(歩行時間:6時間25分)コースタイム:7時間15分
※登った山:2座(経ヶ岳、大日岳)
※歩行距離:8.0km

【2016年7月3日(日)】富士山
朝2時くらいから回りがごそごそし始めた。
それは気にならないのだが、相変わらずお隣さんの激しいいびきは続く。
このあとは小刻みに寝た感じだ。
3時すぎには御来光を頂上で見る人が出かけてしまい、すっかり寝室は静かになった。
いびきの人も出かけたようだ。
これでやっとゆっくり眠れるのだが、一応、私も御来光は見られるなら見たい。
日の出は4時半とのことなので、4時前に置きて、まずはパッキングを済ます。
誰もいないので、音を立てることに気兼ねしなくていい。

4時過ぎ、外に出てみた。
丹沢方面は今日も雲海に沈んでいる。
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空には、不気味な雲が浮かんでいた。
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山中湖は西にしっぽのような雲を引きずっている。
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神秘的なたたずまいだ。
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1枚に収めるとこうなる。
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富士吉田はまだ夜景の状態。
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振り返ると、山頂を目指す登山者のヘッドライトが揺れていた。
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まだ御来光には時間がかかりそうなので、いったん小屋の中に戻る。
お湯を買って(500ccで300円)、アルファ米にお湯を投入。
朝食の準備を済ませる。

4:15頃、もう一度外に出て、日の出を待つ。
他にも大勢の方が外に出て、東の空を見つめている。
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わずか10分でさっきより随分明るくなった。
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富士吉田もだんだん目覚めつつある。
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甲府盆地は雲海の下。
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振り仰ぐと、御来光館が見える。
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なんだか雲がすごいぞ。
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まるでUFOの編隊みたいだ。
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さあ、いよいよだろうか。
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う~ん、でもこれはちょっとはっきりしない日の出になりそうだ。
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それより雲の方がすごい。
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米SF映画「インデペンデンスデイ」のようだ。
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すっきり太陽の形が見えるタイプではなかったが、一応4:29くらいに御来光を拝むことができた。
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こんな感じなので、「お~」という歓声も、拍手も湧き起らなかった。
私は静かに柏手を打って、本日の無事下山を祈願した。

日の出後の雲の動きにも注目。
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雲の向こうに、うっすら相模湾と江ノ島を確認することができた。
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山中湖の景観は怖いほど幻想的だ。
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富士山を照らすモルゲンロートを確認して、再び中に入る。
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休憩スペースに腰掛けて朝食をいただく。
15分くらい経っていたので、アルファ米もちょうどほぐれた頃合いだ。
フリーズドライの親子丼をかけて、出来上がり。
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御飯の量は朝にしても多めなので、頑張って食べた。
この休憩スペースには「飲食物持ち込み禁止」との張り紙があった。
でも、ガスを使っての自炊ではなく、お湯もここで買ったものだから、目をつむっていただけるだろう。
厳密に禁止したら、行動食も持ち込んではいけないことになる。

最後のパッキングも済ませ、念入りにストレッチをして5時前に出発。
と思ったが、朝はあたりの色が刻一刻と変化する。
それを見ているだけでも楽しいので、再びしばしの撮影タイム。
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これは山で朝を迎えなければ見ることができない。
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幾重にも連なる日本の山並み。右奥は大岳山(1267m)。
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その右手。中央は御正体山(1682m)。
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三島方面は完全な雲海。
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箱根の山はちょっとだけ見える。突起は矢倉岳(870m)か。
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丹沢方面はだいぶ見えてきた。右端は大山(1252m)。
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振り返ると、御来光を拝んだ登山者が早くも下ってくるのが見える。
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頂上はすっかりガスがかかってしまった。
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これでは、お鉢巡りをしても意味がない。
もともと風が強くて、すでに行く気ははいけれど。
それにまだ軽く頭痛がする。

中央は鹿留山(1632m)のシルエット。
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須走口方面。
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5時も過ぎたので、そろそろ出発。
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江戸屋の裏側を下りる。
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すぐ下に富士山ホテル。
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山中湖が鏡のように輝いている。
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上からは続々下ってくる。
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まさに行列だ。
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ここは3400m。
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展望を楽しみながらの下山となる。
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下山路はわりと膝にやさしい道だ。
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どこかの惑星みたい。ここも惑星だけど。
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丹沢に向かって、波のように押し寄せる雲。
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三国山あたりにぶつかって、跳ね上がっている。
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間もなく下江戸屋分岐。ここが須走口と吉田口の分かれ道となる。
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昨日立てた計画通り、須走口を下山する。
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あっちに行くと吉田口。
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須走口の最初の小屋は、私の泊まった「胸突江戸屋」と系列なのか、同じ名前の「江戸屋」。
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ダウンを着ていたのでさすがに暑くなってきた。ここでゴアだけになった。
ただ、風は昨日以上に強かった。

(つづく)
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