山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

富士山(7)

【2016年7月2日(土)】富士山
大日岳を往復して、吉田口頂上に戻ってきた。
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一応、頂上からの眺めも押さえておく。
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小屋のところで、facebookメッセージの返信をして下山開始。
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すこし下ると風も若干弱まったが、相変わらず5~10mほどの風は常時吹いている。
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それにしても、ひどかった。
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あんな強風は冬の八ヶ岳以来だ。
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下りは下山道ではなく、登山道を使った。
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下山道だと、風をもろに受けて砂嵐になりそうだったからだ。
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ピストンは嫌だが、もう好き嫌いなど言ってられない状況である。
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登山道は浮石も結構あったが、リズムよく下ることができた。
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下り始めたら、少しガスが出てきた。
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下山道を下る方々が遠望できる。
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頂上から15分で九合目の迎久須志神社を通過。
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どんどんガスが上ってきた。早めに登っておいてよかった。
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改めて、富士山の表面を観察しておく。
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赤い溶岩と黒い溶岩が半々といったところか。
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こうして見ると、今日中に五合目まで下れないことはなさそうだが、明日風が収まれば、もう一度登って、お鉢巡りをしたいので、やはり思いとどまる。
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もう3時近いが、まだ登ってくる人がいる。
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この方々は日帰りなのだろうか。下りで泊まる私のような人はあまりいないだろう。

御来光館前をしぶしぶ通過。
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とりあえず江戸屋を目指す。
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下山道はかなり急そうだ。
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あっちを歩いてみればよかったかなあ。
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というわけで、午後3時すぎに本八合目に到着。
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迷うことなく、御来光の向きに近い、江戸屋に飛び込む。
「江戸屋」の法被をきた長髪のお兄さんに「今日泊まれますか」と声をかける。
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「ご予約はしてありますか」
「いいえ、してません」ときっぱり。
でも、空きがあったようで、ちゃんと寝床は確保することができた。
「9300円になります。お弁当は要りますか」
「それって、朝食のことですか」
「はい、そうです」
「だったらいいです。それ抜きだといくらですか」
「8300円です」
というわけで、1泊1食で泊まることにした。
手持ちの食料は、アルファ米とフリーズドライの親子丼、あんぱん1個に焼き鳥の缶詰、ゆで卵1個、アーモンドチョコ。
昼前には下山できるはずだから、十分足りるだろう。

案内されたのは奥の部屋の2段ベッドの一番手前。
東向きの窓に近いので、寝床からでも御来光を確かめられるので、ありがたい。
でも、こんな強風なのに、部屋の中に熱がこもるのを避けるためか、窓があけっぱなしだったので、寝床の敷布団が砂でザラザラ。
一生懸命、手で払った。
掛け布団は寝袋だった。
お兄さんは「普段はこの幅ですが、今日は少しはみ出してもいいです」と言ってくれた。
それはまたありがたい。今日はそんなに混まない見込みなのだろう。
まずはトイレ。ここは外の人200円、宿泊者も1回1回100円を募金箱に入れないといけないシステム。
私のような「近い」人間にはちょっとつらい。
一応手を洗う場所もあったが、手洗いは3秒以内とあった。
3秒以内で顔も洗ってしまう。

5~6時くらいには他のお客さんやツアー客も来るというので、彼らが来ないうちに、ウエットティッシュで体を拭き、急いで着替える。
着替えが終了したところで、まずは登頂の祝杯をあげなければ。
350ccの缶ビールが600円。
高いけど、ここは富士山の山頂に近い場所なのだから仕方あるまい。
本当は外で景色を見ながら飲みたいのだが、風が強いので無理。
外で写真だけ撮って、屋内の休憩スペースに戻って飲む。
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つまみを持ってくればよかった。
今朝セブンイレブンのくじで引き当てたコーヒーゼリーをつまみ代わりにする。
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飲みながら、明日のコースを検討する。
問題は風だ。もしこの風が収まらなかったら、もう頂上は諦めて下山しよう。
真っすぐ下っても面白くないので、須走口に下りることにした。
五合目まで下りてしまうと吉田口の駐車場に戻るのが大変だが、六合目にちょうど吉田口と須走口を結ぶトラバース道がある。
このコース取りなら、ピストンしないで済むし、須走口の小屋コレクションもできる。
一石二鳥だ。
しかし、それでも4時間で駐車場に着いてしまう。
5時に下り始めたとして9時。
それで帰宅してしまうのは、いかにももったいない。

というわけで、下山後の登山についても検討した。
昨年、宝永山を登った翌日、本栖湖に近いパノラマ台と仏峠をつなごうとして、暑さのため途中で断念してしまったが、その残りのコースを歩くことにした。
本栖湖の浩庵荘前から中ノ倉峠に登り、中ノ倉山(1247m)を経由して仏峠から本栖湖いこいの村キャンプ場に下りるコース。3時間半ほどのコースタイムだ。
ちょうどいい。
これで、富士五湖北岸の御坂山塊の稜線はかなりつながることになる。

30分ほどで飲み終わってしまったが、夕食の5時までまだ45分もある。
風を我慢して、少し外の景色を撮影しよう。
相模湾からはどんどん雲が押し寄せている。
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富士吉田はまだ大丈夫。
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中央右の小さな突起は、釈迦ヶ岳(1641m)。
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その向こうは奥秩父主稜線。中央は国師ヶ岳(2592m)だ。

八ヶ岳は今日はずっと雲の中。
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樹海の中に点々と存在する、あのハゲはいったい何だろう。
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うう、寒い。もう小屋に戻ろう。
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一応、屋内もちょっと撮っておいた。さすがに神棚は富士浅間神社。
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いったん寝床に入って、しばらく地図を見ながら時間をつぶす。
5時前に再び、ベッドから下り、食事スペースへ。
並んでいる食事の数をみると、今夜の宿泊はこの時点で、私を含め26人。
その内訳は、ツアー客12人+ガイド2人、3人組が2組と2人組に単独が私を含め2人、初回の食事にあぶれた外人2人の計26人。
この後、5人組が到着したが、脇に弁当が30個近く置いてある。
さらにこれだけ来るのだろうか。
(結局は来なかったところを見ると、朝食だけ受け取るツアー客が翌朝立ち寄ったのか)

向かいに座ったのは単独男性。年は40歳くらいか。
ふだんから登山をしている人ではないらしい。
私が「本当は穂高に行くつもりだったんです」と言ったら、「ホタカって何県にあるんですか」と聞き返されたくらいだから間違いない。
10年ほど前に軽装で富士山に来たら、高山病でひどい頭痛になり登頂を断念したことがあったそう。
今回はそのリベンジだそうだ。
富士山だけは登るという、こういう人が案外多いのだろう。
ただ今回も、大阪から夜通し下の道を運転してきて、五合目に朝5時半に到着。
仮眠もとらずに登り始め、昼頃にここまでたどり着いて、とうとうダウン。
ここに泊まることにして、明日山頂を目指すとのこと。
昼過ぎからずっと横になっていたが、人の出入りもあり、あまり眠れなかったそうだ。
「泊まるつもりはなかったんですけど、だめでした」
と言うことは、昨夜から一睡もしないで富士山を日帰りで登下山するつもりだったのだろうか。
う~ん、リベンジにしてはあまりに学習が足りない。
本格的に登山しない人ってこんなもんなんだろうか。

となりに座っていた家族連れはお父さんと小学校低学年の娘と息子。
息子さんは明らかに高山病の症状で、夕食どころか、今まで食べたものを食卓に吐いていた。
子供は大人より高山病になりやすい。
子連れで富士山に登る親も多いし、問題なく登れる子も多いのだろうが、親がかなり山に慣れていない場合は止めた方がいいと思う。
とくに子供が2人とも重篤な高山病になったら、どうするのか。
1人で2人を抱えて下りるのは無理である。よく考えてほしい。

それはともかく、食事のメニューはカレーとハンバーグとポテトサラダ。
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ご飯の量が極端に少ない。おかわりもない様子。
これではすぐにお腹が空いてしまいそうだ。
となりのテーブルのガイドさんの説明を聞くともなく聞いていたら、食後30分は寝ないでくださいとのこと。
そっか、食べ物の消化で酸素が必要なのに、寝てしまったら、酸素の供給量が減ってしまい、高山病のもとになるからだ。
さすがに6時前には寝ないと思うが、気をつけよう。

食後は寝床に戻る。
17:45に新たに5人組到着。
下段の8人スペースを利用するようだった。

(つづく)
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