山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

雁坂峠(1)

【2016年6月26日(日)】雁坂峠
昨夜から甲武信小屋に宿泊している。
夜中1時半に目が覚めた。ちょっと頭が痛い。昨夜はやはり飲み過ぎたか。
お腹の調子もよくないので、今夜2度目だがトイレに行った。
しばらく座り込んだが、なかなか出てこない。
ウサギの糞みたいのが、5~6粒ほど出ただけだった。
諦めて、布団に戻る。
またすぐに眠れて、気が付いたら、ちょうど皆ごそごそし始めた頃だった。
隣のO君に時間を聞くと、なんと4:45とのこと。
5時に朝食なので、急いでパッキングを済ませる。
御来光を見に再び山頂に行くこともありかと思っていたが、O君にその気は全くなかったみたいだ。
私も前回見ているし、それほど執着はないので、たっぷり眠れてよかった。

1階に下りて、朝食。男はだいたい起き抜けは口数が少ないものだ。
O君も私も無言のまま、質素な食事を済ませる。
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出来合いの茶碗蒸しと味付けのり、梅干、お新香、味噌汁のみ。

食後は深夜のリベンジ。今度はしっかり出たので助かった。
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歯を磨いて、ストレッチ。
気温は6℃。スタート時は一応ゴアを着ておこう。
水を500ccだけ補給して、5:45に出発。
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出がけに、同宿していた山岳ガイドの山田哲哉さんに玄関前で話しかけられた。
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「雁坂を下るなら、渡渉地点に橋がなくて、分かりにくいので気を付けてください」
「あ、そうなんですか。分かりました。ありがとうございます」
一緒に写真を撮ってもらうのを忘れてしまった。

日はもうそこそこ高く昇っている。
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木賊山(2469m)は登らずに巻く道を行く。
ここから雁坂峠までは前回歩いたのと同じ道だ。
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テントポールを忘れて小屋に泊まった女の子は木賊山経由でまっすぐ下るようだ。
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巻き道は登り基調だが、それほどきつくない。
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15分かからずに木賊山への分岐に到着。
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ここはもちろん休まずに通過する。
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分岐からは若干平らな道が続く。
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間もなく、岩が目立つようになってきた。
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こんなに岩があったっけ? と記憶と違うことにと戸惑いがち。
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一度歩いたコースでも3年経てば、かなり記憶が薄れているものだ。
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とにかく、もったいないことに300mも下らなければならない。
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まだ体が起きていないので、転倒などに気をつけなければ。
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下り始めて間もなく、右手に富士山が見えた。
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今日は朝から機嫌が良さそうだ。

しかし倒木は相変わらず。
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道はシャクナゲのトンネルだが、みんな花を落としている。
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そのおかげで、シャクナゲは花の後に葉っぱが出てくるものだということを初めて知った。
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どうも、写真の色が気に入らないので、モードをプレミアムオートからベストショットに変えてみた。
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お、なんかいい感じではないか。
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これなら目で見ている色に近い。
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問題は風景を撮る時に、遠景と近景の露出が全く合わず、近景に合わせると、遠景が白く飛んでしまうことだ。
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まあ、とにかく我慢するしかない。

結構、急な下りになってきた。スリップ注意だ。
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しばらく下ったところで、比較的若い3人組とすれ違った。
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鞍部の破風岳避難小屋に泊まっんだろうか。
この日は昨日とは違い、この縦走路で7~8組の方々とすれ違った。

時々覗く風景を楽しみながら下る。
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道はだんだんえぐれてきて、ますますシャクナゲのトンネルになる。
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花が咲いていた時はどんなに華やかだったことだろう。
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このあたりは、随分若葉も成長している。
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不意にサイノ河原に出た。
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前回は滝雲が流れて見えなかった西破風山(2318m)が大きく目の前に現れた。

富士山の上に厚い大きな雲が浮かんでいる。
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遠く秩父方面の山並み。
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右はたぶん和名倉山(2036m)。左のピラミッドは武甲山(1304m)だろうか。
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これを書いているのは、山行からひと月も経ってしまった後なので、どの方角を写したのか覚えていない。
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でも、写真は十文字峠から栃本に下る稜線のような気がする。

眼下に、道の駅みとみが近くにある広瀬湖。
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その背後のどっしりした山容は倉掛山(1777m)。

富士山の雪渓はすでにわずか1本になっている。
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水晶山(2158m)の奥に見えるのは飛龍山(2077m)だろうか。
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木賊山を振り返る。
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縞枯れ現象がみられた。

ちょっと暑くなってきたので、ここでゴアを脱ぐ。O君はなんと半袖になってしまった。
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ここサイノ河原は岩の造形も面白かった。
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どれ、そろそろ出発するとしよう。
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名残を惜しみつつ
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再び、シャクナゲのトンネルへ入っていく。
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O君は今日は最初から膝の具合が悪かったらしい。
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いきなり300mの下りだったので、それが応えたのだろう。よく耐えていた。
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縞枯れ帯を通過。
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お、シャクナゲの花が一輪落ちていた。運がいい。
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その上には、こんなに成長したシャクナゲの若葉。
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それにしても、道が随分えぐれているなあ。
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再び、縞枯れ。
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冬枯れのように展望が開けているので富士山が見えてしまう。
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縞枯れは八ヶ岳だけの現象ではないことを改めて確認した。
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広瀬湖のアップ。
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縞枯れの倒木を越えて、さらに下る。
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なんだか荒れた感じだ。
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同じ奥秩父でも、昨日のルートとは雰囲気が随分違う。
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盛んに萌え始めているのはコバイケイソウではなくバイケイソウか。
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立ち枯れの林が意外に長く続く。
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ちゃんと更新してくれますように。
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林床はササになってきた。
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このあたり、なんだかいい感じ。
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木が細いまま倒れているのが、若干気になるが
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この広大なササ原は奥秩父のもう一つの顔と言っていい。
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富士山の手前の甲府盆地も見えてきた。
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2141標高点は左から巻いていく。
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あとは避難小屋のある鞍部まで一気に下る。
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間もなく、鞍部の笹平に出た。
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(つづく)
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