山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

甲武信ヶ岳(5)

【2016年6月25日(土)】甲武信ヶ岳
甲武信ヶ岳(2475m)の山頂から甲武信小屋に向かって下っている。
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さっき抜いていった、おばさんがしきりに森の中を覗きこんで何か探している。
それで、またまたこちらが先に行く形になったのだが、O君の膝が限界のようで、かなりゆっくりの下りとなった。
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この女性とは夕食で同席したので、その時に聞いてみたら、ヒメイワカガミを探していたとのことだった。
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あともう少し。O君頑張れ。
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正面に木賊山(2469m)。
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鞍部まで下ってくるとハート形の水たまりがあった。
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午後3時半前に、ようやく小屋に到着。
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前回と違い、今回は女性の方が受付をしてくれた。
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1泊2食付きで8100円。

中に入ってみて、以前ここに泊まった時のことを思い出した。
そうだ、確かに寝室は2階だった。
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我々にあてがわれたのは、1番と2番。布団1枚分の広さは確保されていた。
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でも壁をよく見ると、すこしずつずれた番号が別にあったり、1番ごとにABと分けたりする場合もあるようだ。
宿泊者数によって、1人分のスペースを変えて、詰め込んでいるということだ。
この日は宿泊20数人ほどで2階はほぼ満床のように見えたが、収容人員120人というので、混雑時はもっと詰め込むのだろう。
2階はそんなに入れたら床が抜けてしまいそうに思えるが。

1番だから一番端っこかと思ったら、0番という番号もあり、そこには先客の単独男性がいた。
60歳くらいだろうか。千葉県の150人くらいの山岳会に入っており、グループ山行の下見に来たのだとか。
最近どこがよかったですかと聞かれたので、「前白根山がよかった」と答えた。
実際よかったのは間違いないのだが、あの急登を考えると、あまりお勧めするべきではなかったか。

とにかく、便所の洗面所でタオルを濡らして体を拭き、部屋に戻って、下着から何からすべて着替えた。
部屋には女性もいたが、布団の山で隠して、ふる○んになった。
さっぱりしたところで、ちょっと周辺を散策。
小屋の一段下はテン場になっている。
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一段上には「荒川源流の碑」。
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源流はここから400m東にあるというから、かなり下ったところだ。

この扉の奥は、「山と高原地図」に出ている甲武信ヶ岳の巻き道だろうか。
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これは古い。昭和2年に甲斐山岳会が建立した遭難追悼碑がある。
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こちらは昭和28年建立の「奥秩父遭難者慰霊碑」。
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そこから俯瞰した甲武信小屋。
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さて、戻りましょうか。
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いよいよお待ちかねのビールだ。350cc1缶550円。こんなもんだろう。
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O君は外で呑むというので、いったん戻って、ダウンを着込む。
大弛小屋の温度計では12℃だったが、ここは16℃。
でもどんどん気温は下がっている気がする。

持参したナッツと珍味をつまみに乾杯。
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う~ん、やはり山でのビールはうまい。

飲んでいるうちに、薄着のO君が寒くなってきたようで、早々に小屋内に退散。
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座布団が敷いてあるコの字形のベンチに腰掛け、再開する。
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O君は早くも持参したウイスキーを飲みだした。
そうしている間にも、どんどんお客さんが入ってくる。
その中に、山岳ガイドの山田哲哉さんがいて、びっくり。
4~5人率いて、沢を登ってきたらしい。
みんなで乾杯したあと、「山田さんですよね」と声をかけたら、「あ、分かりますか」と喜んでくれた。
「ええ、著書も読みましたよ」
「ほんとですか。ありがとうございます。どうやって?」
「もちろん書店で買いました」(本当です)
そんなことから話が盛り上がり、食事前の楽しい宴会となった。
山田さんは去年からネパールでのトレッキングを始めたようで、それを盛んにPRしていた。
確か38万7000円(37万8000円だったか?)で、アンナプルナに近い何とかという山に登れるという。
すると、いつの間にか混じっていたさっきの女性が「38万もあれば、北海道や屋久島に何度も行けるわ」とあまり乗り気ではなかったが、山田さんの熱心な営業トークは続いた。

そうこうしているうちに5時半となり夕食の時間。
メニューはここの名物カレー(写真を撮ったはずだが、行方不明に)。
山田さん&ツアー客は特別扱いで、少し後に厨房で食事をした様子。
我々はさっきの女性も含め4人でテーブルを囲み、山談義に花を咲かせながら、にぎやかな夕食となった。
食後は以前泊まった時と同じビデオや民放の山番組を見せられ、しばらく見ていたが、再び女性陣との会話に混じり、8時の消灯まで。
私の持参した焼酎、彼女の持参したワイン、O君のウイスキーもみんなで飲み干し、売店で1000円ウイスキーを買って振舞った。
いつの間にか話に混じっていた若い女性は、テン泊のつもりで登ってきたが、ポールを忘れて、やむなく小屋泊になってしまったのだとか。
しかもガスストーブも忘れてしまったので、フリーズドライを戻すため、小屋にお湯を借りたのだそう。
この日は雨の予報だったので出かけるつもりはなかったのだが、朝起きたら止んでいたので、あわてて出てきたら、いくつも忘れ物をしてしまったらしい。
しかし、若いとは言え(30歳くらいか)、女子1人でテントを担いで登ってくるのは大したものだ。
最近のテントは軽いが、テン泊するとなると、テントだけでなく、マットにシュラフ、食料にガスも必要で、かなりの重量になる。1泊でも軽く10kgは超えるだろう。
帰りに風呂に寄るなら、風呂道具に着替えも必要。
まあ、小屋に泊まれば、みんなとお話しもできるから、損ばかりではないでしょう。
途中から、我々の輪に山田さんも加わり、名刺までいただいた。
私も持っていけばよかったかな。

8時消灯なので寝室に戻る。
スマホを充電器に接続したが充電中のシグナルが点灯しない。
まさか充電器が空ということはあるまい。
時々接触がおかしくなるコードが完全にいかれてしまったのか。
どうしても充電できないので、諦めるしかなかった。
これがケチの3つ目。
スマホは貴重な時計代わりなのだが、節電のため電源を落とすしかない。
これで明日は山旅ロガーが使えない。
せめて歩行距離が知りたいのだが、それも諦めるしかないのだろう。
がっかりして就寝。
布団は毛布と掛布団。カビくさい匂いもなく問題なし。
耳栓をして即沈没した。
10時半に目が覚めてトイレへ。
戻って即沈して、次に目が覚めた時は、もうそろそろ夜が明ける時間じゃないかなと思ったが、スマホの電源を入れてみるとまだ1時半だった。
ちょっとお腹の調子がよくないので、朝から出ていない「大」のトライに行ったが、うさぎの糞みたいのが数粒でただけだった。

【行程】2016年6月25日
大弛峠(8:46)~前国師(9:25)~国師ヶ岳(9:37休憩・撮影9:42)~(10:23休憩10:33)~国師ノタル(11:12昼食11:32)~東梓(12:11)~両門ノ頭(12:53撮影・休憩13:06)~富士見(13:33)~水師(14:05休憩14:11)~毛木平分岐(14:23)~甲武信ヶ岳(14:45撮影15:03)~甲武信小屋(15:20)
※所要時間:6時間34分(歩行時間:5時間22分)コースタイム:6時間10分
※登った山:7座(うち新規3座:東梓、両門ノ頭、富士見)
※歩行距離:10.0km
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