山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

前白根山(2)

【2016年5月22日(日)】前白根山
前白根山(2373m)への登山道から外れて、外山(2204m)に登頂した。
鞍部から8分ほどだった。
と言っても、樹木が生い茂っていて、頂上がどこかははっきりとは分からなかった。
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東側が開けていて、眺望は抜群だった。
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左から大真名子山(2375m)、女峰山(2483m)、太郎山(2368m)。

眼下は湯ノ湖。
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その左に於呂倶羅山(2020m)。右手前の平らな山体は三ツ岳(1945m)。その手前に湯元温泉街。
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それぞれを望遠で。
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温泉ヶ岳(2333m)の東の稜線。
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金精道路(国道120号線)などなど。
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さて登山道に戻ろう。
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だが、さっき確認しておいた踏み跡のリボンが見あたらない。
山頂周辺をかなりうろついたのだが、ない。

こんな写真を撮っているバヤイじゃないのだが。
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何度か、あちこち行ったり来たりを繰り返して、やっと踏み跡を発見。
その道をたどって下っていくと、登りの時なぜ、踏み跡を見失ってしまったかが分かった。
このかすかな踏み跡はヤブの中に通じていたので、思わず開けた方に進んでしまったのだ。
それがここだ。
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左奥に行くべきだったのに、安易に右に進んでしまったようだ。

とにかく踏み跡を見つけて、ひと安心。
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登りに8分だったのに、下りに10分もかかり、往復に20分も費やしてしまった。
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もう少し距離があったら、かなり苦労していただろう。
やはりルートファインディングは難しい。

気を取り直して、登山道を進む。
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ここからは、ほぼ尾根沿いに登っていく。
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このあたりでも、タカネザクラが咲いていた。
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これはダケカンバだろう。不思議な形に成長したものだ。
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結構傾斜があるが、さっきまでの急登に比べれば、屁でもない。
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冬に歩いた記憶がある傾斜だ。
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コバイケイソウ。
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雪洞を掘ったのは、このあたりの斜面だっただろうか。
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だとしたら、この先は未知の道。ぐいぐい登っていく。
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左手の斜面にはコバイケイソウの群落が発達していた。
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こちらはシャクナゲの赤ちゃん。
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振り返ると、外山(左)と男体山(2486m)のシルエット。
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おお、前方に大きな雪渓が見えてきた。
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こういうのを見ると、春山に登っているなあという実感が湧いてくる。

間もなく、白根沢分岐を通過。
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ここを右折すれば、白根沢を通ってゲレンデまで下ることができる。
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道は白根沢の最上流部をトラバースする。
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やはり雪渓はうれしい。
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コバイケイソウも、このあたりではまだ赤ちゃん。
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涸れた白根沢を渡渉する。
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雪解けが早かった場所は、それだけ成長も早い。
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いやあ、春らしい道だ。るんるんしてくる。
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ここはわざと雪の上を歩く。
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固く締まっているので、踏み抜くことはない。
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去年だったら、まだ全体が雪山だっただろう。
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外山鞍部から30分かからずに、天狗平に到着。
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ここで、しばし立ち休み。
すると、単独男性が追いついてきた。
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追い抜かされないうちに天狗平を後にする。
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標高も2200mを超え、さらに残雪が目立ってきた。
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山頂手前のピークは巻いていく。
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前方に見えるは頂上から延びる支尾根。
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その右には温泉ヶ岳(右)から北西へ延びる稜線。左は根名草山(2330m)。
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あれれ、もう頂上台地に出た。
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ここで道は右に屈曲。
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ちょっと、後ろを振り返る。
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頂上台地だと思ったら、まだ先があった。
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道理で早すぎると思った。
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しかし、気持ちのいい高原状の道だ。
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このあたりもコバイケイソウの大群落。
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またまた日光連山が見えてきた。
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男体山や女峰山など役者がそろっている。
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おっと、これは見事な雪渓。
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横に長く続いている。
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爪先を蹴り込みながら進む。
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なかなか分厚いではないか。
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この雪渓を乗り越えて見えた光景に思わず、生つばを呑んだ。
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日光白根山(2578m)が全く想像もしていなかった姿で出現したのである。
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この山を何度も遠くから眺めてきたが、4年前に登った時は雨のため、間近からその姿を見ることはできなかった。
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実に火山ドームらしい山容だ。
この感激は、おそらく今年のベスト3に入るだろう。
いや、今までの登山歴の中でも、ベスト3に入れてもいいくらいのインパクトだった。

私はこのピークを勝手に、前々白根山と名付けた。
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前方に見えるのは前白根山のピーク。
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北西の鞍部の先に見えるピラミッドは笠ヶ岳(2057m)。その右奥の残雪の山はおそらく巻機山(1967m)。
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日光白根山の手前左に延びる稜線のピークは白根隠山(2410m)。
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「山と高原地図」に登山道は書かれていないが、森林限界に達しており、普通に歩けそうだ。

大きな感動を胸に前白根山に向かう。
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絶景ルートである。
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白根隠山の左には白桧岳(2394m)が続いている。
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これは白根山と前白根山のコラボ。
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いや、何枚撮っても、シャッターを押す指が止まらない。
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何度も立ち止まるものだから、とうとう天狗平で近づいてきた人に抜かれてしまった。
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少し興奮を抑えなければ。
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とりあえず樹林帯は心穏やかに歩ける。
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というかダケカンバの林も見事じゃないか。
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稜線で風が強いはずなのに幹が傾いていないのが不思議。
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東斜面には雪渓が残る。
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ああ、またあそこで展望が開けてしまう~
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正面の饅頭が前白根山。
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左奥に白桧岳。まだ、あのあたりは冬枯れのままだ。
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右前方は温泉ヶ岳。
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さあ、前白根山頂上は目前だ。
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(つづく)

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