山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

刈込湖・切込湖(上)

【2016年5月21日(土)】刈込湖・切込湖
右足首を骨折したのは昨年の1月。
冬の前白根山(2373m)に雪洞訓練に行った時のことだ。
あの日は風が強くて登頂は断念。スキー場のゲレンデまで下りてきての出来事だった。
それだけに、いずれちゃんと登らなくてはと思っていた。
あれから1年と4か月。
やっと、そんな時期が来た気がして、この週末は奥日光に足を運ぶことにした。
初日は、刈込湖・切込湖で足慣らし。翌日、湯元から前白根山、五色山を周回する計画だ。

東京8:08発の山形行きつばさ127号に乗車。
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宇都宮には9:01到着。駅西口のトヨタでレンタカーを借りる。
ここは駐車場と事務所が離れていて、駐車場を先に発見したものだから、事務所にたどり着くのに苦労した。
とにかく手続きを済ませて出発。一路、奥日光を目指す。天気も上々である。

いろは坂や中禅寺湖畔を快調に飛ばし、湯滝の駐車場に着いたのは10:50頃。
ここは有料で1回500円取られる。これは覚悟の上だ。
そこそこ車は駐まっていたが、混雑しているほどではない。
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ストレッチをしていると、団体のおじさんたちが滝の方からやってきて、「あ~こわい、こわい」と言っている。
あ、北海道の人だ、と一瞬で分かってしまった。
「こわい」は「疲れた」という意味の北海道弁だ。

サンドイッチをつまんで、トイレを済ませ、11時すぎに出発。
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すぐそこに滝見のレストハウスがある。
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この看板に生つばごっくん。
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きゃ~うまそう。
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まだろくに歩いてもいないのに買ってしまった。
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美味じゃ。朝食が早かったので、少々お腹が空いていたのだ。

滝つぼを見下ろすと、なんと棹をふるっている人が。
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ここでアユを釣っているのだろうか。だとしたら、究極の地産地消だ。

とにかくアユの塩焼きを頬張りながら、滝見物。
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前回、秋に来た時は水量が少なかったが、この時期はやはり雪解け水もあって豊富だ。
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華厳の滝、竜頭の滝と並んで日光3名瀑の一つである。
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さすがに大迫力。落差50m、幅25mもある。
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滝のそばに「晃山湯瀑記碑」がたたずんでいた。
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説明は、この案内板をご覧下さい。
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ここから滝の落差分、階段を登る。
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もうアズマシャクナゲが咲いていた。白い花びらが可憐だ。
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階段はけっこうきつい。歩き始めだから、調子に乗らないようにしなくては。
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木々の間からも湯滝は見える。
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国道の近くまで登ってくると、やっと平坦になった。
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湯滝の落ち口。水が跳ねている。
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奥に見えるのは、中禅寺湖の北岸に位置する高山(1668m)かしら。
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湯ノ湖に出た。
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湖畔の国道は何度も通っているが、湖をゆっくり鑑賞したことはなかった。
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だから、今回は湯元温泉ではなく、湯滝スタートにしたのだ。
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正面の凹みは金精峠。その左の荒々しい突起が金精山(2244m)。右は温泉ヶ岳(2333m)。

その左は外山(2204m)。
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この山は登山道から離れているが、明日ピークハントするつもりだ。

この橋を渡ると、湯ノ湖一周ができるが、今回は時間の都合により省略。
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湖面は標高1475mほどあり、まだ新緑の季節である。
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岸辺は火山性の湖らしい景観だ。
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では、湖岸の道を進む。
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この湖に明治初期からたくさんの魚が放流されてきたらしい。
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現在釣れるのは、マス系。
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いきなり、目の前で放流作業が行われていた。
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のんびりと木道を歩く。
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外山から前白根山方面。
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木漏れ日のすがすがしいハイキングだ。
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おや、マガモさん。
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歩くにつれて、山が見える角度も違ってくる。
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お、今度はコイかな。動きがにぶい、水温が温泉で高いから、のぼせているのか。
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半島の兎島へは遠回りになるので今回はパス。
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湖面は鏡のように静かだ。
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半島のくびれ部を通過する。
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すぐ先に葛西善蔵の文学碑。
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「秋ぐみの 紅きをかめば 酸くしぶく タネあるもかなし おせいもかなし」
葛西善蔵(1887~1928年)は大正13年(1924年)9月、湯元温泉の「板屋旅館」に投宿。ひと月ほどで私小説「湖畔日記」を書き上げた。
その文中にある歌で、おせいとは愛人のことらしい。

おお、トウゴクミツバツツジも色鮮やか。
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湯元温泉が近づいてきた。
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歩きやすい散歩道だ。
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湖畔に日光湯元レストハウス。
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外山がなかなか格好よく見える。
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これは五色山方面。
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金精山。
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遊歩道が終わって、湯元温泉街に着いた。
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さわやかな高原の雰囲気だ。
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温泉街に入っていく。
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あちこちで源泉が湧いている。
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これは河原湯。
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飲んではいけません。
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こちらは温泉ではなく清水。
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湯元温泉の発見は、日光開山の祖である勝道上人(735~817年)とされる。
日光連山を修行の場としていた修験者が古くから利用していたそうだ。
江戸時代には、ここ河原湯をはじめとして自在湯、笹湯、御所湯など8湯あり、浴槽は11か所あった。
明治に入ると、鶴湯と蓼湯が加わり10湯になったが、現在それらはなくなり、温泉街北側にある湿地帯の源泉が利用されているとのこと。

私の好きな廃屋。南間売店。
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右手に温泉神社があったが、階段が延々続いていたので通過。
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ここには、緞子湯がかつてあったようだ。
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その向かいには、湯元温泉で最も古い老舗と言われる「湯守釜屋旅館」。
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その奥に、「紫雲苑」。
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さらに北に進むと、源泉のある湿原地帯に入る。
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ここに来るのは、1年2か月ぶり。前回は3月だったので、まだ雪原だった。

奥にはいくつもの小屋がしつらえてある。
それぞれ、宿の源泉なのだろう。
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温泉はあちこちから、ふつふつと湧いている。
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このゆらゆら揺れているヒルみたいな動物(植物?)はなんだろう。
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かなり気色悪い。

源泉はかなりきつい硫黄泉で、温度は78℃。毎分626㍑湧出しているとのこと。
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源泉見学を終えて、いよいよ登山道に入る。
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(つづく)
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