山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

大峯(5)

【2016年5月15日(日)】弥山
前夜から狼平避難小屋前のテン場に泊まっている。
朝は5時ごろに起床。もうTさんが起きて朝食の準備を始めてくれていた。
早いのはだいたい男性陣、遅れて女性陣が眠い顔をして集まってくるといった具合。
朝食は昨日の鍋の残りにうどんを追加して、軽めに済ます。
米も担いできたが、それを炊くほどのことはなかった。
こんな感じで、朝食はそれぞれのペースで終了。
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本日の弥山・八経ヶ岳縦走にはTさんは不参加。
今回初めて知ったのだが、八経ヶ岳(1915m)は大峯山の最高峰で日本百名山ということになる。
Tさんは、百名山登頂はバリエーションルートでと自らに縛りをかけているので、今回の一般登山道ルートはパスする意向のようだ。
我々が戻ってくるまでの間にテントを撤収して、みんなのザックも見張っていてくれるというので、お願いすることにした。

6時には全員準備完了。Tさんに手を振って出発する。
私がリーダーに指名されてしまった。
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スタートから木の階段。
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みな、昨日とは違い、アタックザックなので身軽だ。
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背後の日裏山(1725m)が朝日に照らされている。
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道は沢に沿って登っていく。
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階段は徐々に急になる。
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歩きやすいとも言えるが、ついペースが速くなりがちなので気をつけないといけない。
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こんな崩落の跡もあった。
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振り向くと、頂仙岳(1718m)の鋭い尖塔が姿を現した。
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階段はなおも延々と続く。
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これはブナの若葉かな。
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このあたりはブナ林なので。
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頂仙岳には帰りに登らなければならない。
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Mさんが付き合ってくれるというので、単独行動ではなくなり、気が楽になった。
リーダーだけ別行動というのも憚られたからだ。

高崎横手出合の鞍部の向こうに、いくつか山が見えてきたが、依然として同定不能。
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登り始めて30分弱で、尾根に乗り、傾斜が緩やかになった。
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八ヶ岳の縞枯れ現象のように立ち枯れた木々が林立している。
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正面の突起は大黒岩のピーク(1819m)。
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左手にかかっていた雲が何となくとれてきた。
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間もなく巨大な岩が出現。
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これが大黒岩だ。
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「山と高原地図」には、登山道から離れたピークにあるように書かれていたが、ピークのかなり手前の道沿いにあった。
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このあたりはしばらく平らだ。
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左後方には、昨日歩いてきた稜線が見える。
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しばし立ち枯れの道を行く。
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これはとても自然のものとは思えない。
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左手の修覆山(1846m)は見えているが、右手の明星ヶ岳(1894m)にはまだガスがかかっている。
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大黒岩ピークを振り返る。
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おお、コケのクッション。
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とうとう右手に八経ヶ岳が姿を現した。端正な三角形をしている。
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南西方面。遠く山並みが続いているのだろうが、よく見えない。
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八経ヶ岳は山腹も直線的な印象だ。
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頂上付近に何やら黄色い看板が見える。
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その右肩に覗いているのは明星ヶ岳。
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弥山が近くなって、やや傾斜が出てきた。
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右手がすっかり晴れてくれて、ありがたい。
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相変わらず、立ち枯れの木が多い。紀伊半島をよく襲う台風と関係があるのだろうか。
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おやおや、またガスが流れてきたけど大丈夫かな。
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と思っているうちに、弥山神社の鳥居に着いてしまった。
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ゆっくりなY子ちゃんの後ろを歩いているうちに、先頭グループとははぐれてしまったようだ。
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ここが小屋と神社の分岐なのだが、おそらく神社に行っているだろうと思い、神社に行ってみた。
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すると、前方から山伏の格好をした人に引率された信者&登山者が大勢下りてきた。
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細い道なので、とても進めない。
諦めて待つしかない。おかげで随分待たされた。
たぶん、昨夜弥山小屋に泊まったツアーの方々なのだろう。

神社のあるところが、弥山の頂上である。
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仲間は誰もいない。小屋の方に行ってしまったのかな。
とにかく、せっかく来たので参拝する。
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社殿の手前には円形の石組があった。護摩を焚く場所だろうか。
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なんだか、いやなガスである。
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我々が行くまでに隠れてしまわなければいいが。
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頂上付近もほとんど立ち枯れ。
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弥山山頂の山名板がないのが不服だが、致し方ない。下ることにしよう。
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下り始めると同時に、仲間たちが登ってきた。
先に小屋へ行ってトイレを済ませていたらしい。
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私もだんだん催してきたので、トイレへ急ぐことにする。

小屋の前にも小さな鳥居があった。
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そして、狼平方面への道標。
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なんと、こっちに大きな山名板があった。
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でも、やはり山頂にも欲しい気がする。

道標はあちこちにある。
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ここから大峯奥駈道で、向こうは前鬼方面。
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その背後には行者還岳方面。
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後ろに見える小屋がトイレなので、急いで飛び込む。
でも、先客がいたので、我慢しながら、すぐ近くにある国見八方覗を覗きに行ってみる。
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そこはテン場になっていた。
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ガスで展望が得られそうにないので、すぐ戻る。
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そうか、ここは世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部だったのだ。
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トイレはやっと空いたようなので、急いで用を済ます。
そして、やっと小屋前の山名板のところで全員集合。
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小屋の前には大勢の信者たちが集っていた。
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彼らが出発してから小屋を探索。でも中には入らなかった。
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再び、全員で国見八方覗へ。
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少しの間にガスが晴れ、見事な雲海が広がっていた。
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足元のコケも見事。
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ガスの向こうにかろうじて大日岳(1689m)を望むことができた。
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北の方角。
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ここは眺望も素晴らしいのだろうが、庭園のような場所だ。
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みな満足して、登山道に戻る。
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さて、改めて八経ヶ岳に向かおう。
狼平から八経ヶ岳を周回するコースのコースタイムは3時間10分ほど。
狼平から弥山までは1時間だ。
でも時間はすでに7時半を回っている。1時間半もかかってしまった。
トイレ休憩や参拝などがあったとは言え、ちょっと時間がかかり過ぎ。
遅くとも10時までには、狼平に戻りたいのだが、大丈夫だろうか。
リーダーを仰せつかっているだけに、ちょっと不安になる。
すこし巻き気味に行かなくては。
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(つづく)
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