山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

大峯(3)

【2016年5月14日(土)】狼平
休憩を終え、林道から再び登山道に入る。
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そこに「駐車禁止」の看板が。しかも、よくよく見ると、「大峯高野すずかけライン路線バス運行につき」と書かれている。
なんと、この林道はわりと最近まで一般車はもちろん、路線バスまで走っていたんだ。
調べてみると、少なくとも2011年まではバスが運行していたみたいだ。
やはり集中豪雨による土砂崩れ等で通行止めになってしまったのだろうか。
ちょっと、驚いた。

それにしても、いい天気になった。
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右手は西の方角だが、山座同定は困難。
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すずかけラインの擁壁に沿って登って行く。
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確かに、よく見るとダートではあるが、よく整備された道だ。
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ここにも遭難慰霊碑があった。
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1965年5月3日に亡くなった人を偲んでいる。
「霊峰に捧げし命今もなお山ゆく人を守りたまえ」
合掌して通り過ぎる。

歩き出して、地形図をよくよく見ると、栃尾辻まで標高差150m。その間に小ピークを3つ越えないといけない(実際は、1つは巻いたので2つだったが)ことに気づく。
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これではやはりお昼の時間が遅くなりすぎると考え、先頭のTさんに駆け寄って、もっと手前で昼にした方がいいのではと進言。

彼も快く承諾してくれた。
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適地を求めてしばらく進む。
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これはミヤマシキミ。
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標高1300mの尾根に乗ったあたりで、Tさんが足を止めた。
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ここで待ちに待った昼食だ。全員、ザックを置いて、それぞれ用意してきたものを頬張る。
みな、ご機嫌。私は最近マイブームの助六寿司。
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休んでいる間、何組かの登山者が追い抜いて行った。

20分ほどで出発。
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ここからはしばらくなだらかな登りが続く。
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途中、ヘビを発見。
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女子たちもあまり騒がず、興味深げに観察していた。

右手の山は相変わらず、よく分からない。
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最初の小ピークは右側を巻いていく。
すると、再び林道が迫ってきた。
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このあたりでO君が催してきた。
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みんな先に行ってしまったし、私も置いていこうと思ったのだが、ここでヤマガラが「ツツピーツツピー」と鳴き出した。
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さっきまでは「チクビーチクビー」と聞こえていたのだが、今度は「ツメテーツメテー」と聞こえてしまい、待っていてあげることにした。
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その間に林道まで下りて、周辺を探索。
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大規模な崩落ではないが、だんだんと崩れている様子が分かる。
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このあたりは新緑が実に美しかった。
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10分待っても来ないので、どうしたのかな、苦戦しているのかなと思い、ちょっと戻ってみたら、ちょうど這い上がって来たところだった。
「サングラス落としちゃってさあ、探してたの」
大事なくてよかった。
彼は遅れを取り戻すべく、先を急ぐ。
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すると、すぐ上でみんなも待っていてくれた。
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我々の到着と同時にすぐ出発。
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足元にお花が目立つようになってきた。これはワチガイソウ。
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しばらくゆるやかなアップダウンを経て、午後1時15分すぎに栃尾辻に到着。
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ここには小さな避難小屋があった。
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中を覗いてみると、床がない。
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例によって、しっかり落書きも。意味ないので止めた方がいいですよ。
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貸し付けの期間は昭和65年までとある。存在しない年号を書いた貴重な看板である。
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ここから南西に進むと栃尾山(1257m)もしくは天の川温泉(坪内)に至るのだが、ロープが張られている。
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山腹崩壊のため通行止めだ。

休憩しながら、みんなでいきなり磁石の使い方を復習した。
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15分ほどで出発。
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前方には、これから越えるべき小ピークが顔を覗かせている。
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この先はかなりしっかりした登りが待っていた。オオビヌキ坂というらしい。
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道標が地面に落ちていた。
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みな黙々と登る。
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かわいいサルノコシカケ。
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だんだん立派な広葉樹林になってきた。
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1518mピークのトラバースに入る。
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フトンド横手という道だ。この地方では巻き道のことを「横手」というみたいだ。
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見上げると、見事な新緑で、さすがに一同から歓声が上がる。
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絶好の撮影ポイントであった。
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足元にはまだ若者のマムシグサ。
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トラバースの道は結構細いので神経を使う。
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でも、巻き道は本当に助かる。
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1518mピークに山名が付いていたら、うずうずするのだけど。
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かれこれ登り始めて4時間半。
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わりと変化に乏しいので、根気が必要だ。
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こんな岩でも愛でることにしようか。
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ミヤマシキミの実。
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栃尾辻からまだ30分しか歩いておらず、巻き道の途中だが、ちょっとここで小休止。
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つい休みたくなる倒木があったもので。
でも、ここは5分ほどで出発。

もう少し歩いて、やっと巻き終えた。
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かなり広い鞍部に出た。
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巻き道と言っても、40mほど標高を稼いだようだ。
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次の小ピークまでは標高差100mほど。
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間もなくナメリ坂に差し掛かる。
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安定感のTさん。
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すぐに、左手に下る道が現れた。
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(振り返って撮影しているので、写真では右手)
「山と高原地図」では破線の道になっており、金引橋までは1時間ほどだ。

さて、本格的にナメリ坂の登り。
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鞍部を振り返る。
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目を上に移せば、1518mピークのシルエット。
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足元にはコミヤマカタバミの花。
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めずらしくガレた道になった。
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標高は1550mに達した。
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この先はしばらくほぼ平坦になる。
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おっと、大福もちみたいなサルノコシカケ。
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触ってみたら、当然のごとく固かった。

ここで昼食も含めて5度目の休憩。
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さすがに休む頻度が多くなってきた。

(つづく)
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