山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

大峯(2)

【2016年5月14日(土)】狼平
バスで天川川合に9時に到着。
ここで、ビールや今夜の食材などを分担して受け持つ。
私も男の子ということでビール1缶、うどんと野菜を渡され、ザックの重さは1㌔増えた感じだ。
家を出た時は13㌔あったから、コンビニで買った食料や飲料も含め、これで15㌔になったはず。
さすがに重い。
3泊4日で飯豊山を縦走した時は、20㌔近く背負って歩いたが、昨年足首を骨折してからはずっと軽量路線だった。
4月下旬に七面山で10㌔ほどをかついで練習したつもりだが、大丈夫だろうか。
目指すはあの山のずっとずっと向こうだけど。
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9:20すぎ、いよいよ出発。
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まずは国道を歩く。
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すぐ先の派出所に登山届を提出。
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5分ほどで車道を離れる。
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いきなり吊り橋だ。ここで標高は約600m。
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高所恐怖症のため、「本日最大の核心部」と怖がっているMさんが先頭。
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揺れないよう、1人で歩かせてあげた。

続いて、本日の隊長Tさん。今夜の宴に使う大鍋を背負ってくれている。
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彼のトレードマークは地下足袋だ。

私が後に続く。
天ノ川はすばらしい清流である。
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次々に仲間が渡ってきて、揺れるのだが、我慢して撮影。
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O君も意気揚々。
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橋詰めには「遊芸記念」と刻まれた石碑があったが、いつ建立されたものかは分からなかった。
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昔の人も、この美しい渓流で紅葉狩りを楽しんだのだろう。

登山口まで再び車道となる。
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でも田舎道なので気持ちいい。
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歩き始めて10分の足馴らしで、いよいよ登山開始。
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例によって写真を撮りまくる私が、しんがりとなる。
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いきなりの急登だ。
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みなザックが大きくて頭が見えない。
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金網で階段を整備している登山道は初めてだ。
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ぽつんと歌碑が立っていた。
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「雪ふみて吉野の里の奥深く君ひたゆきし弥山への道」
平凡な歌である。誰の歌だろうと思ったままこの時は通過したのだが、帰りに裏を見たら遭難者の慰霊碑だと分かった。
遺族が詠んだのだろう。そう思うと、雪、奥深く、ひたゆきし、といった言葉が胸にしみてきた。
長崎の人らしく、亡くなったのは1992年12月31日。享年26歳という若さだった。

慣れない重量の荷物を抱えて、最初からこの傾斜はかなりきつい。
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足元の若葉に慰められながら、一歩一歩、歩を進める。
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幸い、先頭のTさんはゆっくりゆっくり歩いてくれる。

この林は、いわゆる吉野杉だ。
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関東の杉とは違って有名な木だぞと思うと、元気も出る。
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体力的に一番不安だったY子ちゃんも、毎週のように大山を歩いて鍛えていただけあって、遅れたりしないで頑張っている。
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しかし、この傾斜はこたえるわい。
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突然、吉野杉の林が終わり、広葉樹に。
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間もなく、鉄塔の下に出て、一気に視界が開けた。
ここで標高は約830m。45分で230mほど登ってきた。
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正面(東)。左端の尖塔は大日山(1689m)。その右は女性も登れる稲村ヶ岳(1726m)。
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さらに右のギザギザはバリゴヤの頭(1580m)だろう。

ちょっと送電線が邪魔だが、アップにしてみた。
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眼下には北角の集落。
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みたらい渓谷も見えた。
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左前方(北東)には観音峰(1348m)。
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鉄塔の下を通過。
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5分ほどTさんの説明を受けながら景色を堪能し、急登再開。
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この標識は奈良県と天理大学ワンダーフォーゲル部が設置したもののようだ。
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吉野杉の美林を行く。
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傾斜がゆるみ、926mピークを巻いていく。
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ホッとひと息つける瞬間だ。

間もなく、稜線に乗った。標高は920m弱。
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朝がやや少なめだったので、お腹が空いた。
歩きながら、行動食用に買っておいたクリームドーナツを1個食べてしまう。
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1時間20分ほど歩いたところで小休止。
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道がちょっと屈曲していて、みんなが腰を下ろせるスペースがある。
ちょうど門前山(約1020m)の直下に当たる場所だ。
みんなでお菓子を分け合いながら、汗をぬぐった。

10分ほどで出発。
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なんとなくおどろおどろしい感じの道を進む。
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再び尾根に乗ると、しばらくなだらかな道が続く。
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やはり杉林より広葉樹の方が癒やされるなあ。
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標高1000mを超えて、やや傾斜が出てくると、右にトラバース。
1115mピークを巻く。
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そして再び尾根に乗る。左手のピークには行かないよう要注意。
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全員まだ元気だ。
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みな不思議がっていたが、これは何という植物なのだろう。
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成長すると、ウルトラセブンのワイヤール星人のようになるような気がする。
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やっと広葉樹の森になった。
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う~ん、気持ちいい。
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11時半前に次の鉄塔に到達。一気に視界が開けた。
大日岳がやや近づいた感じがする。
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観音峰の山体は結構大きいことを知る。。
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これは西方向の山だが、特定できなかった。
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そして洞川温泉の町並み。
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標高は1150mを超えた。
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ここまで2時間ほどで3km歩いてきたが、まだ先は長い。
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11時半すぎ、一つの目標だった林道に出た。
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ここで2度目の休憩をとる。
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私はちょっと物陰まで歩いて、キジ撃ち。
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その後、立ち休み。
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一応、Tさんに昼食の場所について確認。
1時間ほどで栃尾辻に着くので、そこでお昼にする予定とのこと。
う~ん、みんな朝早かったし、もうお腹が空いている人もいるのではないか。
それに、このペースでは栃尾辻にあと1時間で着けるとは思えない。
登山口から栃尾辻までコースタイムは2時間45分。
現在、距離的にはその半分ちょっとまで来たが、2時間以上かかっている。
まあ、とにかく様子見ということにして、出発。
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ほんの100mほど林道を歩く。
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左手、バリゴヤの頭の小ピーク(左端)の奥に、ほぼ重なって見えるのは大普賢岳(1780m)だろうか。
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その右に見えるのは、行者還岳(1547m)かもしれない。
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手前はトサカ尾山(1119m)。

(つづく)
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