山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

旧東海道Ⅱ(2)

【2016年5月8日(日)】旧東海道
海晏寺境内を散策中。
これは与謝蕪村とともに「天明の六俳客」と呼ばれた春秋庵白雄の墓。
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その師匠にあたる白井鳥酔の墓もあったらしいが特定できなかった。
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その他の施設は比較的新しい。
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岩倉具視らの墓は裏の丘の上にあるとのことなので、墓地への階段を登ってみた。
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しかし、見当たらない。
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隈川宗悦。調べてみたら、幕末から明治期に活躍した医者だった。
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探し回った結果、岩倉や春嶽の墓は柵で囲われ、立ち入れないところにあることが分かった。
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柵の隙間から撮影したが、家族や侍女の名前しか見つからない。
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春嶽本人の墓はこれだろうか。
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どうもよく分からないので、境内から出て、外側に回ってみることにした。

大回りをして、寺の裏側に来たが、入口や拝所や案内板があるわけでもない。
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やっぱり柵から覗くしかなかったが、結局は春嶽の墓も岩倉の墓も特定できなかった。
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仕方ないので、諦めて旧東海道に戻る。
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このあたりにも古い家屋が残っている。
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仙台坂公園の横を通って、青物横丁のバス停に下りてきた。
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もう1時間以上歩いているのに、まだ青物横丁から進んでいないなんて。
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この調子では、生きているうちに京の都には着けないかもしれない。

歩道橋から仙台坂を望む。
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その名は近くに仙台藩の下屋敷があったことにちなむ。
下を仙台坂トンネルが貫通する1本南の通りが、本来の仙台坂だが、交通量が多くなったため、この池上通りが新たに仙台坂と呼ばれるようになったという。

こちらは第一京浜(国道15号)。
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旧東海道を右折した地点に戻るべく、しばらく第一京浜を歩く。
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「299m」とは、正確な距離というより、目に訴える数字にしたかったのだろう。

再び幸稲荷神社の前を通過。
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さっき見た石塔だが、正面に「鮫洲正観世音菩薩道場」、側面に「建長三年 最明寺時頼郷安置」と刻まれている。
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建長三年(1251年)、品川の海に大きな鮫の死体が上がったのを不審に思った漁師がその腹を割いたところ、中から観音菩薩の木像が出てきたという。
それから、このあたりを鮫洲と呼ぶようになり、時の執権北条時頼がこの観音像を安置する堂宇として開山したのが海晏寺であることを、この一文は示している。

この先は竜馬ゆかりの道だ。
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品川から離れて、随分静かな雰囲気になった。
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老舗っぽい赤飯のお店「蒲田屋」。
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鮫洲駅にも立ち寄っておく。
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鮫洲と言えば、運転免許試験場。それだけに、その手の代書屋さんが駅前にある。
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この辺の見どころを案内図で確認。
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また、街道を離れ、山内容堂の墓に行かなくてはならない。

駅の中には、こんなボックスがあった。
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容堂の墓に行くべく、再び第一京浜を渡る。
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渡ると、国道沿いは大井公園となっており、ここに仙台藩の下屋敷跡があったことを示す碑があった。
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容堂の墓はその南にある。
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巨大な墓石である。
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塚の真上に墓石を置かないのは何か意味があるのだろうか。
山内容堂(豊信)はいわずと知れた幕末期の土佐藩主。開明的な言動が災いし、一時、大井村の下屋敷に蟄居させられたことがある。
維新後は内国事務総長となったが、すぐに引退。明治5年に45歳の若さで亡くなった。
遺言によって、大井村の下総山(土佐山)と呼ばれていたこの地に葬られたのだそうだ。

敷地内にはいくつか係累の墓があった。
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大井公園を後にして、旧街道に戻る。

鮫洲駅の東には八幡神社が鎮座する。
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境内には出世稲荷。
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扉で閉ざされているが神楽殿。
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社務所かな。
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百度石。
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平林九兵衛は明治期の政治家。
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小さな富士塚。
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池があるから弁財天かな。
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鳥居をくぐって、やっと街道に出る。
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鮫洲商店街のシンボルはやはり鮫だった。
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おそば屋さんの「鈴乃家」。
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格子窓の家。
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もう廃業してしまったのか、「矢部食品」。
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これはもう判読不能。
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右手に白玉稲荷神社への路地。行ってみよう。
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白玉だけど、やはり稲荷だから赤い。
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路地はやはり生活臭にあふれている。
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おお、民謡歌手大塚文雄の道場を発見。
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嶺雲寺。境内はパスした。
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老舗の風情がある蕎麦の「吉田家」。
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のれんがかっこいい。
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たけのこせんべい? 変わった煎餅を売っている「大黒屋」。
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仲町稲荷神社。これも行ってみよう。
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地元のおばさんがお掃除をしていた。
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このあたりの商店街がかなり寂れている。
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昔ながらの煙草屋さん。
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右折すると、いきなり賑やかになった。立会川商店街だ。
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こういうディープな感じには、かなりそそられる。
しかも甘味とラーメンというのが何とも不思議な組み合わせ。
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ここは龍馬ゆかりの街であった。
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嘉永六年(1853年)の黒船来航のおり、龍馬は土佐藩の品川下屋敷近くにあった浜川砲台の警護にあたった。
地元の方々は、龍馬が志を立てた原点であると認識して、慕っているようだ。
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ここから浜川砲台跡までは200mとのことなので、そちらにも行ってみることにする。
その前に立会川駅もチェック。
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何だか、街道歩きというよりは、旧街道をはさんで左右ジグザグにうろついている感じだ。

駅前で立会川にかかる橋は、ボラちゃん橋というらしい。
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この橋が京急線の高架化に伴い人道橋となったのを機会に、愛称を公募したところ、「ボラちゃん橋」が一番多く寄せられたという。
平成15年にボラが大量発生して、立会川が一躍有名になったにちなむらしい。

今も少しは来るのだろうか。
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この汚染状態では難しいのかもしれない。
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それにしても、何の色だろう。

一つ下流の端は弁天橋。
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砲台そばが食べられる大村庵本店。
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いつか、立会川のそばめぐりもしてみたい。

(つづく)
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