山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

小川山(1)

【2016年5月6日(金)】小川山
小川山(2418m)はずっと気になっていた山である。
八丁平から続く道は頂上まで破線なので、ちょっと不安だったが、他の人のブログやヤマレコなどを読むと、どうやら大丈夫そうなので、今回決行することにした。
廻り目平からのコースをとったが、優しげな山容とは裏腹に、かなり歯ごたえのある山だった。

4時半過ぎに起床。泊まっていた金峰山荘を5時過ぎに出発した。
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背後には第一岩峰がそびえる。
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前日、金峰山(2599m)から下りてきた道を少しだけ引き返す。
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今日はGWのはざまの平日(金曜日)だが、まだ車がかなりある。

ただ、さすがに広いキャンプ場は閑散とした状態だ。
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昨日も見た「マヤ石」を通過。
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5分もかからずに登山口に到着した。
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最初だけは林道状の道。
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すぐに道は細くなり、シラビソや白樺の林の中を進んでいく。
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やがて道は拡散し、一瞬見分けにくくなる。
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早くも赤いペンキが頼りだ。
前方で何かが動いた。シカの親子だ。
ピュンと鳴いて走り去っていったが、動きが速すぎて撮影はできなかった。

登山口から5分ほどで傾斜は一気に急になる。
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まずは標高差200mの急登だ。
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唐沢の滝への分岐まではカモシカコースと呼ばれる、一応は管理された道なので、道標はしっかりしている。
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ご覧の通り、赤ペンキの表示も親切だ。
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いよいよ巨岩が出現してきた。
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この先は結構頻繁にこうした大きな岩が出てくる。
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これなどは名前が付いていてもおかしくない岩だが、こんなのはまだ序の口だった。
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高度を上げるにつれ、西股沢の対岸にある山々の岩峰が見えてきた。
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崩落している箇所も認められる。
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足元には松ぼっくり。
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一瞬、左手が開けた。
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尾根の左の端を歩いて行く感じである。
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右手には、修行ができそうな岩陰を発見。
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間もなく、左手が完全に開けた。
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小川山の2008mピークから東に延びる尾根も峨々たる岩峰である。
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ミニ瑞牆のようなピークもあちこちに見える。
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そして金峰山(2599m)の北斜面も望むことができた。
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再び樹林帯に戻り、巨大な1枚岩の裾を通り抜けていく。
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いよいよ、こちらも岩山になってきた。
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これを乗り越えると、今度は右手が開けた。
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屋根岩である。
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こちらは、たぶん第一岩峰。
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あそこには一般登山道で登れるようだ。

景色を時折楽しみながら、巨岩をすり抜けて登っていく。
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一段登るごとに展望スポットに出る。
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テラス状になっているのだ。
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右手に長峰(左、2065m)らしき山。
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その奥は、五郎山(2132m)から南にせり上がる稜線と思われる。

その右には、1855mピークの向こうに雨降山(2156m)。
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眼下には金峰山荘が見えた。
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ここで標高は約1850m。45分で300m近く登ってきたことになる。
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左手に林立する岩塔群にも目を見張らされた。
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こちらは西股沢の広い谷と金峰山。
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この角度からだと五丈石は見えない。
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さて、先に進もう。
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これは名づけて「鏡岩」。
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これを高巻きする。
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おお、ハシゴが現れた。
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そこに、恐ろしい文字が。「自己責任」・・・
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でも丁寧にロープも垂らされていた。
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岩場を登り切って振り返る。かなりの高度感。
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眼前に現れた垂直の岩壁は迂回する。
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あっという間にその岩壁の上に出た。
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また次の岩壁。
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西股沢の対岸の尾根はもう見下ろすような高さになってきた。
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長峰(右)から北の大原平ノ頭(左、1969m)にかけての稜線。
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ここには登山道はない。

シャクナゲのつぼみはまだ固かった。
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いったん、難しい岩場を下る。
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このハシゴは下りに使った。
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その先は、○×試験の様相を呈する。
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まさか、こんな下りがあるとは。
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三つ目のハシゴも下り。
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下り切って、上を見上げる。ふう、ちょっと緊張した。
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この先はさらに下り気味のトラバース。
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足場はかなり悪い。
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4つ目。ようやく登りに転じた。
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とても、あの山容からは想像がつかない難路だった。
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もちろん、これもトラバース。
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ただ、それも決して楽ではない。
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山荘から1時間10分かかって、やっと唐沢の滝に下りる道との分岐にたどり着いた。
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コースタイムは1時間なので10分もオーバーしてしまった。
何度も写真撮影のために立ち止まったとは言え、それはいつものこと。
かなりハードな道であったことは間違いない。ここまででかなりの歯ごたえだ。

休憩するようなスペースもないので、とりあえず通過。
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そろそろ朝食を食べる場所も探さなくてはいけない。
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と思っていたら、すぐ「展望台」に着いた。
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もう消えかかっているが、岩に白いペンキでそう書いてある。
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「山と高原地図」では、分岐から展望台までは80mほど登った2008mピークにあるように書かれていただけに拍子抜け。
でも、ありがたかった。
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ここで朝食を摂ることにするが、やはりまずは撮影をしなければ。
DSC_9260_201606060640579ba.jpg

北東には屋根岩。
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屋根岩の本峰、目開き岩(1906m)。
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直下の岩壁は針の山のようだ。
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新緑とのコントラストも見事である。
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北西は2089mピーク。
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西に小川山の山頂がやっと見えた。
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まだ標高差は500mもある。

(つづく)
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コメント

すごいね

こんなとこだったのね!

  • 2016/06/06(月) 12:20:43 |
  • URL |
  • O平 #SnuvRcC2
  • [編集]

はい、見た目と大違いでした。

  • 2016/06/06(月) 19:44:42 |
  • URL |
  • かたこりまさかり #qBOWr7po
  • [編集]

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