山と鉄

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ツツジ山(2)

【2016年5月3日(火)】ツツジ山
正丸駅からツツジ山への稜線を歩いている。
大ツツジ山(現地表示は「小都津路山」)から20mほど下る。
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その先はしばらく平らな道。
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茶色いスギの枯れ葉のじゅうたんも少しずつ、緑に変わりつつあった。
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刈場坂山(879m)への登りに転じる。
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このあたりは、赤いチャートが露出していた。
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標高差は大ツツジから50m弱。
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足元にはニガイチゴの花が朝露に濡れていた。
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途中、若干展望が開け、武甲山(1304m)が霞んで見えた。
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丸太のベンチがあったが、ここは休まず通過。
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はい、もうひと踏ん張り。
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正丸駅から45分ほどで、刈場坂山に到着した。
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山名板には「ツツジ山」とある。
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しかし、「ツツジ山」とは、さっき通過した「大ツツジ山」のことか、大小のツツジ山の総称のことなので、これは誤表記。
2014年版の「山と高原地図」には、「横見山(二子山)」と書かれている。
一方、吉備人出版の「奥武蔵登山詳細図」では「刈場坂山(刈場坂峠ノ頭)」となっており、「横見山」は刈場坂峠の西の小さなピーク(860m)を指している。
総合的に判断して、ここは「登山詳細図」に軍配を上げることにした。
つまり、ここは「刈場坂山」である。
地図によって表記が異なり、現地の表示も異なるという、非常にややこしい事態になっている。現地の方々の善処を望む次第である。

ここでは老夫婦が腰を下ろして休んでいた。
私も一服することにする。
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お昼にはまだ早いので、行動食のチョコを1,2個ほおばる。

ここからは、東に奥武蔵グリーンラインに沿った稜線のピークのひとつ、丸山(833m)が望めた。
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7分ほどで出発。
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右折して、檥(ぶな)峠の方へ下っていく。
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このあたりも気持ちのいいハイキングコースだ。
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いったん奥武蔵グリーンライン(車道)に出る。
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すると、そこにはこんな貼り紙が。
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なんとトレラン大会が8日に開催とな。ぶちあたらなくて、よかった。

今日自分が歩いているコースはトレランのコースとかなりかぶっているようだ。
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危ない、危ない。

奥武蔵グリーンラインは以前にも書いたが、大学時代、自転車部の練習でよく走った懐かしい道だ。
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最初に走ったのも確か5月だった。今日も新緑がとてもきれいだ。
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通行量はGWにしては少な目の印象だったが、自転車やバイク、車が時々通り過ぎて行った。
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数百mほど車道を歩いてから、左のハイキングコースに入る。
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すぐに小さなピーク(820m)に達した。
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ここは旧刈場坂峠のようだ。
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帰宅してから、「登山詳細図」を確認したら、このピークにはアラザクという地名が付いていた。
当然、「登った山」に加算。どうせ山名板などないだろうとスルーしなくてよかった。

しばらく平らな道を進む。
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すると、100mほど先に「820m」の手書き表示。
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ここが、地形図に言う820m標高点なのかもしれない。

植林の中を下り、再び車道に出る。
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そして、またすぐ、登山道へ。
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結構な登りではないか。
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でも、すぐに頂上(833m)。
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道標はあるが、残念ながら山名板はない。
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トレランコースを示す矢印と黄色いリボンが続くだけだ。
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でも、これまた「登山詳細図」を見ると、「丸山(三本檥)」という名称が付いている。
ありがたい。また1座稼げた。

山頂を右折して檥峠に向かって下る。
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峠のやや高い位置に、石田波郷の句碑があった。
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「万緑を顧るべし山毛欅(ぶな)峠」
昭和18年5月、文学報国会のハイキングで檥峠を訪れた波郷がここの展望に魂を奪われ詠んだ句だそうだ。

万緑したたるいい季節だが、今は展望はほとんどきかない。
昭和50年5月、むさし野俳句会の建立である。
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句碑の前に古びた道しるべがひっそりと立っていた。
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これが正面。「子」とは何だろう。
干支の方角だと「子」は北だが、これは南を向いている。
よく見ると、下部が剥離しているので「子ノ権現」かもしれない。

側面と背面にも地名が刻んである。
まず背面は、「此方 志こうし」
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都幾川の慈光寺のことだろう。

左側面は「?方 ちゝふ一●ん目」。●は「不」か「本」か。
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「不」なら「秩父一分目」。「一分目」とは聞きなれない表現だ。意味はよく分からない。
「本」なら「一本目」。秩父札所一番の意味になるだろうか。

右側面の「此方 たか山ふどう」は分かりやすい。高山不動だ。
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いつの建立かは分からないが、江戸時代までさかのぼるような気がする。

さて、ちょうど正午だ。
ここでお昼にしよう。本日はめずらしく助六寿司である。
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峠を行き交う車や自転車を眺めながら、15分ほどのんびり過ごした。

食べ終わると同時に活動開始。
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奥武蔵グリーンラインについて、おさらいする。
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そして、ここは檥峠。
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この字はむずかしい。ブナは普通「橅」か、波郷が詠んだ通り「山毛欅」が普通だ。

ここから椚平方面への林道が通じているが、関係者以外通行禁止。
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峠では無線遊びをしているおじさんもいた。
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ここから右に踏み跡を上がると、大仁田山(782m)というピークがあったのに、「登山詳細図」を持参していなかったばかりに素通りしてしまった。
もったいなかったが、近場なので、いつかつまみ食いできる機会もあるだろう。

その先のハイキングコースに入る。
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平らな歩きやすい道だ。
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すぐにグリーンラインから分かれている林道に合流。
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グリーンラインを200mほど歩き、再びハイキングコースに。
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ここはグリーンラインがヘアピンになっているところをショートカットする形だ。
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というわけで、結構急傾斜。
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最後は階段で、また車道に出る。
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グリーンラインは正式には「林道奥武蔵2号線」というようだ。
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またまた登山道に入り、飯盛山(816m)を目指す。
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完全に壊れて原形をとどめていない廃屋。
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ここはなだらかな登りだ。
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ほどなく、飯盛山に到着。
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ここは以前来たことがあるが、歩いた線をつなぐためにもう一度来る必要があったのだ。
近くにもう一つ飯盛山があるので、要注意とのこと。
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すぐに通過して、飯盛峠に下る。
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(つづく)
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