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山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

子持山(3)

【2016年5月2日(月)】子持山
子持山(1296m)から下山し、浅間山(1091m)への稜線を歩いている。
大タルミから登り返した一つ目のピークが牛十二。
CIMG1927_201605270537328a1.jpg
名称の由来はよくわからないが、子持山の山頂にあった「十二山神」と関係がありそうだ。
山の神はまたの名を「十二様」と呼ばれたりするので、「十二山神」は言わばだぶりのようなものだが、なぜ「十二」なのかは諸説があるようだ。
1年に12人の子供を産む神だからだとか、1年12か月の安全を守護してくれる神だからだとか、様々言われているが、「牛」と組み合わせている地名があるところをみると、干支と関係があるのかもしれない。
でも、干支の場合、牛は「丑」と表記する。なかなか難しい。
ここがなぜ「牛」なのかも、よく分からない。

でも、何らかの信仰の対象にはなっていたようで、ちょっとかわいい「顔」をした石の祠がぽつんと祀られていた。
CIMG1928.jpg

一礼して通過する。
CIMG1929.jpg
でも、せっかく名前が付いているピークなので、「登った山」に加えてあげることにした。

唐突に一株だけクサボケが咲いていた。
CIMG1930_20160527053736c7b.jpg

ミツバツツジを愛でながら、なだらかな道を軽快に進む。
CIMG1933.jpg
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実に歩きやすい。
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ここのツツジはまだつぼみ。
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この「四」のペンキの意味はよく分からなかった。
CIMG1939_20160527053713e1c.jpg

浅間山への登り。
CIMG1940.jpg

大タルミから30分かからずに着いてしまった。
CIMG1945_20160527053649148.jpg
「山と高原地図」にコースタイム1時間5分とあるが、これは甘すぎるのではないか。
実は、子持山山頂から子持神社までのコースタイムは4時間35分になっている。
これに林道歩きにかかると思われる45分を合わせて、下山には5時間20分。
急いでも4時間半はかかるだろうから、車に戻るのは夕方の5時になってしまう。
でも、ここまで1時間45分のところを50分弱で来てしまった。
この調子なら3時すぎには下山できてしまいそうだ。
こんなことから、屏風岩や獅子岩をはしょるんじゃなかった。
が、あとの祭りである。

浅間山にも小さな石祠が3つ祀られていた。
CIMG1942_20160527053646a92.jpg
CIMG1943_201605270536478af.jpg

それから、「冨士浅間皇大神」の石碑も。
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展望はほとんどきかないので、あっさり通過。
CIMG1948_20160527053620833.jpg
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だらだらと下っていく。
CIMG1950.jpg

時々、岩場もあるが難なくクリア。
CIMG1949_20160527053622f0d.jpg
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これはワニ岩と命名しよう。
CIMG1952_201605270535548dc.jpg

歩きやすくてトレランのできそうな道だ。
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浅間山から10分ほどで5号橋への分岐。
CIMG1957_20160527053559d1f.jpg

ここから下山してしまう案もあったのだが、時間に余裕ができたので、このまま尾根沿いに直進する。
CIMG1958_2016052705360082b.jpg

間もなく洞穴のような場所を通過。
CIMG1960_2016052705353151e.jpg
これが地図にある「炭焼」かなとも思ったが、確認のしようがない。
地図では、さっきの分岐のところが「炭焼」ということになっていたが。

この先に、大日なるものへの分岐が出現。
CIMG1961_201605270535339d4.jpg

地図に掲載がないので、どのくらい先にあるものなのか分からないが、試しに行ってみた。
CIMG1962_20160527053534ec2.jpg

すぐにちょっとしたピークが出てきて、ここのことだろうかと思った途端、梵字を書いた円形の石碑が現れた。
CIMG1963.jpg
ああ、これのことかと納得。

戻ると、さっきの道標の先にまたまた石祠が見えた。
CIMG1965_201605270535375bf.jpg

ここにはいくつも並んでいた。
CIMG1966.jpg

首のない石仏は廃仏毀釈の結果だろうか。
CIMG1967_20160527053507cc3.jpg

おっと、ここが炭焼だった。
CIMG1969_201605270535097db.jpg
なぜ炭焼なのかは、これもまた説明板がないので分からない。

なので、撮影のみで通過する。
CIMG1970.jpg

この先、ちょっとした岩場を通る。
CIMG1971.jpg
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ミツバツツジ(左)とヤマツツジ(右)の競演。
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ヤマツツジはまだつぼみのままだ。
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次のピークは仏岩。
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いわゆる山名板があり、標高920mの表記も見える。
CIMG1980_20160527053445806.jpg

「登った山」に加えましょう。
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このあたりから先は道が単調であることもあり、走ることにした。
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すぐに二本木。
CIMG1985_201605270534183e7.jpg

地名の由来になったかもしれない2本の目立つ木は見あたらなかった。
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どんどん坂を駆け下り、794mの三角点を通過。
CIMG1987.jpg

傾斜が徐々に急になってきた。
CIMG1989_2016052705335079c.jpg

地図にないポイントが出現。ソゲ岩だそうだ。
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これのことだろうか。
CIMG1990_20160527053352fe3.jpg

このあたりまで下りてくると、やっとヤマツツジも咲いていた。
CIMG1992.jpg

ミツバツツジとは、こんなに色が違う。
CIMG1993_20160527053356f9a.jpg

引き続き急な下りだが、構わず走る。
CIMG1994_201605270533248ea.jpg
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尾根の東は広葉樹、西は針葉樹。
CIMG1996_20160527053327334.jpg

ここで尾根を外れる。
CIMG1997.jpg

植林の中も走り抜けた。
CIMG1998_20160527053330140.jpg
CIMG1999.jpg

(つづく)
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