山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

瑞牆山(上)

6月30日は瑞牆(みずがき)山に登ってきた。

朝4時半に所沢の自宅を出発。めずらしくマイカーだ。
愛車は1993年に長野で購入したタウンエース。間もなく20年になるだけあって、もうボロボロ。距離メーターもあともう少しで20万kmに達する。

あまり車で出かけないのは、ピストンが嫌いだから。なるべく公共の交通機関を使うが、最近はバス路線が廃止になり、登山口まで延々と歩いたり、高い金を払ってタクシーに乗ったりしないといけない。
瑞牆山も、みずかき湖(塩川)から黒森に至るバスが今年から廃止となった。
いろいろ検討した結果、あまり余計な道を歩かずに周回コースがとれることが分かったので、車を出すことにした。

所沢を出た時は晴れていたのに、小仏トンネルを出ると曇っている。
ラジオの天気予報では、山梨県は昼前から晴れると言っている。
このまま直行すると、駐車する予定の「みずがき山自然公園」に7時に着いてしまい、登頂は10時すぎ。雲の中という公算が強い。
すこし寄り道をしながら行くことにした。

須玉インターで下りて、まずは北杜市役所須玉総合支所。しばらく旧須玉町役場を使用していたようだが、今は隣の小さな建物に移っている。
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コレクション(撮影)した後、県道23号を増富ラジウム温泉方面に向かう。

途中、県道に沿って流れる塩川が屈曲したところにある鳥井坂トンネルには鳥井峠という旧道があるようなので、そちらに行こうとしたら通行止めになっていた。残念。
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トンネルを越えたところにある比志集落はなかなか雰囲気のいい山村だった。
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村として成立していた頃の商店が、往年を偲ばせる。
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清酒「笹一」は笹子峠のふもとにある酒蔵。電話番号はなんと「増富13番」。

さらに進むと、塩川ダム(みずがき湖)にぶつかる。
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1998年に完成した比較的新しいダムだ。

T字路を右に行く。やや登ったところにある日影集落には「道祖神」が並んでいた。
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しかし、明治初期の廃仏毀釈の際、石仏と間違えられたのだろうか、どれも首が飛ばされている。

このあたり、こうした石の祠が多い。
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増富ラジウム温泉には塩川の支流本谷川に沿っていくつかの旅館がある。
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この先は、みずがき山リーゼンヒュッテ、有井館、金山山荘と山小屋が続く。
ひとつひとつ駐まって、外観を写真に収める。
これは有井館。
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藁葺き屋根の農家風の山小屋だ。ここはいつか泊まってみたい。

で、隣の金山山荘。猫がこちらを見つめていた。
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車での移動には長短があるが、こうやって、あちこち寄り道できるのは車のいいところだ。

このあたりで雲が切れ始め、瑞牆山の山頂がうっすらと望めた。
よし! もう登ってもいいってことだ。晴れてくれるのが早いじゃないか。

金山峠を越えると、最もポピュラーな登山口である瑞牆山荘前に出る。
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山荘はしゃれたレストランのよう。実際、料理も美味しそうだ。
車が入るところにあるので、食材にも事欠かないだろう。

当方は、この登山口と北側にある黒森口との中間地点にある「みずがき山自然公園」の駐車場に向かう。ここは2001年に植樹祭が行われた会場の跡地だ。
それにしても、見るからに当時、会場を作るために木を伐採したことが分かる。
全国でどれだけ、植樹祭をするために木が切られているのだろう。

8時到着。1時間だけ時間をつぶしたことになる。
ここから瑞牆山の頂上が望めるはずだが、再び雲の中に入ってしまった。
う~ん、どうなるのだろう。
トイレと体操をして8時25分出発。
ここでとりあえず、コースタイムを。

みずがき山自然公園(8:25)~林道終点・登山口(8:40)~不動滝(9:30休憩10分)~山頂(10:50昼食50分)~桃太郎岩(12:30)~富士見平小屋(12:45休憩10分)~みずがき山自然公園(13:50)
※所要5時間25分(実働4時間15分)

みずがき林道を北に進むと、小川山林道に合流し、すぐ地道となる。
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白樺の目立つ林の中の道で、不動沢のせせらぎが聞こえてくる。
下ってきた人に頂上の様子を聞くと、「私がいた時は晴れていましたよ」との答え。
雲が出たり消えたりしているのかもしれない。

間もなく林道は尽き、ここからは登山道。
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花崗岩が砕けた砂地の道で歩きやすい。
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奇岩怪石の山だけに、本当に奇岩が出現してくる。
これなどは名前が付いているのかどうか分からないが、なまずに似ている。
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登山道にも、普通に巨岩が露出してくる。
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ただ、こんなものではない。
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垂直にそびえ立つ岩盤もあり、そこには案の定、クライミング用のボルトが打ち込んであった。
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一旦、不動沢に下りて、左岸をしばらく歩く。勾配はそれほどきつくない。
奇岩は相変わらず、次々に現れる。
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そして右岸に移る。
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右岸にも、クライミング向きの岩場が。やはりボルトが打ってある。
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30分ほど沢沿いの道を行くと、不動滝に到着。
それほど水量は豊かではないが、一枚岩を流れ落ち、見事な甌穴を形成している。
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ゆっくり休んでいるうちに山ガール2人に抜かれる。

さて、ここからが本格的な登り。
すぐに山ガールを抜き返す。
この山はシャクナゲも有名だが、このあたりももう終わっていた。
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もう一回、沢を徒渉する。ここにはロープが張ってあった。
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途中、いろんな岩の名前を書いた古い看板を見かけるか、どの岩がそれなのか分からないことが多い。分かったのは夫婦岩と王冠岩くらい。
これは夫婦岩。二つに割れているからか。
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こちらは王冠岩。
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登るにつれて、花がきれいに咲いているシャクナゲが出てきた。
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不動滝から1時間近く歩いたあたりから、調子が悪くなってきた。
足も上がらないし、鼓動も激しい。
雨飾山と比べるとよほど楽なはずなのに。
ハイドレーションで水分もこまめに摂っているし、ハンガーノックでもない。
車の中で菓子パンをしっかり食べた。

ペースが落ちたのか、2人の若者に抜かれてしまった。
どうしてだろうと考えながら歩いていたら、思い当たることがあった。
樹林帯の登りで眺望がきかず、あまり写真を撮っていないのが原因じゃないか。
立ち止まっての撮影タイムが、これまでいい休憩になっていたのだ。

でも、そのうち瑞牆山荘側からのコースと合流。ここから頂上までは5分だ。
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途中、ロープ場もあったが難なくクリア。10:50山頂着。
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さて天気は・・・

つづく
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