山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

七面山(10)

【2016年4月24日(日)】七面山
二ノ池を過ぎると、すぐに御神木の大イチイへ通じる分岐に出た。
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「これより約400m」とある。
山道で400mというのはそれなりの距離だ。
延々下って、それからまた登り返さないとならないなら、ちょっときつい。
この道は奥之院までつながっているようなので、奥之院から近かったら行ってみよう。
そう考えて、ここではパスした。

間もなく、道に色とりどりの幟が現れた。
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奥之院の宣伝のようである。

門をくぐると出世稲荷大明神。
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とくに出世欲はないが、一応ご挨拶だけ。

正面に巨大な岩が鎮座している。影嚮(ようごう)石である。
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永仁五年(1297年)、日朗上人がこの石のところでひと休みしていたところ、七面大明神が現れたので、その名が付いたという。
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石のまわりを7回題目を唱えながら回るとご利益があるそうだが、時間がもったいないので省略。
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左手の階段を登ると、奥之院。
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日朗上人が影嚮石の前に祠を結んだのが、その始まりと伝わる。
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ここはしっかりと参拝。南無妙法蓮華経。
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御神木まで徒歩20分とあったので、やはり今回は断念することにした。
また機会もあろう。

お堂の右側から裏参道が続いている。
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いきなり急な坂だが、これでは車は通れない。
てっきり、裏参道はずっと車の通れる道なのかなと思っていたが、そうでもなさそうだ。
となるとやはり、本社と奥之院の間を走る車はヘリで運んだのだろう。
おそるべき久遠寺の経済力である。

こちらの参道は必ずしも状況はよくない。
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小さな沢は鉄板で渡る。
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いきなり出た丁目石は三十八丁目(9:10)。
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本社から奥之院までの8丁を足しても、表参道の50丁よりはやや少ない。
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前のめりになった三十七丁目(9:13)。
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しばしトラバース。快適だ。
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三十六丁目(9:15)も傾いている。
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すぐ先に、海畑集落に下る道との分岐。
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「山と高原地図」では破線になっているが、そちらもまあまあちゃんとした道のようだ。
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三十五丁目(9:19)。そろそろ直してあげた方がいいのではないか。
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裏参道というだけあって、手入れが行き届いていない気がする。

朝食が少なかったのか、小腹が空いたので、予備食のカレーパンを歩きながら食べてしまう。
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ここでつないでおけば、お昼は下界で食べることができる。
本当はカップ麺の準備もあったのだが。

三十四丁目(9:23)。
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ザルにはお賽銭がいっぱい。
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急な下りで靴のひもが緩んだので、ここで締め直す。
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これでよし。
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ここは、ちょうどヘアピンカーブだった。
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三十三丁目(9:28)。考えてみれば、こちらの丁目石は表参道と比べて、お金がかかっていない。奉納者がいないのだろうか。
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アセビの花が満開だった。
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今度は横に倒れかかった三十二丁目(9:31)。
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このあたりは平らで歩きやすい。
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赤いペンキが剥げた三十一丁目(9:34)。
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営業はしていないが、宿坊が現れた。
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明浄坊である。
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しっかりとシャッターが閉まっているが、名前からして表参道登山口の明浄院と関係あるのだろうか。
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誰もいない坊で、スイセンが健気に咲いていた。
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休憩所からは、雲をまとった毛無山(1964m)を望むことができた。
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のんびり15分ほど休ませてもらった。
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さて、出発。
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ここは三十丁目(9:35~9:50)だった。
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ヤセ尾根を通過。
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新緑の山肌を見下ろす。
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すっかり埋もれた二十九丁目(9:53)。
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お賽銭もすっかり錆びている。どのくらいのペースで回収しているのだろうか。
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ちょっと振り返ってみた。
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お賽銭のカゴがほぼ空になっている二十八丁目(9:56)。
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どんどん下ろう。
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お賽銭のカゴが傾いている二十七丁目(10:00)。
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時々、傾斜がゆるんでくれるのでありがたい。
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ほう、イワカガミを発見。今年初かな。
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結構な群落を形成していた。
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岩のゴツゴツした道を下る。
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花が黄色いヒカゲツツジ。
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これは葉っぱが5枚あるので、ゴヨウツツジ。
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新緑もまぶしい。
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落ち葉も賽銭になっている二十六丁目(10:05)。
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巨岩のほとりに小さな祠。
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白い蛇が祀られている。
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白紅姫龍王善神と書かれているが、これが白蛇のことなのか。

再び平らな道。
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そして古びたバス停。
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その先で古い道しるべを見つけたのだが、「右 けものみち」だろうか。
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昨年の落ち葉を踏みしめながら、高度を下げていく。
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あれれ、二十四丁目(10:13)だ。二十五丁目を見逃したようだ。
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それとも、道しるべの前にカゴがあったので、あれが二十五丁目だったのか。

気にせず、どんどん下る。
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あの石垣は炭焼き窯の跡だろうか。
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そして二十三丁目(10:16)。
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いま気づいたが、何だか晴れてきた。今日はぐずつく予報だったのに。
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カゴが二重になっている二十二丁目(10:20)。
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再び急坂に転じた。
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二十一丁目(10:23)。結構、下りも長い。
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新緑が励みになる。
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二十丁目(10:27)。
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お、またまた宿坊が見えてきた。
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ここには日朗上人お手植えと伝わるトチノキの巨木がある。
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ふもとには小さな祠が祀られていた。
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(つづく)
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