山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

七面山(4)

【2016年4月23日(土)】七面山
身延山(1153m)から下ってきて、赤沢宿を散策中。
「親屋」の敷地に間違って侵入してしまい、再び石畳の道に戻った。
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目の前に大きな土蔵。
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今は「宿の駅」として休憩所になっている清水屋だ。
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ソフトクリームやジュースもあるみたいだが、とりあえず我慢。
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眺めのよい場所だ。江戸屋(右)と石屋(左)を望む。
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大阪屋の屋根。
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かつては養蚕も盛んだったようだ。

清水屋で「よかったら、展示も見ていってください」と声をかけられたが、時間も気になっているし、「登山靴なので~」と言い訳して退散した。
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下にある大阪屋もかなり大きな宿だった。
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軒先に下がる屋号札が決まっている。
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門構えも立派。
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講中札が往年を偲ばせた。
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その下は福田屋。
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ここにも牧水の歌碑。集落内に3つあるそうだ。
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「花ちさき山あぢさゐの濃き藍のいろぞ澄みたり木の陰に咲きて」

その下は鶴屋。
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集落の最も低い場所にある「下久保」。
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これにて、赤沢宿散策は終了。
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細かく写真を撮ったので30分以上費やしてしまった。
特別に古い家屋はなかったが、変に復元したりせず、自然体の集落だったので印象はよかった。

さあ、登山口へ急ごう。
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右手を流れる春木川はいかにも暴れ川といった風情。
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河川敷が広い。しかも急流だ。

七面山(1989m)の斜面にも堅固な砂防ダムが築かれていた。
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山肌は新緑とヤマザクラ。緑の濃い杉もあり、モザイク模様が絶妙だ。
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支流を白糸橋で渡る。
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左手には、岩肌をなめる滝。こんな立派なのに無名だ。
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コンクリートを吹き付けた法面に、しぶとく咲くお花。
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湧き水には水神様が祀られていた。
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一口手ですくって飲んでみた。それほど冷たくなかった。

それにしても、結構な勾配の坂だ。汗が出てくる。
春木川があんなに急なんだから仕方あるまい。
私の好きな廃屋を通過。
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左手は滝や涸れ沢が続く。
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七面山表参道登山口に渡る直前に増田屋旅館。
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お堂が併設されているところをみると、かつては宿坊だったのかもしれない。
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しかし、この犬には随分と吠えられてしまった。
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羽衣橋を渡る前に白糸の滝を見なくては。
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ここからいきなり、信仰の山らしい雰囲気になる。
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七面山はもともと女人禁制だったが、徳川家康の側室だったお萬の方が、この白糸の滝に打たれて祈念し、衆僧の制止を振り切って登詣を果たした。
それ以来、女人禁制は解かれ、七面大明神の威光や霊験がますます広く知られるようになって参詣者も増えたので、その法勲を讃えるため、この銅像が建立されたのだとか。
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この石碑にはその由来が記録されている。
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白糸の滝は見て、びっくり。
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こんなに高い滝だとは思わなかった。
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かたわらに脱衣所があったが、これは滝に打たれる白装束に着替えるための施設だろう。
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写真を撮るのを忘れてしまった。

さらに奥に行くと、雄滝という名所があるようだ。
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現在、12時前。「徒歩3分」とあるが、撮影時間も含めれば往復10分はかかるだろう。
なるべく早く登り始めたいのだが、もうめったに来ることはあるまいと思い、行ってみることにした。これが大正解だった。

羽衣橋越しに羽衣集落を望む。
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道はこんな状態なので歩きやすい。
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伽藍坊童子塔。このあたりに伽藍坊という宿坊がかつてはあったのだろうか。
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荒々しい渓相の春木川。
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雄滝の前にたつ願満弁天堂に参拝する。
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そして雄滝。お~
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白糸の滝より高さは低いが、勢いを感じる。
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ここでも滝行ができるようだ。
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滝の脇にたたずむ石祠。
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満足して、足早に羽衣橋へ戻る。
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すでに10分経ってしまった。
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羽衣橋から見た羽衣集落の宿坊群。
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春木川の激流。
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弁天堂を望む。
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ここからもかすかに白峰三山らしき稜線を確認することができた。
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12:10、ようやく登山口に着いた。
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ここが登山道の「元(0)丁目」である。
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さて出発!と行きたいところだが
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右下に宿坊群が見えるのが気になる。
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結局スタートがさらに遅れるが寄り道することにした。
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奥には春木屋旅館も見える。
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そこまでは行かずに、明浄院のお堂を確認。
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白糸教会なる信仰宗教の道場になっているようだ。
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ここはまだ営業しているのだろうか。
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こんな貼り紙のある車を発見。
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実は敬慎院に予約を入れた時、「現在ケーブルの調子が悪くて、荷物を運べないのですが大丈夫ですか」と折り返し電話があったのだった。
そんなシステムがあるとはしらなかったので、「はい全然構いません」と答えたのだが、普段なら頼めばザックを荷揚げしてくれるらしい。
サービスしすぎではないかとも思ったが、実際に登ってみて分かった。
とくに登山経験のない参拝者にとって、ここの1200mの標高差は相当にきついだろう。

羽衣集落をぐるりと一回り。
「妙法教会」の看板。たぶん、日蓮宗系の新興宗教なのだろう。
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あとで敬慎院の同宿者に聞いたのだが、ここは新興宗教の参拝者が異常に多いのだという。

ちょっとたれ目の石仏。
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明浄院はいくつも宿泊棟を持っていた。
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こちらは参拝用のお堂。
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石段を登って、登山口に戻る。
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石塔群はかなり荒れたままだった。
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もうお世話をする人もあまりいないのだろうか。
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登山口に戻ると、こんな看板があったことに気づいた。
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なるほど1個につき、500円徴収するわけだ。それでも安いと思う人は多いだろう。

1周するのに10分かかってしまったが、お腹が空いた。
ベンチがあったので、ここでお昼を食べてしまうことにする。
でも、満腹で歩くとお腹が痛くなりそうなので、おにぎり1個とゆで卵1個に抑えておいた。
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(つづく)




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