山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

鳴虫山(1)

【2016年4月9日(土)】鳴虫山
鳴虫山(1104m)は日光の「山と高原地図」を見るたびに気になっていた山だ。
駅から気軽に登れそうなので、ずっと機会をうかがっていた。
ただ、ヤシオツツジが盛りになる5月は、混みそうなので避けたい。
ここは日光連山の絶好の展望台なので、むしろそれが見たい。
とすれば、絶対曇らない日を狙うしかない。
関東一円、晴れマークしかなかったこの日、満を持して、日光に向かった。

6:40新所沢発の電車に乗り、武蔵野線を経由して、東武の春日部から8:03発の特急スペーシアけごん1号に乗車する。
ホームでのアナウンスは「満席」とのことだったので、予めチケットレスサービスを使って予約しておいてよかった。
このためにわざわざ東武の携帯ネット会員に登録したのだった。

スマホの特急表示画面を駅員に示して、3号車に乗車。
なんだかやけに賑やかだ。
私の席の前2列8人が同じゴルフ仲間のようで、朝からビールを飲んで、声高らかにおしゃべりを続けている。
中でも女性2人のけたたましい笑い声が、かなり響く。
こりゃ落ち着かないなあと思いつつも、自分だって8人グループになれば多少は騒いでしまうだろうから、「しゃ~ない」と思うことにした。

8:20頃、利根川を渡る。
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前のグループの一人が「あれ、そろそろじゃない?」と言い出す。
「いや、8:40くらいのはずだから、あと20分あるよ」
なんと、この方々、日光まで行くんじゃないんだ。よかった~

というわけで、彼らも含め半分以上の乗客が栃木で下車。
ゴルフもさることながら、この町は結構な観光客を集めているようだ。
古い街並みが人気なのだろう。
ようやく車内も静かになった。
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時々、うとうとしながら、車窓を楽しむ。
北関東の桜は今がちょうど満開だ。
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しかし、どうも天気がすっきりしない。
晴れてはいるのだが、かなり霞んでいる。
9時を過ぎて、日光連山が見えてきたが、色が薄い。
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う~ん、ちょっと条件が悪いなあ。

9:18、定刻で東武日光に到着。
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ここは当然、終着駅なので車止めがある。
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別のホームには、各停や区間快速の電車が並んでいた。
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ちょうど催してきたので、トイレに駆け込んで朝のお勤め。
どうせなら、車中にいるときに来てくれれば時間の節約になったのだが。
まあ、贅沢は言うまい。

東武日光駅は乗り鉄で来て以来なので5年ぶりくらいか。
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外国人が多いのにびっくり。観光案内所のおじさんも英語ペラペラで案内していた。

改札を出ると、鳴虫山の前山、神ノ主(こうのす)山(842m)が真正面に見えた。
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スマホの山旅ロガーをセットして、9時半過ぎに歩き出す。
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緩やかな傾斜した国道120号を西に進むと、正面に日光連山が見えてきた。
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左から大真名子山(2375m)、小さく小真名子山(2323m)、帝釈山(2455m)、女峰山(2483m)、赤薙山(2010m)。

望遠で見てみよう。女峰山。
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赤薙山。やはり、かなり霞んでいる。
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その左には男体山(2486m)が覗く。思ったより雪が少ない。
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日光市のマンホールも2種類確認。
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このあたりは石屋町というらしい。
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とすると、この街頭の文字は町名から採ったのか。
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日光消防署を過ぎたところで左折し、志渡淵川を渡る。
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橋を渡る時に、「指導員」の腕章をしたかなり高齢のおじさんが右の道から入ってきたので、「こんにちは~」と挨拶をしたら、一瞥をくれただけで行ってしまった。
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機嫌があまりよくなかったようだ。

ここからは大きな案内看板がいくつもあった。
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いよいよ登山口というところで立ち止まり、念入りにストレッチ。
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登山口で標高約550m、頂上が1100mちょっとなので、今日は標高差が550m。
ちょっと気合を入れ直す。
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登り始めてすぐ、カタクリのお出迎え。
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気をよくして、九十九折の坂道を進む。
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北東に見えたのは、日光駅の北にわだかまる804mピーク。
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眼下には木々の陰に天理教日光大教会の赤い屋根が見える。
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50mほど登ると、右手に鳥居が見えてきた。
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ちょっと寄り道して、安全祈願の参拝。
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何という神社なのかは、よく分からなかった。
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境内には、明治天皇の第六皇女常宮昌子殿下と第七皇女周宮房子殿下お手植えの松の石碑があったが、肝心の松は枯れてしまったのか、よく分からなかった。
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たぶん、明治後半ごろのことだろうから、もう100年は過ぎている。

この先はかなりえぐれた道。
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参拝している間に、例の指導員が追いついてきて、私が撮影している後ろで待っているような気配を感じたので、「あ、すいません」と頭を下げたが、今度も無視されてしまった。
さっき抜かした時は、何か植物を確認しているようだった。
普通なら、「何を見ていらっしゃるんですか」と声をかけるところなのだが、橋での出会いが感じ悪かったので止めておいたのだった。

この道標は頂上までずっと続いていた。
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こちらは作業道なのかな。それとも廃道になった登山道だろうか。
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スギ林の中、高度を上げていく。
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一瞬、少し日が差し込んだ。
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ストレッチしている時に先に行った高齢のお二人に追いついた。
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彼らとは別の踏み跡をたどり、先に行かせもらう。
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標高700mを超えたあたりで、尾根を右折。
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初めて、神ノ主山の道標が出た。日光らしい山の名前だ。
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右手眼下に日光市街。ちょうど稲荷川と大谷川が合流するあたり。
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その上には女峰山と大真名子山。
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大真名子山はかなり尖っている。手ごわそうな山だ。

こちらは霧降高原方面。
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そうこうしている間に、あっけなく神ノ主山に着いてしまった。
コースタイムは駅から1時間なので、7分ほど速かった。
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先着の方が2人いた。ここはとくに展望もないので、ゆっくりせずに通過した。
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ますは少し下る。
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木の根が入り乱れた歩きにくい下りだ。
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20mほど下ると、しばらく平坦な道。
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ここから892m標高点まで60mほどの登りとなる。
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最初はかなり急傾斜。
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そこをトレランの女性が、ハーハーゼイゼイ言いながら登ってきたので、もちろん先に行ってもらった。
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序盤はゆっくり登っていたのだが、私もちょっとつられてペースを上げた。
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緩斜面になったこともあり、いいペースで歩けた。
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これが892m標高点だと思ったら、もう少し先だった。
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だらだら登りがなおも続く。
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あれが、892mだ。
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もちろん山名板などはなかった。
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さらに登ると、ロープ場出現。
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地形図にある標高925m付近の分岐は、左の道が通行止めになっていた。
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この登りには、地形図に現れない小さなピークがいくつもある。
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でも、標高1010mを超えると、平坦な道になり、かなり助けられた。
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(つづく)
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