山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

弓立山など(3)

【2016年4月2日(土)】弓立山など
正午すぎ、雨乞山(340m)に登頂。
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わりと広い山頂だが、くつろげる場所がない。
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ちょうどお昼だけど、しばらく我慢することにした。
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いい場所を探しつつ、とりあえず下山する。
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わかりやすい道が北へ続いているが、このまま行くと、目指す川入集落とは離れて行ってしまう。
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左に草の生えた旧林道らしきものがあるので、勘でそちらに進むことにする。
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でも、道がつづら折りのように見えたので、いきなりショートカットし、斜面を駆け下る。
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降り立った道を進むと、さっきの道と合流してしまった。
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とにかく西へ西へと向かうような道を選択しながら高度を下げていく。
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どうやら、いい方向になってきた。
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通せんぼしている箇所では、素直に右折。
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ちゃんと車道に出ることができた。
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この道を左に少し登ると峠に出る。
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峠からは車道を通らず、またショートカット。
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すると廃屋が出てきた。
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川入集落の最奥部の家だ。
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こんな山奥にどんどん車が来るので、何事かと思ったら、この上谷の大クスというのがお目当てのようだ。
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2月20日放送の「出没!アド街ック天国」で紹介されたらしい(11位)。
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もう1か月半も経つのに、みんなよく覚えているなあ。
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こちらはまず山村の風景を堪能。
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そして大クスとやらを見上げる。
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見に来た人がみんな「お~」と歓声を挙げていたが、さもありなん。確かにデカい。
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昭和63年度に環境庁が実施した「みどりの国勢調査」では、全国巨木ランキング16位、埼玉県では第1位に認定されたという。
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幹回り15m、高さ30mで、樹齢は1000年以上と推定されている。
暖かい地方によく見られるクスクキが関東の山間部でこのような大木に成長するのは極めてめずらしいとのこと。
県の天然記念物に指定されているが、国指定にしてもおかしくないのではないか。

まわりには見学用のテラスが設けられていた。
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人の大きさと比べてみると、その巨大さがよく分かる。
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根っこも流れる溶岩のようだ。
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ふもとには小さな祠が祀られていた。いにしえより信仰の対象だったのだろう。
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後ろに回りこんでみる。
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すると、峠越えの細道があり、石碑が並んでいた。
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いずれも江戸時代のものだ。

おっと、私の目的はクスノキではなかった。
六万部塚(308m)に向かわなくてはならない。いったん引き返す。
ここにも道標は全くないので、地形図を確認しながら、それらしき方向に向かう。
一面の蕗畑?を過ぎると
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またしても石碑が並ぶ。
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ということは、この道で間違いなさそうだ。

植林の中をわりとしっかりした踏み跡が続いている。
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大クスから10分ほどで頂上に着いてしまった。
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ここが六万部塚と呼ばれるピークだ。
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308mと書かれているが、地形図では310mを超えている。

それはともかく、六万部とは法華経二十八品を繰り返し6万回にわたって唱えること。
これは、それを達成した人が建てた石碑なのだろうか。
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碑文の書き出しが「六万部」であることは分かるが、ほぼ解読不能。時間もない。
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ときがわ町のHPが転載した「新ハイキング」2013年12月号の記事によれば、「旅の僧がここに塚を築いて六万部のお経を納めた」といういわれが彫ってあるらしい。
そんな大量の経をここに埋められるものだろうか。
というより、経典を6万部も集めようがないではないか。
読めていないのに何だが、私は達成記念の供養塔と解釈したい。

ここはときがわ町と越生町の境界。比企郡と入間郡との境でもある。
「境」と彫られた石碑もひっそりと立っていた。
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ここもあまり落ち着ける場所ではないが、お腹も空いたので、お昼にする。
メニューはいつもの通りコンビニおにぎり2個。
今日は、ホークソーセージマヨネーズと信州天然醤油使用の焼きおにぎりにした。
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おにぎりとは合わないが、せっかくお湯を持ってきたので、カフェオレをいただく。
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チエもくさんのカップは本当に重宝している。

これがわずかに覗けた眺望。
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20分ほどで出発する。
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ちょっと下ると、鉄塔の下に出る。
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ここから北に見えたのは、さいたま梨花カントリークラブのクラブハウス。
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背後の突起は364mピーク。

南に見えるのは関八州見晴台あたりだろうか。
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その西の方はすでに雲の中だった。
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本当はここから北に下らないといけなかったのだが、正面に踏み跡が見えたものだから、つられてそのまま西進してしまった。
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イノシシの糞も踏み越えて、どんどん行くが、なかなか下りにならない。
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あれれと思い、地図を見直すと、やはり行き過ぎていた。
しかし、鉄塔のところに下る道はあっただろうか。
戻ってみると、急な坂があるではないか。
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5分ほどロスしてしまった。

この斜面は細かく砕けた石が一面に散乱していた。
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奇妙な景観だった。

30mほど下ると、ようやく傾斜が落ち着いた。
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そして渡渉。
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かつては丸太の橋があったようだが、すでに朽ちていた。
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この先は沢沿いを下る。
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植林を抜けると、明るい山里に出た。
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ツツジが満開。ちょっと早すぎるのではないか。
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まさに春爛漫である。
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ここは桃源郷のようなところだ。
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ツバキやムスカリ、オオアラセイトウ、ハナニラもあちこちに咲いている。
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振り返ると、鉄塔のあるピークが六万部塚。
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山里の斜面にある細道を登っていく。
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夏みかんもたわわに稔っていた。
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庚申塔や祠が、ここが昔ながらの集落であることを物語っている。
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実に美しい。
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再び車道に出ると、そこはオンデマンドバスのバス停「十六石」。
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いわくありげな地名だ。

もう弓立山(427m)の登りに入っているのだが、登山口がよく分からない。
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登り口を探しながら、景色も楽しむ。
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これは雨乞山(340m)。
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雨乞山と六万部塚の鞍部から越上山(567m)が覗いていた。
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(つづく)
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