山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

2016大山(3)

【2016年3月26日(土)】大山
10時ちょうど、阿夫利神社下社の前で総勢10人のうち、9人(+1匹)が集合。
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もう一人は遅れて来て頂上近辺で合流の予定だ。
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仰ぎ見ると、頂上付近はまだガスっているが、下界はわりとよく見える。
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全員で記念写真を撮影したところで、10:10に出発。
まずはここで初穂料100円を支払い、自分たちでお祓いを済ませる。
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大山に登るのは、これが4回目になるが、実はここから登るのは初めてだ。
過去3回はいずれもヤビツ峠から登った。
しかも、ここに下って来たのが、見晴台からだったり、蓑毛越からだったりして、この表参道は十六丁目までの区間だけ歩いたことがないことに気付いた。
道理で記憶がないはずだ。

登拝門をくぐる。
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かつては夏季以外、この扉は閉ざされており、誰も登ることができなかったそうだ。
今は常時、半分開いていて、いつでも誰でも登ることができる。

この銅の鳥居は、享保四年(1719年)の製作で、江戸神田須田町の桝屋七郎兵衛らの寄進。
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大山の「八の鳥居」に当たる。

いきなり急な階段。これを見て萎えてしまう人がかなりいるとのこと。
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観光で来た人なら、さもありなん。114段もあるのだとか。

階段の途中に早くも「二丁目」(10:12)。登拝門が「一丁目」らしいが見落としてしまった。
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登り切ると、旧白山神社の平坦地。
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江戸四谷・佐藤屋伊兵衛寄進の石塔。
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石垣を寄進したのを記念したもののようだ。

その奥には大きな句碑。
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「豊作をたたへ大山仰ぎけり」
大正13年(1924年)松本生まれの俳人・医師滝沢伊代治の作品。

ここにもひっそりと石仏。
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またしても、「二町目」の石柱。これは少し古い時代のもののようだ。
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正面に、巨大な「阿夫利大神」の石塔。
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苔の上には結構雪が残っている。
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「三町目」(10:15)。
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これは江戸時代に立てられたもので、「天保十年(1839年)六月 神田三河町四丁目陸天長蔵 取締御師相原但馬」とある。

こんなに次々と「町目石」が出てくるなんて、いくつあるんだろうと思ったら、28丁目で終わりだそうだ。
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下社の上も、男坂に負けず劣らず険しい。
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大山は修行の山だったわけだが、それにはそれなりの理由があるのだ。
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「四丁目」通過(10:18)。
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古い石柱の表記は「町」、新しいのは「丁」になっている。
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続いて「五丁目」(10:20)。
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初心者も混じっているが、改めて見ると、みなそれなりにきちんとした装備である。
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先回りして、たまには前から撮影。
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歩いているのは7人。私を含め8人。
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ワンちゃんと飼い主さんは随分先に行ってしまったみたいだ。

それにしても大山は賑わっている。
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この調子では、頂上はどんなことになっているのか。
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だいぶ暑くなってきたので、このあたりで小休止。ダウンを着ていた人は脱ぐことにした。

「七丁目」通過(10:27)。「六丁目」は脇道を先回りしているうちに見逃してしまったようだ。
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夫婦杉は「八丁目」(10:29)。
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かなり大きい木だった。
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「九丁目」(10:32)。1丁がほぼ2~3分のペースである。
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「十丁目」(10:34)。新しいタイプの石柱は昭和41年7月の建立なので、今年でちょうど半世紀だ。
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みんな現時点では順調(この先もずっと順調だった)。
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「十一町目」(10:35)。この石柱は明治7年(1874年)3月の建立。もう140年以上経つ。
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新しい「十一丁目」は少し離れた場所にあった。
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このあたりから雪が目立ってきた。標高は約900m。
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「十二丁目」(10:39)。約30分で200mほど登った計算になる。
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石垣がある。ここには松本茶店(きくや)と呼ばれた茶屋があったそうだ。
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旧「十三町目」。
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たまには後ろを振り返ってみる。
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「十三丁目」(10:42)。
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登りに不安を覚えていたY子さんだが、なんと先行グループに追いついてしまうほど。
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今週平日2回、練習のため山に行ったそうで、その成果が表れたようだ。

急斜面が続く。
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久しぶりに展望が利く場所に出た。伊勢原方面が見える。
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「十四丁目」(10:50)は、ぼたん岩地帯。
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ぼたん岩とは、このあたりに散在する凝灰岩の球体の石のことで、牡丹の花のように見えることからそう呼ばれている。
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玉ネギの皮がむけているようにも見えることから「タマネギ岩」とも呼ばれるらしく、岩石の風化現象の一つである。
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牡丹というより、恐竜の卵の化石に見える。
みんな、「ここにも、ここにも」と歓声を上げながら通過した。
ここがほぼ中間地点ということになる。

小腹が空いてきたので、伊勢原駅前で買った地元のバターどらやきを歩きながら食べてしまった。
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この先にかなりしっかりした石垣の遺構。
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ここも茶屋の跡だろう。

「十五丁目」(10:55)には、天狗の鼻突き岩。
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この岩の左端に拳が入るくらいの穴が開いている。
これは天狗が鼻を突き当てて開けた穴だと言われている。
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中にお賽銭が詰まっていた。ほとんど1円玉と5円玉だったが。

ひと登りで「十六丁目」(11:04)。ここにはかつて追分茶屋があった。
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蓑毛や浅間山に下る道との分岐点(追分)になっており、巨大な「十六丁目追分の碑」が立つ。
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大山詣でを終えて、富士講の人や最乗寺に向かう人はここから右に下るわけだ。

碑は宝暦十一年(1761年)の建立で高さは3m68cmもある。
正面には「奉献石尊大権現大天狗・小天狗御寶前」、右側面に「従是右富士浅間道 東口冽走(すばしり)江十四里 小田原最乗寺江七里十町」、左側面に「新吉原町中 宿坊寶寿院」と刻まれている。
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裏面には、奉献者の名前が連ねてあるようだが、判読しにくいので断念。
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脇に「三十六丁目」の丁目石があったが、これは蓑毛からのものだろうか。
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しばし、みんなで見学した後、また歩き始める。
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新しく木道が整備されていた。以前はなかった。
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新旧の石柱が向かい合っているという「十七丁目」はなぜか見落とし。
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「十八丁目」(11:12)が出てきてしまった。
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十六丁目から先はわりと明るい尾根道である。
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「十九丁目」(11:15)通過。
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これで3分の2まで登ってきたことになる。
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期待の「二十丁目」(11:20)の富士見台はやはり何も見えなかった。
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(つづく)

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