山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

2016大山(1)

【2016年3月26日(土)】大山
この日の山行は高校の同級生Y子ちゃんの企画。
「顧問」を依頼されたので、同行させていただくことにした。
メンバーは同窓生を中心に総勢10人(男4人、女6人)。
小田急伊勢原駅に8時半集合、バスとケーブルを乗り継いで阿夫利神社下社から大山頂上(1252m)を目指すという計画だ。
しかし、私は大山ケーブル駅から下社までの男坂を歩いたことがないので、皆さんとは下社で合流することにして、先行することにした。

前夜は横浜・野毛で、高校の先輩の定年祝いの酒席があったので、それに参加。
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横浜から所沢の自宅に帰って、翌朝また伊勢原まで遠征するのは難儀なので、そのまま横浜に泊まってしまうことにした。
宿は野毛の繁華街にあるカプセルホテル「ビジネスイン・ニューシティー」。
せっかく大浴場もあったのに、眠気が勝り、あっという間に沈没してしまった。
しこたま飲んで、〆ラーまでしてしまったので、とても風呂に入る元気がなかった。
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それにしても、横浜にこんな昭和な飲み屋街があるなんて知らなかった。
しかも規模がでかい。気に入ってしまった。

翌朝は6時の目覚ましで起床。
二日酔いでもなく、わりとシャキッと起きることができた。
でも、大量の大○が出た。
6:30から朝食があったのだが、さすがに食べられず、6:40に出発。
早朝の野毛繁華街を興味深く徘徊しながら関内駅に向かう。
関内駅の手前に「吉田橋関門跡」なる石碑があった。
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幕末、開国に伴って横浜港が開港すると、東海道と横浜港を結ぶ横浜路が開かれた。
この場所には「吉田橋」が架けられ、関門が設けられたそうだ。
これを境に、海側(馬車道側)を関内、陸側(伊勢佐木町側)を関外と呼ばれるようなったのだとか。
その関門も明治4年(1871年)には廃止されてしまったというから、「関内」という地名が生き残ったのは意外な感じもする。

関内からは6:55発の根岸線に乗る。
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横浜で相鉄線に乗り換えて、終点の海老名まで。
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小田急海老名駅では、ロマンスカー海老名駅停車記念の式典が終わったところだった。
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北海道新幹線開業のこの日、小田急では一部のロマンスカーが海老名駅と伊勢原駅に停車するダイヤ改正が行われたのだ。
今回の山行メンバーの何人かは、その該当列車に乗って、現地入りすることになっている。

ちょっとした感慨を胸に、小田急に乗り換え。
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伊勢原駅(7:59着)ではさらなる歓迎ムードで、大きな騒ぎになっていた。
この子は、伊勢原市のゆるキャラ「クルリン」。
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地元の名産「大山コマ」を逆さにして頭にかぶっている。
クルリンとは、コマが回る擬態語から来ているのだろう。

ここでも式典が行われたようで、もう撤収作業が進んでいた。
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武将姿の方々のお迎えを受けたが、これは太田道灌の墓が伊勢原にあることに関係があるのだろうか。
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後でメンバーに聞いたところでは、太田道灌を主人公にしたNHK大河ドラマを実現すべく、署名運動をしていたのだそうだ。

この日は「てんきとくらす」の予報では晴れだったのに、あいにくの曇り。
ただ、車中から大山の山頂は見えていたので、晴れることを期待していた。
なのに、外に出たら雨が降り出した。ええっ、どうなってるの?。
とにかくバスに乗らないといけないのだが、この行列。
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もちろん、丹沢の山々に行くバスは乗客があふれたらすぐに臨時便を出してくれるので心配はしていないが、ちょっとびっくり。
こんな桜の季節でも新緑の季節でも紅葉の季節でもないオフシーズンにこれだけの登山者を集めるとは、やはり大山とは大した山だ。
ロマンスカー効果がそれほど大きいとも思えない。
さすが、江戸時代から多くの参詣者で賑わった山だけある。

ところで、お腹が空いていなかったので、まだ朝食を食べていなかったし、わりと乗り継ぎが忙しかったこともあり、何も食料を買っていない。
ちょうど、バス停近くに露店が出ていて、おにぎりやらどら焼きを売っていたので、ここで調達することにした。
赤飯おにぎり2個パック200円と、クルリン印のバターどらやき1個150円。
お昼はたぶん下社の茶屋に何かあるだろうから、そこで買えばいいや。

この時間は、定刻8:05発のバスの前に、臨時の直行便を出してくれたようなので、そっちに乗った。
これを見送れば、もうすでに待機している定刻のバスで座れたかもしれないが、大した時間じゃないから気にしない。

車中では早速、赤飯のおにぎりをいただいた。
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これで少しはお腹が落ち着いた。

バスは私が昨年暮れに歩いた大山道をほぼたどり、20分ほどで大山ケーブルに到着した。
運賃は310円。
下車すると、目の前に大山コマをモチーフにした、かながわ古道五十選「大山宿坊街」の石碑があった。
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「かながわ名勝五十選」はあちこちで見かけるが、「古道五十選」なるものがあるなんて初めて知った。うち7つは各所からここに集まる「大山道」だそうだ。

それにしても雨は降り止むどころか雪になってきた。
本降りにはならないだろうが、用心して雨具の下も履いていくことにする。
前日着ていた衣類や着替えなどもあってザックがパンパンなので、少し身に付けないと弁当も入れられない。
15分ほどでザックの整理や身支度をして、8時半過ぎに出発。
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4期下のSさん夫妻は車で来ているというので、駐車場に行って、まずは彼女たちに挨拶。
お二人はワンちゃんとともに、後発の本隊と一緒に登る予定だ。

まずは舗装された参道を大山ケーブル駅まで登る。
ここは昨年暮れに歩いた道だ。
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ジンチョウゲやヤマユリ、キンモクセイなどが植えられて「香りの街道」とも呼んでいるようだが、まだ季節は早い。
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間もなく、こま参道に入る。
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前回もリポートしたが、今回は参道にある店舗をくまなく記録していくことにする。
まだ時間が早いので、シャッターが下りたままの店も少なくなかったが。

金子屋支店。
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中村屋。
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平の屋。
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山ゆり。
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大山で最も古い土産店、西の茶屋本店。
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江戸時代には大山寺(現・阿夫利神社下社)の本坂入口西側で店を構えていたから、その名があるという。

大山うるわし本舗。
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きゃらぶきの大津屋。
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どれも美味しそう。帰りに買って帰ろうと思って忘れてしまった。
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こちらは大山煎餅の雷神堂。
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ハート形だから甘いのかと思ったら「大辛子」とある。
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大判かつ手焼きではあるが、それにしてもちょっと高かった。

昭和な雰囲気のすぎやま食堂。玉こんにゃくがいい香りだった。
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豆腐料理の小川屋。
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う~ん、頂上付近ガスってるなあ。
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旅館ねぎし。
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大山こまを製造販売している数少ない代々木地師の店ゑびすや。
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塚本みやげ店。
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この時期、「大山とうふ味めぐりキャンペーン」を開催中だった。
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参加店舗ではそれぞれのオリジナルメニューをどれも500円で提供している。
パンフレットをみると、どれも美味しそうで、山に登らず食べ歩きに来るだけでも価値があるように思えた。

いのしし鍋のかんき楼。
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路傍の小さなお社。
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最後に旅館元瀧。
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小さな元瀧の「滝壺」にはコイがたくさん泳いでいた。
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その脇に「竜神の神」。
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大山川(鈴川)を渡って、さらに階段を登ると、大山ケーブル駅。
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9時の始発に乗るべく登山者や観光客が行列をなしている。
これには学生時代(1983年10月30日)に大山登山に来た時に乗ったことがあるはずなのだが、全く記憶にない。
チケットが残ってないか探してみたが見つからなかった。
今回は下りで乗ることになるので、それも楽しみだ。

(つづく)
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