山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

円山(上)

【2016年1月3日(日)】円山
今年の正月は1~4日まで札幌の実家に帰省した。
そのうち、3日は高校の同窓生と円山(225m)に登ることにした。
登り初めは、今シーズン初の雪山でもあった。
集まったのは、同期4人と5期下のIさん。
ただ、同期のN君は、膝が痛いので今日は登れないとのこと。
下山後再び合流することにした。登れないのに来てくれるなんて、なんていいヤツなんだ。

八十八か所登山口に午後1時集合とした。
N君と事前に相談して、登下山に1時間半、その後、お風呂に行って、夕方5時から街で飲む計画である。
この日のため、私は東京から長靴でやってきた。
飛行機の中ももちろん長靴だった。
母には「みっともない」と言われてしまったが関係ない。

雪なのでトレランシューズでは歩けないし、ハイカットの登山靴も足首の関係でまだ履けない。長靴にチェーンアイゼンをして登ることにしたわけだ。

実家を12時過ぎに出て、地下鉄円山公園駅に12:40に到着。
北海道神宮への初詣客でかなり混雑している。
公園の敷地内に入ると、初詣客は右へ、私は左へ。
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やっと喧騒から解放される。
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正面にこれから登る円山が見えてきた。
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円山に登るのは2回目。1回目は確か小学校の登山遠足だったと思う。
何年生の時だったかはっきりとした記憶はない。
3年生だった気がするが分からない。
何となく頂上の雰囲気が思い浮かぶだけで、歩いているときの光景などは記憶の彼方だ。
だから、実質初めて登ると言ってもいい。

道標に従って集合場所に向かう。
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実は「登山口集合」と呼びかけたものの、自分も初めてだし、ちゃんとした地図もないので、出たとこ勝負だったのだ。

おお、どうやら間違っていなかったようだ。もう2人先に着いている。
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新年の挨拶を交わす。

全員が集まるまで、ちょっと付近を探検。
円山は藻岩山(531m)と同様、ほぼ全山が国の天然記念物になっている。
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奥に大師堂が見える。
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小さな橋に、こんなに大きな石柱。
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「大師橋」ということはよく分かった。
原始林であることも、漢字7文字で示している。

橋を渡ると、「開山始」の石碑。「大正三年五月二十日」の文字が大きい。
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「奉納新四国八十八ヶ所奥野院大日如来」とある。
ここに新四国八十八ヶ所を奉納したのが、大正三年(1914年)ということらしい。

こちら大師堂。
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説明板によると、円山村の開拓功労者である上田万平、善七兄弟が円山登山道を開き、四国から北海道に移住してきた札幌近郊の信者に観音像の寄進を呼びかけ、八十八体の像が大正三年に建立されたという。
その後も寄進があり、今では200体以上が登山道に並んでいるとのこと。

翌年には大師堂が建立。その後も大日如来像や開山碑など多くの仏像や石碑が建てられ、今のような景観になったようである。
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なるほど勉強になった。全然知らなかった。

熊出没情報! 昨年の秋だ。
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よく読むと、動物の糞があったという情報が寄せられたが、確認できず。でもヒグマの可能性もあるので気をつけて、との趣旨。

集合場所に戻る。
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登山道からは樹齢100年を超えるカツラやシナノキなどの巨木が見え、リスや小鳥などの小動物が目を楽しませてくれるという。う~ん楽しみだ。

ここではストックを無料貸し出ししている。
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さっきの案内板の裏に15本ほどかけてあった。
Iさんがこれを借りた。

さて全員そろったことだし、13時すぎに出発。総勢5人のパーティーである。
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積雪は10cmほど。例年よりかなり少ない。
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これは稲荷神社かな。
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坂はそれほどきつくない感じ。
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いつもはリスがいるらしいが、冬眠中なのか姿が見えない。
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石仏も全部撮っていたらキリがないので主だったものだけにする。
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こちらは第十番。
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雪に埋もれても、必ず誰かが掻き出してくれるんだそうだ。
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これは寄進者の名前がはっきりと分かる。
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旧丘珠村の岡島伊三郎さん。隣も親戚なのか岡嶋杉蔵さん。

原始林はそれほど鬱蒼としているわけではない。冬枯れということもあるが。
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十五番の石仏には、合格祈願のよだれかけが掛けられていた。
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いつも世話をしてくれる熱心な信者がいるのだろう。この柄のエプロンが多かった。
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琴似村、斉藤カツノさん。
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案内板の通り、巨木も迎えてくれる。
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三十番。古いもののはずだが、修復したからなのか、「神田 平成五年五月」と彫り直してある。
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隣のは明らかに新規。

三十一番。これも台座との接続部分を修復してある。
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三十六番は丘珠村の岡島スギさん。左の不動明王が随分風化している。
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どんどん登る。
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保育園のよだれかけは内容がかわいい。
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ほぼ中間地点の展望スポットに出た。札幌の中心街が一望できる。
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最奥の一番高いビルが札幌ステーションタワー。
その左に見える白い扁平な三角はモエレ沼公園のモエレ山だ。
わが町さっぽろ。

(つづく)
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