山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

のと鉄道七尾線

5月18日
16:19七尾発の穴水行き普通列車に乗り込む。
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JR線からの乗り換えは直接できるが、乗り換え切符を持っていないので、一旦JRの改札を出て、のと鉄道の切符を買い、のと鉄道の改札から入る。

七尾に来るのは、5度目くらいだろうか。10日ほど暮らしたこともある。病室でだが。
奥能登を訪ねるのは3度目である。
1982年、自転車で能登一周したとき。
1997年、雨の宮古墳群や真脇遺跡など遺跡を訪ねたとき。
で、今回。なんか15年ごとに来ていることになる。

のと鉄道のロゴは、ひらがなの「の」と「と」を組み合わせたものだ。
七尾~穴水間は国鉄からJR西日本に引き継がれたが、1991年、穴水より奥の区間ですでに開業していた第3セクター・のと鉄道へ移管された。
つまり、のと鉄道としての歴史はまだ20年ちょっとしかない。

NT200形の気動車で2両編成。ボックス席はすでに通学の高校生らで埋まっていたので、先頭車両のかぶりつきに陣取る。
この位置は結構恥ずかしいので、あまり行かないのだが、実は好きである。
ただ、前ばかり見ていて、つまり線路ばかり見ていて、車窓がおろそかになりがちになるという欠点もある。
ただ、それにしても線路を見ているのは、まるで飽きない。
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これは能登中島駅
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貴重な国鉄時代の郵便車オユ10形が保存されている。
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まもなく海が見えてきた。
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車窓の写真を撮っていると、少年に「おじさん、カメラマン?」と尋ねられた。
この少年は中学生だが、知的障害児のようで、遠慮なくいろいろと聞いてくる。
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この駅名標を撮ったら、「ゆのさぎはアニメだよ」と教えてくれた。
確かに、のと鉄道に「湯乃鷺」という駅はない。
調べてみたら、ここ西岸駅は2011年に放映された萌え系のアニメ「花咲くいろは」の舞台である「湯乃鷺駅」のモデルになっているとのこと。そういえば、車両のラッピングにも、それらしきものがあった。単なるイメージキャラクターと思っていたら、そうではなかったのだ。彼はそのことを教えてくれたわけである。

東京から来たの? とかあれこれ聞かれて、丁寧に答えていたら、運転士が「こら、迷惑だろ!」と少年を叱っていた。
運転士とももちろん馴染みなのだ。「いつも、ここに乗るの?」と聞くと、そうだと言うので、終点まで彼と一緒にかぶりついていた。
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ここは、桜で有名な能登鹿島駅。愛称は能登さくら駅だ。

そうこうしているうちに、終点穴水に到着。わずか50分ほどの旅であった。
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改めて、いろはを見てみる。結構いいじゃないか。どんなストーリーだったのか知らないが、見てみたくなってしまった。本当に萌えるかも。
青森で同じような萌えキャラを見た時は何も感じなかったが、何が違うんだろう。

今夜は駅前の旅館砂山に泊まるのだが、
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これから一旦、七尾に戻る。明日は車で移動する予定だけど、穴水ではレンタカーが借りられないからだ。
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穴水駅構内に、永井豪作品のラッピング車両を見つけた。でも永井豪記念館のある輪島市にはもう、のと鉄道は通じていない。
12分の待ち合わせで折り返す。17:20発七尾行きである。
今度は、ボックス席に陣取り、海側の風景に目を凝らす。
日本最古の漁法と言われる「ぼら待ち」のやぐらが見えた。
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海の向こうに光るのは、和倉温泉街。
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一度は、あの有名な加賀屋に泊まってみたいが、おそらく泊まれないだろう。

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すいません、だんだん気に入ってきました。
というわけで、七尾駅に戻ってきた。
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この構えはあまり30年前と変わらないが、駅前は随分変わった気がする。
15分ほど歩いて、トヨタレンタカーに向かい、車をゲットする。
これからはのと鉄道の駅舎を一つ一つ、暗くなるまでにできるだけたどりながら、穴水を目指す。
途中、線路に沿って走っていたら、踏切が鳴りだしたので、あわてて車を止めて、列車を撮る。これは穴水行き。
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そしてこちらは七尾行き。「NO TO GO」とあるのは「永井豪」とかけているのだろう。こちらは、永井豪のラッピング車両だったので。
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和倉温泉駅。帰宅中の高校生たちがたむろしている。
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七尾~和倉温泉間はJR西日本とのと鉄道の共用区間であり、線路などの施設はJRの所有となっている。1991年に津幡~和倉温泉間が電化され、JRの特急が和倉温泉まで乗り入れている。

田鶴浜駅前には懐かしい郵便ポストがあった。
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天井にツバメが巣を作っていた。
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日も暮れて、電灯のともった笠師保駅。
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愛称は「恋火駅」。なぜだろう?

これで本日の駅舎撮影は終了。宿に向かう。
その前にメシを食わないといけない。
予約した時、「お一人様は食事は出せない」と言われてしまったのだ。

街道で何かいい店はないかと探していたら、地産地消の緑色のちょうちんを掲げている店を見つけ、入った。その名も「時葵」。
かつて、時津風部屋に所属していた力士で、幕下まで行ったのだとか。
そのおやじさんに乗せられ、能登の焼きカキ1人前(8個1000円)と海鮮定食(1300円)をいただき、満腹になった。
焼きカキは確かにうまかったが、8個はやはり多すぎた。半分にしてもらえばよかった。
8時過ぎに宿に到着。10時過ぎには床に着きました。

つづく
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