山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

大山道(7)

【2015年12月27日(日)】大山道
阿夫利神社下社へ最後の階段を登る。ここに来るのは、17日ぶり4回目だ。
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雄大な展望が広がった。
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知恵の輪をくぐって、阿夫利神社下社に参拝する。
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今年ありがとうございました。来年もたくさん山に登れますように。

境内には、阿夫利神社中興の祖権田直助の像。
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村山坊にあるのと似た大山獅子(獅子山)。
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ここが奥社(頂上)に向けての新たな1丁目。
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今回は、頂上は目指さず、山腹をトラバースして蓑毛越から蓑毛に下る。
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この道は前年の10月に歩いた道だが、蓑毛越から先は初めての道だ。
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時間があれば、ここから男坂を下り、ケーブルで登り直して蓑毛に行くことを考えていたが、もう2時半を過ぎてしまったので時間切れ。
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男坂は改めて歩くことにしよう。

この道もほぼ等高線沿いなのだが、緩やかなアップダウンはある。
意外にクサリ場なんかも。
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落石もありそうだ。
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振り返ると社殿が見える。
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ケーブルカーも新しくなった。
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大山ケーブルは昭和6年(1931年)に開業したが、戦時中は不要不急路線として廃止され、再開されたのは意外に遅く昭和40年だった。

相模湾がきれいだ。
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三浦半島の向こうに房総半島も見える。
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正面には浅間山(680m)。
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立派に石垣が築かれた道を小走りで進む。
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コースタイム30分のところ、22分で蓑毛越を通過。
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蓑毛のバス停に向けて下る。
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こちらもよく整備されている。
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かつての参詣道の一つだったのだ。
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こちらの道にも「百回登山紀念碑」がひっそりとあった。
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これが道標になっており、「右 拝殿道 左 本社道」とある。
大正五年(1916年)の建立である。

ただ下るに従い、道が荒れてくる。
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浮石が多く歩きにくい。
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これでも関東ふれあいの道だ。
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植林の道を抜けて、いったん林道に出る。
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安心したのも束の間、また登山道へ。
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石畳は下りにくいので、脇の土嚢の上を歩かせてもらう。
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やっと車道に出た~
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と思ったら、横断しただけ。
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しかし傾斜はだいぶ緩やかになった。
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里は近いぞ。
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今度こそ正真正銘、登山道を抜けた。
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常夜灯が立派だ。
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本当はもっと大きなものがあったのだろうけど。
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こんなところに割烹料理の店があった。
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荒れた雰囲気はないが、営業をしているようにも見えない。
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その横にお寺への入口があったので入ってみる。
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「相生山千元院」とある。

この巨大な石の玉は五輪塔の水輪だろうか。
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境内には相生稲荷も祀られている。
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本堂。
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説明板など何もなかったので、縁起などは全然分からない。

バス停に向かうが、その前に大日堂にも立ち寄ろう。
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それには金目川を渡る必要がある。
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なかなかワイルドなところを歩かされる。
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南無地蔵菩薩の石碑。
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木食光西上人入寂の地。
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享保の飢饉の際、蓑毛・宝蓮寺の光西上人は仏教の力で農民を救済しようと、全国行脚に出かけて浄財を集め、荒れていた大日堂を再興したほか、新たな御堂を造営して、民衆に心の拠り所を与えた。
その後、享保二十年(1735年)、地下に掘った石室にこもり、入寂(即身成仏)した。
「200年後に掘ってみよ」という遺言に従い、昭和10年(1935年)に村人が発掘したところ、石室の中から頭骨などのほか、鉦の脚3点、袈裟の環1点、古銭6枚、青銅の観音像1体が出土した。

遺骨は埋め戻され、今もここに眠っている。
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宝蓮寺茶湯殿。木造十王像(享保六年・1721年建立)などが安置されている。
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宝蓮寺の境内にある御嶽神社。
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不動堂。
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不動堂の石段の下に道標。「従是 不動・石尊道」とある。
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不動も石尊も江戸時代には大山寺を指した。

大日堂。
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天平十四年(742年)、聖武天皇の勅願寺として造営されたと伝わる。

本尊は金剛界五智如来で平安時代後期の作という。
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境内奥には「金剛水」。
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かつて大山詣での人々が水垢離をした場所。
蓑毛は大山(1252m)の西の玄関口であった。
でも、今は水が湧いているようには見えない。
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仁王門。
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仁王門自体は江戸時代後期の建築とされるが、中に安置されている仁王像は平安末期(12世紀半ば)というから関東の仏像としてはかなり古い。

というわけで県道まで下りてきた。
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東京少年キャンプ発祥の地の記念碑。
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駐車場にある「丹沢大山国定公園」の石碑。
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バス停の時刻を見ると、次は16:00。
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あと5分時間があるので、蓑毛の旧宿坊街を歩くことにした。
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通り自体は当時の面影がなきにしもあらずだが、住宅はみな建て替えられている。
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県道に合流したので、次のバス停で待つことにする。
と思ったら、私が乗る予定のバスが今、蓑毛バス停に向かって登って行った。
すぐ折り返して下りてくるはずだ。
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16:01乗車。秦野駅に向かう。なんだかんだで今日も15km歩いた。
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20分弱で秦野駅に到着。
まずは山麓酒場だ!と思ったのだが、雰囲気のある大衆酒場を探すのも時間がもったいないし、時間的にまだ開いていないだろうから、手近なとこで駅ビルにある「庄や」にしてしまった。
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まずは生ビールで喉を潤す。今日もほぼ8時間歩いた。
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つぶ貝の刺身を肴に飲み干し、炭水化物は焼きそばで。
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30分も滞在せずに切り上げ、16:53発の急行で小田原へ。
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小田原には17:13着。
駅ビルの和菓子店でデザートのスイーツを買って、17:36発のこだま673号名古屋行きに乗り込む。
明日は浜名湖の北東にある井伊谷をめぐる予定なので、家には戻らず、西へ行く。
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小田原銘菓「菜の花」の「月のうさぎ」と「焼きモンブラン」を1個ずつ。
これだけで合わせて500円以上した。
いずれも美味しかったが、牛乳が欲しくなった。
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18:59浜松着。
実は今回の旅で何度も着替えをしている間に、どうやら帽子をどこかに置き忘れてしまったらしい。
帽子がないと今後の山行に支障が出る。
ちょうど浜松駅の駅ビルに「好日山荘」があったので、ホテルチェックインの前に立ち寄った。
どれも高くて、なくしたことに後悔しきりだったが、一番安い3000円台のを購入した。
駅南口徒歩1分の浜松ステーションホテルにチェックイン。
10時には就寝した気がする。

【行程】2015年12月27日
伊勢原駅(8:04)~伊勢原大神宮(8:23撮影8:30)~片町十字路(8:40)~山口家住宅(8:59撮影9:14)~太田道灌公の墓(9:31撮影9:36)~石倉橋(9:56)~宗源寺(10:23)~三の鳥居(11:00)~大山駅(11:12)~東学坊(11:44昼食12:35)~こま参道(12:58)~大山ケーブル駅(13:23)~大山寺駅(13:52撮影13:57)~阿夫利神社下社(14:33撮影14:42)~蓑毛越(15:04)~蓑毛みち登山口(15:31)~蓑毛中バス停(16:01)
※所要時間:7時間57分(歩行時間:7時間6分)
※登った山:なし
※歩行距離:15.3km
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