山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

要害山・聖武連山(上)

【2015年12月26日(土)】要害山
この日は関東一円、快晴の予報。
となるとやはり富士山を見たい。山梨の帯那山を予定していたが、前夜終電まで飲んでしまい、床についたのは午前2時。
そうなると早起きはできない。
でも、こんな事態も想定して候補に考えておいたのは、上野原の要害山周回コース。
コースタイムは3時間半ほどなので、遅く出発しても大丈夫だ。

上野原駅でのバス接続は10:25だから、8:53新所沢発の電車に乗ればいいことは前日のうちに調べておいた。
というわけで、8時起床を目指して爆睡。
翌朝なんとか8時過ぎに起きて、あわてて準備をし、8:35に家を出る。

朝飯は電車の中で、パンを2個。
東村山、国分寺、高尾で乗り換えて、10:05上野原着。
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中央線ではずっと新聞を読んでいた。

さて、バスの時間までまだ20分もある。
じっと待っていられない私は、歩き始めてしまった。
適当なバス停でバスが追いついてくるのを待つ予定だ。

見上げれば、休業中の旅館河内屋。廃墟ではなく、ちゃんと人は住んでいる。
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階段を登って県道に出て、しばらく行くと、左手に扇山(1138m)と権現山(1312m)が望めた。
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10分ほど歩いて、駅から2つ目の関山バス停でバスを待つことにした。
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バスは5分ほどで来た。小型のバスだった。

市街地を通り抜け、鏡渡橋で鶴川を渡る。
その少し先の尾続で下車。10:43頃だったか。
左には聖武連山(542m)、右奥には笹尾根の熊倉山(966m)が見える。
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熊倉山を少し大きくしてみた。
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軽くストレッチをして出発。といきたいところだが、登山口が分からない。
以前、上野原駅前のバス案内所で入手した「要害山~尾続山コース」の地図には、尾続集落から西に向かって入っていくように書かれているが、地形図には該当する道が書かれていないので、バス停から進んでいいのか戻るべきなのか迷うところなのだ。
とりあえず進んでみたが、あらぬ方向に行く道しかない。
戻って、この門のある家に向かってみる。
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道は門を避けていったん左折するものの、結局は敷地内につながっており、この道もNG。
もう少し戻ってみると、また民家に通じているような道があったが、たまたま野良仕事をしているおばあさんがいたので聞いてみた。
この道で正しかった。「おひとり? 気をつけてね」と声をかけてくれた。
「はい、ありがとうございます」

すぐ先に道標があった。
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改めてさっきの地図の裏面を見たら、手書きでこの入口の説明があった。
最初からこれをちゃんと見ておけばよかった。
5分ほどロスしてしまった。

それにしても、この道標の表記は解せない。
確かに、ぐるりと回って道は要害山につながってはいるが、ここはやはり直近の山である「尾続山」とすべきではないか。
この先もずっと道標は「要害山」だったので、うんざりしてしまった。

この分岐にあった神社は尾続神社。
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階段がたくさんあったので撮影だけにして、参拝は省略させていただいた。
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すぐ先で道は細くなる。
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間もなく、暗い植林の中に入る。
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路傍の石仏。
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竹林の中をつづら折りに登っていく。
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尾根にのると、いくぶん傾斜が落ち着いた。
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暑いくらいなので、ウインドシェルも脱いでしまった。

20分近く歩くと、展望の開けた場所に出た。上野原の市街地が見下ろせる。
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その奥は石老山(左、702m)と、たぶん仏果山(747m)。
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しばし景色を楽しみ、ひと登りでニセピークにたどり着く。
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ここで標高は500m。あとはしばらくほぼ平坦な道。
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尾続山山頂直下でやっと「要害山」以外の道標が出てきたが、これとて適切とは言えない。
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それに尾続山がかわいそうである。

登山口から40分ほどで、尾続山(538m)に到着。
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四等三角点があった。
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樹林のため眺望なし。休まず通過する。
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またまたしばらくなだらかな道。
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この周回コースも八重山トレイルレースのコースになっているようだ。
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だから、直近の山ではなく、目標地点の山を表示しているのだろう。
しかし、普段はハイカーが歩くのだから、その辺も配慮してほしい。

木々が伐採されている場所に出て、再び展望が開けた。
東には陣馬山(855m)。
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石老山も見えるが、すぐ手前の山は虎丸。
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そして待望の富士山。
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残念ながら、かなり雲がからんでいる。風も強そうだ。
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上野原方面の全景。
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右奥の高い山は丹沢の焼山(1060m)や黍殻山(1273m)。
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手前右が今歩いてきた尾続山。

このあたりは大山(1252m)の北東あたりの山並みだと思うが、自信はない。
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約600mのピークで道は左に大きく屈曲する。
珍しく大きな岩が現れた。
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間もなく、本日の最高峰、実成山(609m)に登頂。
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ここも展望がないので通過。
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20mほど下った鞍部に古い生活道との交差点があった。
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この道は登下(とっけ)集落と用竹集落を結んでいたのだろうが、完全に廃道と化していた。

ほどなくコヤシロ山(600m)に到着。
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このコースは小さなピークにも、細かく名前があるので、ピークハンターとしてはうれしい限り。
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ここは用竹や墓村集落に下る道との分岐にもなっている。
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で、肝心の富士山だが、噴煙を上げているかのように雲がたなびいている。
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これはこれでまた壮観だ。
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コースタイム1時間半のところ、1時間10分かからずに着いた。
ベンチもあることだし、ひと息入れることにしよう。
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行動食の豆をいくつか口に放り込んだ。

西には不老山(左、839m)と高指山(右、911m)が見えた。
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いずれあそこにも登らねばなるまい。
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この先は一部、ヤセ尾根になっているところがある。
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次のピークには名前が付いておらず、道標のみ。
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ここの下りでスリップして、尻もち。やはりチェーンを履いておけばよかった。
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沿道に小さな神社が2か所祀られていた。
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管理者は誰なのだろう。

風の神様(540m)への登りは20mほどしかないが、かなりの急坂。
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ずっとロープが張ってあった。

頂上では2人の高齢男性が、ちょうどお昼を食べていた。
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私は撮影に勤しむ。
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これが風の神様なのだろうか。
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木々を透かしてという形になるのだが、右のなだらかなピークがコヤシロ山。
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左から、不老山、高指山、雨降山(1177m)。
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富士山方面はばっちり開けている。
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この先もヤセ尾根が続く。
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おお、左手眼下に登下集落が見えた。
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面白い地名だし、絵に描いたような山村集落を想像していたのだが、意外に普通だった。

(つづく)
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