山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

不老山(3)

【2015年12月18日(金)】不老山
不老山(928m)から三国山に続く稜線を歩いている。
世附(よづく)峠から2つ目の746m標高点あたりで、箱根の山が左の矢倉岳(870m)からほぼすべて見えた。
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矢倉岳には2011年10月に登ったが、晴れていたにも関わらず富士山は見えなかった。

中央に明神ヶ岳(1169m)と手前に金時山(1213m)。
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見晴らしのいい道だ。
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でも、白クラノ頭(978m)への本格的な登りにかかると、道は植林の中に隠れてしまう。
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ここから標高差が250mほどもある。
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振り返ると時々、丹沢の核心部が見える。
これは熊笹ノ峰(左、1523m)と檜洞丸(右、1601m)。
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頂上に尊仏山荘をのせた塔ノ岳(1491m)。
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150mほど登ると一旦平らになってひと息つくことができた。
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少しだけ下って、登り返し。
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ロープ付きの階段が続く。お言葉に甘えて使わせてもらった。
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このあたりはブナの大木が目立つ。
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そしてようやく白クラノ頭。
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冬枯れにはなっているがとくに眺望はなし。
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これがご神木のような存在。
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古い道標は倒れたまま。肘をついて寝ているようだ。
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この先は500mほどなだらかな道が続く。
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歩きながら息を整える。
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湯船山(1041m)へは標高差80m。
その登りにかかったところで、単独の男性とすれ違った。
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平日のこのコースで人と会うとは思わなかった。

13:18、湯船山に到着。
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世附峠から1時間半ちょっと。コースタイムは1時間55分だから、かなり速かった。

しかし思うのだが、山の名前はやはりメインに据えて、もっと大きく表示すべきではないだろうか。
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人はみな、山の名前のある標識の前で写真を撮りたいものである。
これでは、位置は足元だし、小さくて読めない。
山に登ったことのない人がデザインしているのがよく分かる。
これでは、岩田某氏が小山町を批判するのも無理はない。

古い標識も倒れたまま放置。なんだかなあである。
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歩きながら友人のO君とFBでやりとりしているうちに、御殿場で飲もうという話になってしまった。
まあ、こちらが誘ったんだけど。
というわけで、富士急で帰る計画は変更。
日帰り温泉が御殿場市内にないかどうかスマホ検索しているうちに寒くなってきたので出発。
結局、お風呂は駅からはかなり離れているので、今日は断念することになりそうだ。

そんな事態になりつつ、三国峠へ向かう。
下り始めてすぐ、正面にはさみ富士。
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次のピークからは、木々の間から、いくつかの山を撮影することができた。
御正体山(1682m)。
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石割山(左、1413m)と日向峰(中央、1446m)。この稜線は歩き残している。
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ここのピークには、「○1313」などと読める道標?らしきものの残骸が残っていたが、何だかよく分からなかった。
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そして1分ほど下ると、この標識。
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素直に受け取ると、今のピークが明神山ということになる。
標高976mとあるが、ここは1010m以上ある。
それに976mとは、この先しばらく先の標高点の標高で、「山と高原地図」にはそこを明神岳としている。
地元の人の表示を信じたいのだが、このピークの標高としては明らかに間違っている。
だとすれば、地図の方を採らざるを得ない。

ちょうど1000mの鞍部には、「ごんぐ(欣求)のベンチ」なる標識があった。
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「一休みしませんか」とあるが、休まず進む。

しばらくなだらかな直線道路。
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このあたりが地図上の明神山なのだが、平らなので、どこが標高点なのか分からない。
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山名板はなかったが、こんな道標だけあった。
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鉄塔の下をかすめて、道は下る。
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明神峠の手前に山中諏訪神社奥宮がひっそりとたたずんでいた。
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ここまでの無事を感謝。

左手が開けて車道が姿を現した。
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峠の直上にはベンチがあって、ここからの眺めを楽しむことができるようになっている。
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午後2時前に明神峠(900m)に到着。
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湯船山から33分。コースタイム(40分)よりやや速かった。
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ここには稜線の北面に下りる林道が通じているが、一般車両は通行止めだ。
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大学1年の冬(1982年2月)に自転車でここを通過したことがある。
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その時もこのバス停があったが、当時の写真と見比べてみたら、同じもののようだ。

富士箱根トレイル全体の案内板があった。
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これは金時山から駿河小山駅、不老山、三国山を経由して須走五合目を結ぶ43kmのコースで、小山町が設定、整備しているもののようだ。
ここ明神峠には4~11月まで駿河小山駅から土日祝日のみバスが運行され、仮設トイレも設置されているらしい。来るのが遅すぎたかな。

この先は車道の方が展望もいいだろうから、車道を行く。
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つもりだったのだが、勾配が16%もあるし、意外に通行量が多いので、やはり登山道に逃げ込んだ。
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明神峠からは楽だと勝手に思い込んでいたのだが、ここから三国山登山口まで150mも登っている。
そんなに斜度はきつくないとは言え、もう6時間近く歩いてきた身にはかなり堪えた。
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正面に半分見える富士山が支えだ。
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愛鷹連峰もすっかり逆光になった。
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頑張って1047m標高点まで上がってくると、展望が一気に開けた。
毎度おなじみの箱根である。
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丁寧に見てみよう。右は矢倉岳。
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だんだん右へと見ていく。明神ヶ岳。
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金時山(左)と右奥は神山(1438m)。その手前に長尾山(1144m)。
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左の電波塔があるのは丸山(1156m)。右奥は三国山(1102m)。
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箱根の右奥には伊豆の天城連峰。
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そのさらに右には沼津アルプス(中央の列)。
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左に巻き戻して、曽我山と相模湾。
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遠く江ノ島や三浦半島も望めた。
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眼下に富士スピードウエイ。エンジン音がここまで響いてきた。
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ススキの向こうに愛鷹連峰。
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箱根の火山活動も落ち着いたようで、よかった。
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箱根と愛鷹の間には、黄瀬川の幅広い谷が続く。
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愛鷹のシルエットは何度見ても美しい。
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間もなく、車道に出た。
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ここは神奈川県と静岡県の県境になっており、三国山への登山口でもある。
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この後はずっと車道歩き。
しかも三国峠までさらに120mも登らないといけない。
本日の最高点が車道の三国峠とは、なんとも洒落にならない。

このあたり日蔭にはまだ雪が残っていた。
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(つづく)
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