山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

大山北尾根(上)

【2015年12月10日(木)】大山北尾根
抱えていた仕事がひと区切りついたので、代休を取った。
前日に急に決めたことなので、行き先を考える暇がない。
同窓会の山岳部例会(11月中旬)で行く予定だった大山北尾根については、多少研究済みだったので、そこに行くことにした。

朝7時に車で自宅を出発。
天気予報ではお昼ぐらいから曇るということなので、先に大山(1252m)に登ってしまうことにして、圏央道・東名経由でまずはヤビツ峠に向かう。
出発時からもう雲が多かったが、東名に乗るあたりで青空が広がってきた。
大山もよく見える。
DSC_0547_20151216233513a21.jpg
なんだ、いい天気じゃないか。

ヤビツ峠の登り口のセブンイレブンで昼食を調達。
県道をぐいぐい登っていく。
途中、大山の参詣道だったことを示す石碑や石仏、蓑毛の寺院などもあって、いずれ麓から歩いてみたいなあという気分になった。

道路地図帳を見ると、ヤビツ峠に行く途中に、菜の花台という展望スポットらしきところがあり、そのすぐ横に三角山(600m)という名も見える。
早く大山に登ってしまいたいけど、景色も見えなくなると残念なので、先に眺望だけは楽しんでおくことにした。

途中、浅間神社の参道と石碑があり、これが菜の花台かなと思って止まったが違った。
DSC_7315_2015121623351826c.jpg
DSC_7314_201512162335174a4.jpg

そのしばらく先に菜の花台が現れた。展望塔があったのですぐ分かった。
DSC_7316.jpg

急いで階段を上がる。真東以外はよく見える。
西、丹沢の前衛の山の向こうに富士山。かなり雲がかかっている。
DSC_7317_20151216233452c04.jpg

金時山(左、1213m)と矢倉岳(中央、870m)。その奥に愛鷹連山が見える。
DSC_7318_20151216233453a93.jpg

その左は箱根。中央のぼこぼこは駒ヶ岳(左、1356m)と神山(右、1438m)。左のぼこぼこは二子山(1091m)。
DSC_7319_20151216233455705.jpg
手前右のなだらかなピークは明神ヶ岳(1169m)。

伊豆方面。
DSC_7320_20151216233456d78.jpg

秦野市街と渋沢丘陵。
DSC_7321_20151216233429d3e.jpg

東丹沢の山々。
DSC_7322_201512162334312dd.jpg

北に二ノ塔。
DSC_7323_20151216233432e19.jpg

大山(右奥)と手前左は岳ノ台(899m)。
DSC_7325_2015121623343443e.jpg

湘南方面。
DSC_7327_201512162334356d9.jpg

おお、富士山すこし見えてきたかな。
DSC_7328_20151216233407bc6.jpg

ひと通り撮影したところで車に戻る。
これは昔からあちこちに設置された丹沢大山国定公園の石碑。なんだか懐かしい。
DSC_7329_2015121623340859c.jpg

昔の写真を引っ張り出してみたら、同じところで撮影していた。1982年2月16日のことだ。
DSC_0581_2015121623351547e.jpg
三角山はすこし離れたところにあったので、登り口だけ見当をつけておいて、ヤビツ峠に向かう。

9:10過ぎに到着。自宅から96km、2時間ちょっとかかった。
DSC_7332_20151216233411dc5.jpg

峠の売店は平日だけあって開いていなかったが、駐車場には10台近く車が止まっていた。
DSC_7331_201512162334105a6.jpg
路線バスも来たばかりのようで、その乗客が何人か登り始めたところだった。
さすがに大山は平日でも人が絶えることがない。

春岳山の水源涵養林の碑と道祖神を確認。
DSC_7333_201512162334137bb.jpg
DSC_7334_201512162333423b1.jpg

念入りにストレッチをして、9:18に出発。
DSC_7335_20151216233343e80.jpg
DSC_7336_20151216233345abe.jpg

これも32年前のヤビツ峠登山口。この案内板はもうなかった。
DSC_0580_201512162335148d8.jpg
ここから大山山頂までは昨年の秋に歩いたコースだ。
でもあの時はガスっていたので、今日は景色が楽しめそう。

2011年版の「山と高原地図」を見ると、「ヤビツ山荘」の記述がある。
たぶんその後撤去されたのだろう。
ここがその跡地だろうか。
DSC_7337_201512162333460bd.jpg

ネットで調べてみたら、茶色い平屋の建物だったようだ。
08.jpg
(「丹沢の山小屋」より借用)
いつ取り壊されたのかまでは特定できなかった。

早く頂上に着きたいので、かなりのハイペースで進む。
DSC_7338_20151216233348bd9.jpg

日も当たって暖かいので、ウインドシェルは脱いでしまった。
山岳部Tシャツ1枚では寒いかなと思ったけど十分だった。
DSC_7339_20151216233320f76.jpg

さすがに先行者をどんどん抜かして行く。
DSC_7345_20151216233326ae7.jpg

足は上がるが、息もあがる。心臓もばくばくだ。
DSC_7340_20151216233321dc9.jpg

眼下に渋沢丘陵が見下ろせる。
DSC_7341_20151216233323748.jpg

道はいったん平坦になる。
DSC_7344_20151216233324754.jpg

ものすごいエンジン音が聞こえてきたので何かと思ったら伐採作業だった。
DSC_7347_2015121623325769e.jpg
今日は平日だもんなあ。

一瞬、富士山が見えるポイントあり。
DSC_7346_20151216233256338.jpg

途中、クサリ場が1か所。
DSC_7350_20151216233259db7.jpg

再び平坦になると、正面に大山らしきピークが見えてくる。
DSC_7351_20151216233300649.jpg

道には岩が増えてきた。
DSC_7352_20151216233302c48.jpg
DSC_7356_20151216233232c62.jpg

おお、遠くに大島が浮かんでいる。
DSC_7358_20151216233233365.jpg

再び展望スポット。富士山がやっとしっかり見えた。
DSC_7362_20151216233238bd4.jpg

丹沢三峰と山頂に雲がかかった丹沢山(1567m)。
DSC_7360_201512162332351cc.jpg

左のピークは塔ノ岳(1491m)。
DSC_7361_20151216233236b10.jpg

さらに進むと立派な木道が現れた。
DSC_7364_20151216233209d6d.jpg

去年の秋にはなかったものだ。
DSC_7365_2015121623321031a.jpg

表参道と合流する手前で一気に展望が開ける。
DSC_7367_20151216233212fd8.jpg

二ノ塔の向こうに富士山が浮かんでいる。
DSC_7368_201512162332130b5.jpg

きれいに並んだ丹沢三峰。あれは昨年の春に登ったなあ。
DSC_7369_201512162332144ec.jpg

丹沢山の雲はなかなかとれない。
DSC_7370_20151216233145ebb.jpg

塔ノ岳の山頂に建つ尊仏山荘もよく見える。
DSC_7371_20151216233147762.jpg

三ノ塔(1205m)は平坦な山頂だ。
DSC_7372_20151216233148edc.jpg

こうして見ると、富士山のすそ野って本当に長い。
DSC_7373_20151216233149e0e.jpg

というわけで分岐に到着。ここまで50分。
DSC_7374_20151216233151ac8.jpg

あんなにハイペースで登ったのに、コースタイム(55分)より5分しか早くなかった。
DSC_7375_201512162331204ce.jpg

風が出てきたので、もう一度ウインドシェルを着込む。
DSC_7377_20151216233122d36.jpg

ここからいきなり坂が急になる。
DSC_7378_20151216233123248.jpg
DSC_7379_20151216233125557.jpg

シカが嫌うというグレーチング階段を通過。
DSC_7380_20151216233126cf2.jpg
柵だと人間が不便なので、この方式でシカの山頂部への侵入を防いでいるようだ。

間もなく、銅の鳥居をくぐる。
DSC_7383_2015121623305787b.jpg

東京・銅器職講の奉納。明治34年建立とある。
DSC_7384_201512162330581bc.jpg

明治期、東京に多くの銅職人がいたことが分かる。
DSC_7387_20151216233100c76.jpg

ここは登山口から二十七丁目で御中道と呼ばれる場所。
DSC_7390_2015121623310323a.jpg

古い石灯籠(?)の残骸が転がっていた。
DSC_7389_2015121623310159e.jpg
DSC_7391_20151216233033a85.jpg

この先の道は古い石の階段を木材で補修してある。
DSC_7392_201512162330342f5.jpg

石段も古い石柵を転用しているようだ。
DSC_7394_20151216235202c44.jpg

奉納した講の名前が彫っているものまである。
DSC_7395_2015121623303758b.jpg

そして頂上の鳥居にとうちゃこ。
DSC_7396_2015121623303992f.jpg

これは何を納めている倉庫(?)だろうか。
DSC_7397_20151216233011cc5.jpg

東京大森の講が奉納したもののようだが、上に乗っていたはずの何かは戦時中の金属供出かなにかで撤去されたのだろう。
DSC_7399_201512162330121cc.jpg

こちらは朱色が目立つ鳶の講が奉納した灯籠群。
DSC_7400_20151216233014210.jpg

いよいよ阿夫利神社本社に踏み入る。
DSC_7401_2015121623301695d.jpg

去年は何も見えなかったが、今回はどうか。
DSC_7402_201512162330179ec.jpg

おお見える見える。でもこんなかろうじての見え方だったんだ。
DSC_7403_20151216232949dcf.jpg

茶屋には寄らずに山頂へ。
DSC_7406_2015121623295239e.jpg

箱根方面の眺め。
DSC_7405_20151216232950a65.jpg

雷ノ峰尾根を見下ろして、大きく息をついた。
DSC_7408_2015121623295305b.jpg

(つづく)
スポンサーサイト
このページのトップへ

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://satsunan226.blog.fc2.com/tb.php/736-6095ecb0
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
このページのトップへ

FC2Ad

プロフィール

かたこりまさかり

Author:かたこりまさかり
FC2ブログへようこそ!

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (4)
北海道の山 (82)
東北の山 (62)
上信越の山 (139)
奥多摩の山 (55)
丹沢の山 (55)
奥秩父の山 (83)
栃木の山 (32)
房総・常陸の山 (9)
奥武蔵・秩父の山 (87)
中央線沿線の山 (96)
富士山周辺の山 (60)
八ヶ岳周辺の山 (54)
南アルプス (100)
史跡歩き (11)
中央アルプス (27)
北アルプス (37)
日本海の山 (8)
関西の山 (30)
四国九州の山 (61)
駅舎の旅 (21)
ドライブ (8)
廃線の旅 (8)
駅から散歩 (17)
乗り鉄 (38)
島の旅 (19)
山村の旅 (7)
超低山 (28)
東海の山 (2)
つぶやき (35)
旧道歩き (29)
伊豆の山 (39)

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR