山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

源次郎岳(下)

【2015年12月6日(日)】源次郎岳
恩若峯(983m)の頂上でお昼を食べ、35分ほどで出発。
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下り道もちゃんと道標があったので迷うことはなかった。
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ただ道はかなり急で、状況もあまりよくない。
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少し下ると、道は右に鋭角に曲がり、トラバースしながら延々下って行く。
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すでにかなり荒れているが、これは明らかに、この山に登るために大がかりに整備された道だ。
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おそらく昭和30~40年代の第1次登山ブームの頃のことと思われるが、なぜこの山がこんなに好まれたのだろう。
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古い信仰を示すような石仏や石碑は一切ない。
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下山してみて分かったが、里から目立つような山でもない。
実に不思議である。

200mくらい下ったところで、今度は左に大きく屈曲する。
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すこし展望が開けて、山腹の紅葉や甲府盆地がよく見えた。
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ただし、道は依然として荒廃している。
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斜面からの落石も多いようだ。
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谷に行き着いくと分岐があった。
本道はおそらく右に曲がるのだが、左に小刻みに谷に下りていく道もあった。
道の幅は同じくらい。
どっちに行くべきかちょっと迷ったが、沢に近いと道が悪そうな気もして、トラバース道を選んだ。
ただ、こちらもヤブが時々うるさいし、落石がたくさん落ちていて、歩きにくい。
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ほんとにこっちで大丈夫なのかと心配になるほどだった。
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でも、眼下に文殊院の墓地が見えるので、どこかにはたどり着くだろう。
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かなり霞んできたが、甲府盆地と南アルプスも一望できる。
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そしてなんとか、左から舗装道路が下りてくるところに合流。
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さっきの分岐を沢沿いに下ると、この舗装道路に出たのかもしれない。
まあ、時間はそれほど違わなかっただろう。
あの巨大な砂防ダムにはばまれなければ。
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気がつくと、ズボンにたくさん木のくずのようなものが着いていたので、そこにあった醤油ケースに腰を下ろして、それらを除去する。
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このあたりからも甲府盆地や南アルプスを望むことができた。
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すっかり曇ってしまったが、なかなかいい眺めだ。

現在、13時半。次の電車は塩山駅14:13発なので、なんとかそれに乗れそうだ。
文殊院参拝は省略。
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果樹園の中を下っていく。
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もうブドウは終わって、柿の季節だ。
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菊島謙一翁はサクランボ栽培の先駆者とのこと。
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明治40年に福島県から技術を取り入れて栽培を始めたらしい。

広域農道を渡った場所も景色がよく、しばしの撮影タイム。
手前中央右は扇山(恵林寺山、942m)、その奥の突起は乾徳山(2016m)。
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乾徳山に注目。こんなに尖って見えるとは知らなかった。
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左端に金峰山(2595m)、中央奥は国師ヶ岳(2592m)。
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北に滑沢山(1292m)方面。
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小楢山(右、1713m)と大沢ノ頭(1675m)。
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塩山の地名の由来となった塩の山(552m)。
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棚山(右、1171m)と兜山(左、913m)の間に鳳凰三山がのぞく。
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甲州市街を走る中央本線。
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さらに下ると、浅間塚公園。
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浅間大神と山神大神の石碑が並んでいたが、古墳というわけではなさそうだ。
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ブドウのハウスの中をさらに下る。
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念仏供養塔を通過。
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中央本線を渡る。
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道祖神と六地蔵。
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雨敬橋で重川を渡ると市街地。
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ここで地元の中学生が挨拶してくれた。こちらも気持ちよく「こんにちは~」と返す。

振り返ると、今日歩いてきた尾根が横たわっている。
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寄り道でもないが、なんだかんだ立ち止まっているうちに、時間はどんどん過ぎ、国道を渡った時点であと9分。
本当は駅からさらに20分歩いて、塩山温泉に行くつもりもあったのだが、とても疲れていて往復40分もさらに歩く気にならない。
500円のお風呂に入るのに、タクシー代往復1400円使うのもばからしいので、今回はお風呂は断念。
14:13発の電車も間に合わないかもしれない。
乗り遅れたら、次の14:22発特急かいじにしようと思って、急がず歩く。
特急料金を使うくらいならタクシーを使ってもいいのではとは思うが、このへんは微妙な心理。

マンホールも忘れずに撮影して、塩山駅のエレベーターに乗ったのが14:10。
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まあこれならギリギリ間に合うだろうと、売店で缶チューハイとつまみだけ買って、ちょうど入線した立川行き普通列車に乗り込む。
1両目にボックスがまるまる空いている席があったので、そこに陣取った。

できればトイレで顔くらいは洗いたかったのだが、その時間はなかった。
とにかく、汚ない顔のまま、ひとりプチ打ち上げだ。
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缶チューハイがおもしろいように胃に注ぎ込まれていく。
さすがに喉が渇いていたようだ。
これなら、つまみなどいらないくらいだった。

あまり眠くならないので、ずっと車窓を眺めていた。
乗客は乗ったり降りたりしつつ、だんだん増えてきた感じだったが、上野原駅で大量に乗ってきて、いきなりぎゅうぎゅうに。
次の藤野駅では、その状態に気づいたホームの大勢の登山客が「あ~」と悲鳴を上げていた。
相模湖駅でもさらに詰め込まれ、超満員。こんなの初めてだ。
座っていられてよかった。

立ちの客はみな次の高尾駅で中央特快に乗り換えたが、私は残留して、立川で乗り換えることにする。
そこから国分寺まで立ちだったが、そのくらいはしょうがない。
このあとの乗り換えもスムースで、4時半すぎ、暗くなる前に帰宅することができた。
今回は「道標はほとんど無く判断力を要す」という道を延々歩き、長年の懸案をクリアすることができたので、肩の荷をひとつ下ろした気分。
でも、あまりお薦めはしない。危ないし、展望もないし、長すぎるのである。

【行程】2015年12月6日
福ちゃん荘(7:24)~上日川峠(7:38)~砥山(7:57)~中日川峠(8:31)~下日川峠(9:21)~源次郎岳(10:05撮影、休憩10:22)~源次郎平(10:57)~恩若峯(12:11昼食12:47)~果樹園(13:31休憩13:35)~塩山駅(14:10)
※所要時間:6時間46分(歩行時間:5時間57分)コースタイム:7時間5分
※登った山:4座(砥山、源次郎岳、源次郎平、恩若峯)
※歩行距離:15.9km
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