山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

源次郎岳(上)

【2015年12月6日(日)】源次郎岳
大菩薩峠下にある福ちゃん荘に泊まっている。
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午前1時半ごろ目が覚めてトイレへ。
それからしばらくスマホをいじっていたが、1時間くらいで寝たようだ。
その後、2、3回意識が戻ったが、隣室の物音で6時すぎに目が覚め、こちらも起きることにした。
まだ電気がつかない。
薄暗い中、荷造りをしたり、布団をたたんだり、歯を磨いたり。

7時前に階下に下りたら、ちょうど女将さんが「朝食できましたよ」と呼びに来るところだった。
昨夜と同じ場所でいただく。
メニューは、納豆、のり、野菜サラダ、ハム、卵焼きになめこ汁。
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卵焼きにはケチャップでFの字が書いてあった。
「福ちゃん」のイニシャルのつもりだろう。

10分ほどで平らげ、下膳。
同時に会計も済ませる。1泊2食6900円。冬季の暖房費500円。
昨日飲食した缶ビールと味噌おでんが650円で計8050円。
この時、「福ちゃん荘」の由来を聞いてみた。
創業者である曽祖父の名「福太郎」から採ったとのこと。
「創業は昭和16年だから、もう80年です」
えっと、それはちょっと大げさかな。まだ74年だから。
上日川峠まで車が入らない頃は賑わったに違いない。
でも、今は茶屋としての収入が結構あるのではないか。

すでにザックも下に持ってきてあったので、そのままおいとま。
その前にトイレに行って、チャレンジしてみたが、まだのようだ。
20分くらい歩いたら、こなれていい感じになるかもしれない。
そうしたら、上日川峠の公衆便所ですることにしよう。

気温は-3℃。かなり冷え込んだ。
外のバケツの水は厚く凍っていた。
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入念にストレッチをして、7:25頃出発。
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天気は薄曇りだが、富士山はよく見えている。
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前回登ってきた時は登山道を通ったので、今回は車道を下ることにする。
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その方がアップダウンもないし、足元に気をつけずに歩ける。

この時間からすでに登ってくる人はちらほらといる。
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車道を登ってくる人も少なくない。
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このあたりも林床はササ原だ。
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峠に近づいてくると、いい具合にもよおしてきた。
しかしトイレに行ってみると、老夫婦が待機している。
「冬は男女兼用の1個しかないみたいなんですよ」
現在、中で粘っている人がいる様子。
待つのも面倒だし、もう少し我慢できそうなので、先に進むことにする。
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今日はほとんど人の来ないコースだから、どこででもできるだろう。

ロッジ長兵衛の前を左折し、奥の駐車場に向かう。
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ライダーのテントが集中して張ってあった。
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この辺は、ウラジロモミの学術参考林だそうだ。
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砥山(約1610m)への登山口に入った途端、ぎゅるぎゅるっと来た。
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やばい、ここじゃ近すぎる。とにかく登山道を進む。
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すぐ道を外れて、陰に行ったつもりが、駐車場から丸見え。
もう少し駆け登って、大木の陰で用を済ませた。
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学術参考林なのに、すいません。

祝福に一瞬、八ヶ岳が姿を見せてくれた。
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登山道は砥山のなだらかな双耳峰の間を通過している。
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右手に1604mの三角点があるようなので、右のピークに登ってみたが、山名板は何もない。
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地形図を見直すと、左のピークの方が高いことが分かったので、登り直す。
こちらにも何の表示もなかった。がっかり。
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でもこれで「登った山」には認定。

この後はなだらかなアップダウンを繰り返しながら南下していく。
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途中、東を走る林道と最接近したところで、大菩薩湖がよく見えた。
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これは何のコースの標識だろうか。
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斜面には真っ白に霜が降りていた。
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一瞬、金峰山(2595m)の五丈石が覗けた。
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1637mピークは巻いて、舗装された林道に出た。
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ここからしばらく林道を歩いた後、再び中日川峠で登山道に入る。
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「山と高原地図」には「入口不明瞭」とあるが、よく見ながら歩いていれば見落とすことのない道だった。
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いくつかある道標はみな剥げてしまっていたが、ここのは判読可能な程度には残っていた。
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どれもみな古い道標だ。かつてはよく歩かれていた道なのかもしれない。
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しばし、平坦な道を歩いた後、
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標高差50mほど一気に登る。この日初めての本格的な登りだ。
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登り切ると、またまたずっとなだらか。
福ちゃん荘が1730m、上日川峠が1580m。この尾根はずっと1600m内外を歩き続けることになる。
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このあたり、「山と高原地図」には「迷」印とともに「倒木の迂回で踏跡分散」とあるが、そんなことは全然なかった。
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わりと変化に富んだ楽しい道である。
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疎林がなかなかに美しい。
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大きな石もちらほら見られた。
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1627m三角点も巻く。
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そしてNTT日川無線中継所に出た。
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ここからはまたしばし車道。
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そして、再び登山道に入るところが、また分かりにくいらしく「峠を通過する場合近道もあるが道不明瞭」とある。
しかし、ここも赤テープや黄色テープでしっかり目印があり、踏み跡もしっかりしていたので見逃すことはなかった。
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ただ、下日川峠と思われる廃(?)林道に出てから、行き先を指導する道標がなかった。地形を見て、左の道を選ぶ。
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しばらく歩くと、右手に「源次郎岳」と書かれた道標を発見。
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初めてまともな標識を見た。

この先も実になだらか。
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でも、源次郎岳手前のピークには30mほど登らなければならない。
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そのふもとに来ると、道が左の巻き道と直進の直登路に分かれている。
当方はこれが、ピーク手前の小ピークで一旦これを巻いた後、登りになるんだと判断し、巻き道を選択する。
しかし、道はどんどん巻いていき、右手の斜面もどんどん高くなるので、「あ、やっぱ違ったわ」と引き返す。
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これで3分ほどロスしたかもしれない。

このピークへの登りはなかなかきつい。
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頂上直前で、嵯峨塩温泉からの道を左から合わせる。
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あちらの方がみすぼらしい道に見えるが、地図上では実線だ。
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すぐ先がピーク。ここは名前がほしいところだ。
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ピークからの眺めは素晴らしい。富士山が真正面。
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相変わらずの薄曇りだが、ちゃんと見えているのでありがたい。
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その右手は御坂山塊。
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右端は毛無山(1964m)。
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ここから急な下りとなる。
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なだらかな「日川尾根」から、この支尾根に入った途端、様相は一変、険しくなった。
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それでも、木々の隙間から破風山(2317m)と雁坂嶺(2289m)を確認。
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歩いてきた「日川尾根」と大菩薩嶺(2057m)もかろうじて。
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70mを一気に下ると、地形図ではしばらく平坦な道のはずなのだが、いきなりの登り返し。おかしいなあ。
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鞍部に、「あと13分で頂上だよ ガンバレー!!」の貼り紙。
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ロープを使って登り切ると、その先が平坦だった。
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まもなく視界が開け、そこが源次郎岳(1477m)の山頂であった。
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(つづく)

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