山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

牛ノ寝通り(4)

【2015年12月5日(土)】牛ノ寝通り
大菩薩峠(1897m)に着いた。ほぼ1年ぶりで、自身5回目になる。
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北に見えるは、親不知ノ頭(左)と妙見ノ頭(右)。
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振り返ると、1度泊まったことがある介山荘。背後は熊沢山。
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東に、大菩薩峠からの奥多摩三山。
手前は牛ノ寝通り。
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大菩薩峠からの富士山。
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大菩薩湖とともに。
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遠くに石尾根。中央の突起は鷹ノ巣山(1737m)か。
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こちらは雲取山(2017m)。
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谷底にたたずむ小菅の町並み。
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大寺山の仏塔の向こうに岩茸石山(793m)。そして関東平野が遠望できた。
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萬霊塔建立の碑が立っているが、肝心の萬霊塔は風雪のためか倒れてバラバラになっていた。
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廃仏毀釈で頭部が破壊された石仏。
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こちらはやや新しい。
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5人組に記念写真を頼まれたので、撮ってあげた。
もう5回目の訪問なので長居はせず、下山する。
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4年半前に登ってきた道。軽自動車がかろうじて通れるほどの幅だ。

このあたりはササの斜面が特徴的だ。
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古い案内板は味わいがある。
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眺めのいいところにベンチが設置されていた。
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道はよく整備され、ほぼ林道のような状態。
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小さな谷に細い沢が流れていた。
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中里介山が「大菩薩峠」を執筆したという勝縁荘まで下ってきた。
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休業中のようだが、荒れた様子はない。

門前に益田勝俊翁の顕彰碑があった。
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介山と親交があり、ここに勝縁荘を建設、経営された方だそうだ。

橋を渡ると、そこから舗装道路。
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間もなく富士見山荘に至る。
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こちらも休業中だった。

ここは富士見平と呼ばれる眺望のよいところ。
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でも、以前来た時にあった展望テラスはつぶれてしまっていた。
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たぶん昨年の大雪のせいだろう。
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ブランコも横板が片方外れて落ちていた。
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よく見ると、下の方に小さな小屋がいくつも見える。
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バンガローのようだ。
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もう何十年も営業していないのだろう。中が随分荒れていた。
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栄枯盛衰である。
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ここからものの5分で、今宵の宿、福ちゃん荘に到着。時刻はちょうど15時。
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改めて見ると、店構えは山小屋というより茶屋だ。

ここは皇太子様・雅子様が大菩薩峠に登った時(20002年)に休憩された場所だそうだ。
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最初は「ご宿泊所」かと思い、びっくりしたが、それはあり得ないよね。さすがに。

ここは大菩薩峠に行く道と大菩薩嶺に直接登る道の分岐点にもなっている。
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そしてその二つを結ぶ稜線が、はっきりと望むことができる。
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ここは意外に標高が高く1720m。
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ここに車を止めておくこともできるようだ。
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「宿泊のKです」と女将さんに伝えると玄関から入るように言われた。
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中に入ると、ちょっとトイレの臭いがする。まあ、仕方ないか。
風呂は4時からだが、先に女性が入るので、上がったら連絡するとのことだった。
指定された部屋は2階の6畳間「しらかば」。
寒いので早速、部屋にあった反射式の石油ストーブをつける。
布団を温めておこうと、ストーブの前に移動させようとしたら、なんと湿っているではないか。シーツも。
これじゃ眠れないので、隣の部屋との仕切りのふすまのカギにシーツを引っ掛けて、洗濯ばさみで留め、しばらく干しておくことにした。
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宿帳を書いておいてくれと言われていたので開いてみたら、ほかのお客さんの名前から住所から電話番号からメールアドレスまでみんな書かれたカードがそのまま綴られている。
個人情報の漏えいに無頓着なお年寄りばかりなのだろうが、この書かせ方はさすがに止めた方がいいのではないか。
とりあえず名前と住所だけは書いてあげたが。

書き終えて、薪ストーブがついている1階食堂に下りる。
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宿帳を渡して、缶ビールと味噌おでんを注文。
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火にあたりながら、喉を潤す。
ストーブを挟んで向こう側にいる女将さんにいろいろと質問したかったが、パソコン仕事に熱心なので、遠慮してあまり聞けなかった。

皇太子様ご一行は、ここまで車で来たこと。
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車を止められるのは宿泊者と食事をした人だけで、テン泊の人はNGだということ。
富士見山荘の人は時々様子を見に来ているみたいだが、営業を再開するかどうかは不明だということ。そのくらいだった。

「大菩薩連嶺」という銘柄のワインが400円だったので、帰りに買って帰ろうと思っていたのに忘れてしまった。
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ビールも飲みほしたので部屋に戻り、山行メモをつける。
午後4時になったら、自然に部屋の電気が付いた。
しばらくして、他の宿泊者が到着した。
どうやら高齢の女性2人のようだ。驚いたことに隣の部屋である。
こんなにたくさん部屋があって、こんなに空いている(我々2組のみ)のに、隣同士にするとは。離してほしかったなあ。
部屋に入るなり、お二人はかしましかったが、まあ山小屋なので寝るのも早いだろうと諦める。
メモは5時前に書き終えたので、風呂道具を持って、下に下りたら、ちょうどお二人が風呂から出てきたところ。
入れ替わりに入ることになる。
風呂は玄関の向かいにある離れにあった。

富士山のシルエットが美しい。
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お風呂は沸かし湯で、湯船もかなり小さい。
足を不用意に突っ込んだら熱くてびっくり。計ったら45℃もあった。
水を埋めて適温にし、ゆっくりと浸かる。
あいにくシャンプーとボディソープを忘れてきたが、石鹸だけは備え付けてあったので、髪の毛もそれで洗った。
外に出るともう真っ暗だった。

夕食は6時から。
ストーブが焚いてあるとは言え、寒いので湯冷めしないようダウンを着て食堂へ。
メニューは、ほうとう、アユの塩焼き、蒟蒻の刺身、小松菜のごま和え、お新香にみかん。
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御飯が多くてお腹いっぱいになった。
ほうとうも野菜たっぶりで美味しかった。

隣のおばさんに話しかけられたので少々会話。
彼女たちは長野市内から来たのだそう。
向こうはもう雪が降って登れる山がないので南下してきたらしい。
今日は大菩薩峠まで登ったが、あすは大菩薩嶺(2057m)まで登る予定だそうだ。
そういう歩き方もあるんだ。

食後はストーブの近くに移り、みかんを食べながらくつろぐ。
たくさん有名人のサインが掲げられていたが、トシちゃんのが目についた。
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7時前に部屋に戻り、することがないので、布団に入る。
明日の朝食は7時とのことなので、6時に起きても早いくらい。
11時間も眠れるだろうか。
となりもすぐ静かになったので、私も寝ることにする。
おやすみなさい。

【行程】2015年12月5日
田元橋(8:22)~モロクボ平(9:23)~高指山(9:55)~大ダワ(10:20)~狩場山(10:42)~榧ノ尾山(11:39撮影・昼食12:03)~玉蝶山(12:49)~石丸峠(13:22撮影13:25)~熊沢山(13:49)~大菩薩峠(14:02撮影14:16)~福ちゃん荘(15:00)
※所要時間:6時間38分(歩行時間:6時間10分)※コースタイム:7時間)
※登った山:4座(高指山、狩場山、榧ノ尾山、玉蝶山)
※歩行距離:14.2km

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