山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

牛ノ寝通り(2)

【2015年12月5日(土)】牛ノ寝通り
田元橋からほぼ2時間で牛ノ寝通りの稜線、大ダワに着いた。
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ここは「山の高原地図」に棚倉小屋跡と出ている場所だが、春に来た時にはその痕跡を見つけることができなかった。
でも、それはやや北に引っ込んだところにあったからだった。
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たぶん、これが小屋跡であろう。発見できてよかった。

ここでマウンテンバイクの方とすれ違った。
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「青いマウンテンバイク」さんかなと思ったけど、車体は黒かった。

さっきのグループはたった今出発したところみたいで、姿は見えないけど、話し声は向こうの方から聞こえてきた。
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変な言い訳をしなくて済んでよかった。

5月2日以来7か月ぶりの大ダワ再訪である。
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ここからは背伸びをすると飛龍山(2069m)が望める。
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あそこには昨年の5月、まだ雪の残る時に登ったっけ。
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右には三ツ山(1949m)。
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丸太が休憩用のベンチ代わりのようだが、当方は休まず前進する。
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ここからはコースタイム3時間20分に及ぶ「牛ノ寝通り」縦走。
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そのうちのほぼ半分、榧ノ尾山(1429m)までは、ずっと1300m台。
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なだらかでのどかな道が続くことになる。

「山と高原地図」にあるショナメという鞍部には、標識なし。
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この先に登山道から外れて狩場山(1376m)があるので、ピークハントに向かう。
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道も踏み跡もないが、ヤブもなくて見通しもよく、ただ高みを目指せばいいだけ。
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ほら、もうあそこが頂上だ。
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期待していなかったが、きれいな山名板があって感激。
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大マテイ山(1409m)や寝姿山(1368m)にあるのと同じ山梨県産材使用の標識だ。

展望はやはり木々を透かして飛龍・雲取方面が望めるだけ。
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立ち止まらずに登山道へ戻る。もちろんピストンはせずに。
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すぐ先で右手に巡視路が分岐していた。
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しばらくはお散歩のような気分で歩く。
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この後、「山と高原地図」に「牛ノ寝」という地点があるようだが、標識などはなし。
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そうこうしているうちに、前方から人が現れてびっくり。
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この道はとくに登るべき山があるわけではないので、ピストンはほぼありえない。
ということは、上日川峠までバスで来て、大菩薩峠もしくは石丸峠を越えて、小菅の湯もしくは松姫峠まで縦走するというコースだろうか。
コースタイムを見てみると、石丸峠経由で小菅の湯まで5時間40分。
全くの日帰りコースではないか。
考えてみれば、私だって登りが長いのに、上日川峠までなら日帰りで行けるのだ、おかしくはない。何だかすごく長いイメージがあったが、そうでもなかったのだ。

当方もひたすら歩き続ける。
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木の枝がダンスをしている。
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右前方に木賊山(左、2469m)を発見。
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その右には破風山(左、2318m)。
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道はひたすら平坦である。
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この後、榧ノ尾山まで3人とすれ違う。
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みな単独だ。いずれも足早かつ不愛想な感じで、どうやって来たのか聞きたかったが、声をかけられず終いだった。

1350mの鞍部から緩やかな登りとなる。
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榧ノ尾山まで標高差は80mほど。
この登りでお腹が鳴り始めた。
「ちょうどいい。山頂でお昼にできる」と思って頑張った。

榧ノ尾山はピークでも何でもなく、単なる斜面の途中だった。
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でも、ここにもきれいな同じ山名板があった。

この部分だけ伐採はされているのだが、その下の木々が成長してしまったのか、すっきりとは周囲の山々が見えない。
でも、ともかくは撮影。飛龍山の稜線と同じように弧を描いた枝があった。
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雲取も枝の先。
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小金沢連嶺を望む。
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雁ヶ腹摺山(1874m)。
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かすかなピークに三角点を発見。
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そのあたりに陣取って、昼食にする。
風がやや強く、お尻マットだと飛ばされそうなので、簡易イスを久々に使用。
本日のメニューは相変わらず、コンビニのおにぎり2個。
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いくらが美味しかった。
飲み物はまた余り物の古いティーパックのお茶。全然美味しくなかった。

食べている間にも上から次々に登山者がやってきた。
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下から来た人も合わせて、私以外に5人になった。
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でも、ここでお昼にしたのは私以外に1人だけ。
下から来た2人はどこから登ってきたのだろう。
同じバスで川久保からだろうか。それとも小菅の湯からだろうか。
いずれにしても健脚のようだ。
でも、私が食べているわりと近くで小便をしていきやがった。
全く無神経なおじさんである。

25分ほどで出発。
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この後もしばらくはだらだら登り。
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標高1500mを超えると傾斜がだんだんきつくなってくる。
このあたりですれ違った男性にやっと声をかけることができた。
「上から来る方が多いんですが、どうやって来るんですか。上日川峠までバスですか」
「そうです」
(ああ、やっぱり)
「それで、小菅の湯でひと風呂浴びて、またバスって感じですか」
「そうです。それが楽しみで」
(やはり、そうだったか)
「なるほど。じゃ、気をつけて」
この時間にここですれ違うということは大菩薩嶺(2057m)も登ってきているのかもしれない。
来る人に時間の差が大きくあるのは、バスの時間や脚力の問題もあるのだろうが、ルートも違うのだろう。
いずれにしろ、小菅の湯より上日川峠から出発した方が下り基調になるし楽であることは間違いない。

1600mを超えると、さらに勾配も急になり岩が目立ってきた。
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右手に再び作業道。
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「山道」と書かれているが、どこに通じているのか地形図でも「山と高原地図」でも道の記載がないので分からない。

背後には大岳山(1267m)も見えてきて、奥多摩三山がそろい踏み。
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飛龍も通り過ぎた感じ。左には竜喰山(2012m)と大常木山(1962m)の稜線もくっきり。
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じきに植生はササになり、ジグザクに坂を登っていく。
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階段などもしつらえてあった。
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実はこの登りがかなり堪えた。前半とは比較にならないほどペースもガタ落ち。
時々立ち止まってしまうほどだった。
ほとんど休みなく歩いてきたことも原因だろうが、なだらかなアップダウンで坂の上がすぐ見えるものだから、つい早く登ってしまおうと知らず知らずのうちにペースが速くなっていたのかもしれない。

悩みに悩んだ末わかった権現山(1312m)。
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こちらは御前山(1405m)。
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いよいよ玉蝶山直下というところで、さっきお昼を食べている間に抜かれたションベンおじさんに追いついた。
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立ったまま弁当を食べていた。

私は彼らを避けるように道を外れる。
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地図上は、玉蝶山(1730m)は登山道上にあるように書かれているが、実際は巻いている。
このあたりから尾根に入ってしまった方がいい。

途中右手の展望が開けた。
黒槐山(左、2024m)と唐松尾山(右、2109m)。
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雲取山。
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そして、玉蝶山に登頂。またこの山名板だった。
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(つづく)

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