山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

稲含山(上)

【2015年11月3日(火)】稲含山
前日の勤務でなんだか疲れてしまい、帰りの電車では「明日はどこにも行きたくない」モード急上昇。
何も準備をしないまま、どこに行くかなんてさらさら考えないまま眠ってしまった。
でも、朝起きてみたら、すこし元気になっていたし、天気もすこぶるよい。
これで出かけなければ、必ず後悔すると思い直し、行き先の検討を始めた。
こんなにいい天気なんだから、奥武蔵などではなく、もっと眺望のいいところに行きたい。
でもスタートは完全に遅くなってしまったので、コースタイムは短いところの方がいい。
というわけで、西上州の稲含山(1370m)に決めた。
360度の展望が得られるらしいし、コースタイムは往復でたった2時間ほど。
以前、赤久縄山(1522m)あたりを歩いた時、北西に見えた目立った山だ。
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朝食も済ませて、8時すぎに出発。
この時間になると市街地もかなり混んでいるが、まあ渋滞というほどでもなく、30分かからずに圏央道の入間ICに着いた。
しかし、ここで事件発生。
ETCゲートのバーが上がらず、急ブレーキをかけるも間に合わず、バーに接触してしまった。
ええっ、カードがきちんと挿入されてなかったのかな、と思って入れ直したが、それでもバーは上がらない。
職員が出てきて、開口一番、「カードが期限切れのようですが、新しいの届いていませんでしたか」。
あ~~~~っ、そうだ届いていた。
こんなに早く期限切れになるとは思わず、のんびりしていた。
仕方なく、今回は通常料金を支払う羽目に。とほほである。
まあ、気を取り直して、安全運転。

わりと雲は多いが、素晴らしい青空だ。榛名山(1449m)もくっきり見える。
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昨日の雨で浅間山(2568m)は冠雪しているかと思ったが、まだだった。
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今度は妙義山(1104m)が正面に。
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富岡ICで下りて、近くのセブンイレブンで昼食を調達。
新しくなったという上信電鉄の上州富岡駅に寄り道。
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評判が高いだけあって、これまでの駅舎の概念を超えた斬新な駅だった。
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でも、私は昔の駅の方が好きである。
上州富岡駅

以前、ゆっくり散策したことがある城下町小幡の町を抜け、県道46号をさかのぼる。
塩沢峠への山道に入る手前から右の林道に入るのだが、そこに「ちぃじがきの里 秋畑那須」の駐車場があったので小休止。
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「ちぃじがき」とは小さな石で積んだ石垣のことらしい。
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ここから稲含山と那須の山村集落の風景が見えるので押さえておく。
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トイレも済ませて、細いうねうねとした林道を登っていく。

多少寄り道したこともあり、結構時間を食った。
登山口に着いたのはもう10:50になっていた。
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先客の車は5台ほど。
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もう11時に近いので、すでに下山してきた人もいた。
まあ、登りに1時間なので、ちょうどお昼を山頂で食べられる。悪くないタイミングだ。
先行している方々もみな下山してしまうだろう。そう高をくくっていたが実は全然違ったのだった。

軽くストレッチをして、すぐに出発。
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この登山口のことを「神の池公園」というが、神の池って何のことだろうと思っていたら、登山口のすぐわきに池があった。
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何だ、これのことだったのか。湧き水なのだろうけど、いろんなものが浮いていて、あまりきれいには見えない。

まずは一の鳥居に向かう。
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大きく巻いている林道をショートカットするように道はのびている。
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樹林帯の中だが、雰囲気は明るい。
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紅葉もいい頃合いだ。
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7分ほどで林道と交差。
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再び登山道に入る。
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すぐに一の鳥居。
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素朴な丸太の鳥居である。

稲含神社の由緒が書かれた石碑があった。
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祀られているのは、豊宇気毘売神。欽明天皇元年(539年)の鎮座と伝わる。

ここが尾根コースと谷コースの分岐になっている。
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谷コースは復路に使うことにして、尾根コースを登る。
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すぐに鉄塔の下を通過。
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ちょっとしたこぶを越えると茂垣峠に至る。
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「ガイドブック等には鳥居峠とありますが誤りです。訂正してください 稲含神社」と書かれた張り紙が。
興味がわいたので、「山と高原地図」を見てみたら、ここのことではなく、林道稲含高倉線の峠のこととして「鳥居峠(茂垣峠)」と書いてあり、この場所の記述はなかった。
白山書房「西上州の山ベスト100ルート」では「茂垣峠(鳥居峠)」とあった。
この峠と林道の峠の名前が混同されているということなのだろうか。

それはともかく、林道の枝線がここまで通じているようで、軽トラが2台あった。
そのうちの少なくとも1台は登山者の車のようで、老夫婦が身支度をしていた。
挨拶をすると、「下からですか」と聞かれた。
「いや、神の池からです」と答えると、「私たちはこれからです」と少し申し訳なさげな様子。ここまで車で来られるとは知らなかった。

手書きのかわいい案内板。
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頂上まで1km50分とあるが、1kmならそんなにかからないだろう。
ここにも稲含神社による注意書きがあった。
「稲含山は古来より雷の発生する山として有名です。ゴロゴロと雷鳴が聞こえたら、すぐに下山するか、安全な場所に避難して下さい」
今日はさすがに心配ないだろう。

杖の用意もあった。
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神社はいろいろと親切である。

峠を振り返っておく。
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登り始めるとすぐ赤鳥居が見える。
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最初は広葉樹だが、すぐ針葉樹の森に。
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つづら折りの道を登る。
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岩と紅葉が目を楽しませてくれる。
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この先は延々と階段が続く。
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「褶曲 ての字に曲がっています」と書いてあるが、よく分からない。
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アセビのトンネルを抜ける。
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本当にいい季節だ。
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赤鳥居から10数分登ったところに休憩スポット。
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ここで右手が開けた。
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中央左は手前から大桁山(836m)、妙義山(金洞山)、鼻曲山(1655m)。
中央右は妙義山(相馬岳)、浅間隠山(1757m)。

中央左列のアップ。
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中央右列のアップ。
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真北には榛名山。
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浅間山は若干雲がかかってしまった。
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形が特徴的な荒船山(1423m)。
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左は物見山(1375m)、右手前は物語山(1019m)。
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大山(857m)と下仁田市街。
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この先も階段が続くが、クサリはあまり必要ない気もする。
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お、頂上はあれかな。
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ここで初めて下山者とすれ違った。
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小さなコルを過ぎると、北斜面に入る。
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間もなく、谷コースとの合流地点。
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また、神社の貼り紙。今度はペットを連れての登山禁止のお触れ。
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ここでまた2人組とすれ違う。いいぞ~どんどん下れ~!
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これで、あと車3台分の人しか上にはいないはずだ。

(つづく)
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