山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

天狗山・男山(5)

【2015年11月1日(日)】天狗山・男山
男山(1851m)から下山して、川上村のメインストリートを東に向かって歩いてきた。
舗装道路を1時間くらい歩いて、やっと大深山集落に入った。
DSC_5315_201511090628233b5.jpg

まだ体力的にはいくらでも歩けるのだが、時間がもったいなくなってきた。
大深山橋もしくは分岐まで歩きたかったが、ここで打ち切りにする。
このバス停のところでタクシーを呼んだ。
DSC_5316_20151109062824ae5.jpg

車は5分ほどで来た。
山の格好をして、変なところで乗るもんだから、「道間違えましたか」と聞かれてしまった。
しばし運転手さんと雑談。聞くところによると、土日に乗せるのは登山者ばかりだという。
マイカーではなく鉄道利用で来る人も少なくないようだ。
やはり金峰山(2595m)や甲武信岳(2475m)が人気なので、廻目平や毛木平へ運ぶことが多いらしい。
運転手さんは金峰山(きんぷさん)のことを「きんぽうさん」と話していた。
長野県側ではそう呼ぶことは知っていたが、初めて耳で確認できた。

「山と高原地図」には、信濃川上駅から馬越峠まで「タクシー4000円」と書いてあったが、その半分くらいは歩いた気がしたので、料金は2000円くらいで済むかと期待したが、2780円もかかってしまった。
峠から天狗山(1882m)とは反対方向にある御陵山(おみはかやま、1822m)への登山口を確認し、峠の石碑・石仏にお別れして、愛車で再び大深山へ下る。
DSC_5319_20151109062826a98.jpg

少し下ったところから見る天狗山の雄姿。
DSC_5323_20151109062828143.jpg

途中、大深山遺跡への分岐があったので、時間もあるし、行ってみた。
ここは20年以上前の長野在勤時代に訪ねたことがある。
復元住居自体がすでに遺跡化しつつあるようなところだった記憶があるが、なんだか明るくなっていた。
DSC_5326_201511090628017d3.jpg
DSC_5333_20151109062737ef0.jpg
DSC_5336_2015110906273895e.jpg

それは、遺跡のすぐ近くにマレットゴルフ場ができていたからだった。
DSC_5328_20151109062802dd7.jpg
その名も「川上村遺跡マレットゴルフ場」。管轄は村教育委員会というのが面白い。
使用料が100円(村民)というのもすごい。
管理人はいないようだが、どうやって徴収しているのだろう。

ただ、ゴルフ場と言っても、ほとんど木は伐採してせず、林の中の地面に芝生を張り付けた感じだ。
DSC_5324_20151109062800eb0.jpg
何組かのお年寄りがプレーしていた。

さて、遺跡の方だが、昭和41年の史跡指定というからかなり古い。
ただ、この「縄文中期時代」という表記はかなり違和感がある。
DSC_5329_201511090628047aa.jpg
当時はそのような言い方をしたのだろうか。少なくとも今は「縄文時代中期」という。

こちらは住居跡。
DSC_5331_20151109062805e03.jpg

一楼?さんの句碑。
DSC_5332_20151109062734583.jpg
久々に遺跡を見学した。

県道から馬越峠への分岐にある大きな馬頭尊。
DSC_5342_20151109062739a40.jpg

原集落の方に戻って、いよいよお風呂。
本日は、ヘルシーパークかわかみという福祉施設の中にある「ヘルシーの湯こでまり」。
DSC_5285_20151109062821936.jpg
DSC_0333_20151109064401ddb.jpg
どうやら温泉ではなかったが、いいお湯であった。
登山者より地元のお年寄りの方が多かった。

湯から上がると、小腹が空いたので、食堂でここのオリジナルらしい「じゃがもちフランク」なるものを食す。180円。
DSC_0335_20151109063018a69.jpg
DSC_0336_201511090630193de.jpg
それほど美味しいものではなかったが、お腹は一応落ち着いた。

さて、時間も3時を過ぎた。あとは帰るのみだ。
でも、ちょこちょこと寄り道したり、車を止めて撮影したり。
こちらは川上村役場。
DSC_0339_201511090630210a4.jpg

地元出身の宇宙飛行士・油井亀美也さんがソユーズ宇宙船の搭乗員に決まったことを喜ぶ横断幕が掲げられていた。
DSC_0340_20151109063022d70.jpg

あとは風景を眺めながら、ゆっくり走る。
DSC_0341_20151109063023238.jpg

三国峠の先の中津川林道は、さっきのタクシーの運転手も言っていたが、通行可能なようだ。
ありがたい。なるべく高速の渋滞は避けて帰りたいのだ。
DSC_0343_20151109062955a44.jpg

この「天然水晶洞 湯沼鉱泉」は甲武信ヶ岳に登る前夜に泊まった宿だ。
DSC_0344.jpg
実に変わったところだった。

正面に見えてきたのは五郎山(2132m)。これにもいずれ登ろう。
DSC_0345_20151109062958ef0.jpg

梓山地区にある登山者に知られた白木屋旅館。
DSC_0347_20151109063001ced.jpg
最近建て替えたのだろうか。随分新しい。

向かいには廃業した土佐屋食堂。
DSC_0346_20151109063000f37.jpg

その隣に「地平天成」の石碑。
DSC_0348_2015110906293468e.jpg
世の中が平穏で、天地が治まっていることを言う。年号の「平成」の語源である。

三国峠への登りにかかると、左手に天狗山のシルエットが見えた。
DSC_5343_20151109062740d4c.jpg
天狗というより海坊主のようである。

さらに登ると、右手に十文字峠に通じる稜線にあるピーク悪石(あくいし、1850m)。
DSC_0350_20151109062935751.jpg

気持ちのいいカラマツ林の中を進む。
DSC_0352_201511090629379b9.jpg

久々の三国峠(1730m)。
DSC_5349_2015110906270904c.jpg
ここは大学2年のGWに秩父側から自転車で来たことがある。
その後は10年ほど前に車で来た。今回で3回目だ。

ここはオフロードのライダーが多い峠で、川上村の標識には無数のステッカーが貼られていた。
DSC_5345_20151109062706188.jpg

峠から信州方面の眺め。遠くに八ヶ岳。
DSC_5347_201511090627083db.jpg

こちらは十文字峠を経て、甲武信岳に通じる道。
DSC_5350_20151109062711373.jpg

峠は切通しになっていた。
DSC_5351_20151109062712d5b.jpg

埼玉側にはトイレがあり、その脇が三国山(1834m)への登山口。
DSC_5352_20151109062644c41.jpg

峠の標識は埼玉側にあった。
DSC_5355_20151109062647fbb.jpg

その向こうに両神山(1723m)。
DSC_5353_2015110906264503b.jpg

トイレの格子窓の隙間からみた秩父の山々。
DSC_5360_20151109062629926.jpg
中央右奥の薄いピラミッドはたぶん武甲山(1304m)。

ダートは18km続くようだ。
DSC_5358_2015110906264983e.jpg

まだ4時なので、暗くなる前に下り切ることができるだろう。
DSC_5357_2015110906264886b.jpg

これは夜間通行止めのゲートだろうか。
DSC_0353_2015110906293885c.jpg
でもわざわざ毎日閉めにくるのも面倒だろうし、閉めてしまうと走っているうちに6時を過ぎてしまった車は出られなくなる。
たぶん、「夜間通行禁止」とはいえ封鎖はしていないのだろう。

林道は言うほどの悪路ではない。
DSC_0354_20151109062940c84.jpg
DSC_0356_20151109062912270.jpg

ただ、切り立った崖に開いた道だけに、運転には慎重を要す。
DSC_0360_20151109062913aca.jpg

奥秩父林道との立体交差。
DSC_0363_20151109062915986.jpg

一応そちらは通行止め。
DSC_0364_2015110906291665d.jpg

奥秩父の山々もだいぶ薄暗くなってきた。
DSC_0366_2015110906291869a.jpg

沢沿いの平和な道を進むと、素掘りのトンネル。
DSC_0369_201511090628484e0.jpg

市道大滝幹線17号線2号トンネルだそうだ。ここは秩父市である。
DSC_0370_20151109062849a43.jpg

大山沢林道も通行止め。紅葉がきれい。
DSC_0372_20151109062851aee.jpg

激しく屈曲する中津川。
DSC_0374_20151109062852f2a.jpg

中津川渓谷キャンプ場のあたりで、のろい車の後ろについてしまったが、まもなく県道210号に出たので助かった。
快調に飛ばし、奥秩父みどり湖まで来たが、ループ橋の大滝大橋で工事信号渋滞。
これの通過に10分ほど。
この先も秩父市街に入るまで、断続的な渋滞があり、結構時間を食った。

秩父市街の踏切渋滞が激しかったので、沿道の中華料理屋で夕食を食べていくことにした。
ラーメンセットが850円。台湾ラーメンと麻婆丼の組み合わせにした。
中国人の店員に麻婆丼のライスは半分にしてと頼んだのに、よく意味が分からなかったらしく、そのまま出てきてしまった。
DSC_0376_20151109062854f00.jpg
こんなに食べ切れないので、麺と御飯を少し残してしまった。

相変わらずの渋滞を我慢して抜けて、国道299号は順調だった。
帰宅は9時前。かなり時間がかかったが、今回は本当に天気に恵まれ、久々に中津川林道も走れたので、いい山旅になった。

【行程】2015年11月1日(日)
馬越峠(8:00)~天狗山(8:53撮影9:04)~天狗山下(9:18)~垣越山(9:44)~男山(10:33撮影・昼食11:19)~林道終点(11:36)~御所平(12:23)~大深山(13:28)
※所要時間:5時間28分(歩行時間:4時間28分)
※登った山:3座(うち新規2座:垣越山、男山)
※歩行距離:11.1km

スポンサーサイト
このページのトップへ

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://satsunan226.blog.fc2.com/tb.php/707-819c24df
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
このページのトップへ

FC2Ad

プロフィール

かたこりまさかり

Author:かたこりまさかり
FC2ブログへようこそ!

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (0)
北海道の山 (185)
東北の山 (62)
上信越の山 (147)
奥多摩の山 (55)
丹沢の山 (55)
奥秩父の山 (83)
栃木の山 (32)
房総・常陸の山 (9)
奥武蔵・秩父の山 (87)
中央線沿線の山 (97)
富士山周辺の山 (68)
八ヶ岳周辺の山 (53)
南アルプス (101)
史跡歩き (11)
中央アルプス (27)
北アルプス (45)
日本海の山 (8)
関西の山 (30)
四国九州の山 (61)
駅舎の旅 (26)
ドライブ (9)
廃線の旅 (15)
駅から散歩 (17)
乗り鉄 (40)
島の旅 (19)
山村の旅 (7)
超低山 (28)
東海の山 (2)
つぶやき (35)
旧道歩き (34)
伊豆の山 (39)

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR