山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

天狗山・男山(1)

【2015年11月1日(日)】天狗山・男山
天狗山(1770m)と男山(1751m)に登ることにしたのは、それほど深い理由があるわけではない。
この週末は、土曜日にO君と日向山(1660m)に日帰りで登るだけのつもりだったのだが、金曜日になって改めて天気予報を見ると、日曜日も日本列島は高気圧に覆われ、広く晴れる見込みであることが分かった。
それならもったいないので、日曜日も歩くことにした。
日向山からそんなに遠くはなく、しかも山域の異なるところということで、八ヶ岳方面にした。
天狗と男山はつい最近、ちょっと調べてあったので、ささっとそこに決めてしまった。
宿は野辺山で取ることにして、ネットで予約した。温泉ではないが、どうせ日向山から下りた後に日帰り温泉に入るのだから関係ない。
最も安いのが、「野辺山リゾートイン黒岩荘」で素泊まり6500円だった。

その宿で、朝5時半に目が覚めた。
まだ夜明け前だが、天気を見ようと、カーテンを開けてみて、びっくり。
なんと正面に八ヶ岳が見えるではないか。
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しかも、赤岳(2899m)の山頂には山小屋の灯りらしきものが光っている。
カメラを車内に置きっぱなしにしてきたのは失敗だった。

出発の準備を整えつつ、日の出を待つ。
そして6時過ぎ、見事なモルゲンロートを見ることができた。
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里から、こんな絶景を見ることができるのだから、野辺山はすごい。

リハビリも終えて、6時半すぎにチェックアウト。
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この日はこの冬一番の冷え込みだったらしく、愛車はこの有り様。
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昨夜、国道に表示されていた気温は4℃だったから、今朝はマイナス2℃か3℃くらいまで下がったのではないか。
とにかくエンジンをかけて、中からも温めながら、氷を削り落としていく。
これが意外に固く、車全体の氷を落とすのに10分以上かかった。
上半身が筋肉痛になりそうだ。

ようやく出発できたのは7時前。
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まずは日本最高所にある駅、野辺山駅に立ち寄る。
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1345.67mだそうだ。
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すぐ横には「喜峰ヶ丘公園」。「希望」と掛けているのだろう。
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駅前通りは真正面に八ヶ岳。これまたかっこいい。
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南牧村のマンホールも八ヶ岳だった。
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昨日も寄ったセブンイレブンで昼食を調達。
今日もガスストーブがあるので、豚汁を買った。あとはおにぎり2つ。
この店はこんな田舎の休日の早朝なのに、かなり混んでいて、随分待たされた。

川上村の登山口に向かう。
途中から、男山(左)と天狗山(右)が一望できる場所があった。
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今日はこれを縦走するわけだ。

おっと、今朝ホテルでちゃんとしたのに、また催してきた。
信濃川上駅へ急ぐ。
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ふう、何とか間に合った。

駅前にあったレトロな店は取り壊され、更地になっていた。
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ありし日のゆくみや商店。
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駅前商店はもはや、ハッピードリンクショップに成り下がった、この成田屋だけになってしまった。
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おお、あそこに岩峰を覗かせているのは男山ではないか。
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「千くまあがた川上郷は川原も山たかはらも月見ぐさの国」
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佐々木信綱の歌碑を確認して出発。

県道を西上していると、左手にりりしい岩壁が見えてきた。
これは見逃せないと、車を大深山橋のたもとに止めて撮影。
天狗山(右)。
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天狗山と男山の間にある赤顔(あかづら)山(1598m)。
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千曲川の東には八ヶ岳が立ちはだかる。
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中央が赤岳、右が横岳(2829m)、左が権現岳(2715m)だ。

赤岳と横岳をアップにしてみた。
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こちらは三ツ頭(左、2580m)と権現岳(中央右)、旭岳(右、2672m)。
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橋には川上犬のレリーフ。
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秩父山塊のヤマイヌを地元の猟師が飼いならした貴重な犬だそうだ。

マンホールにも川上犬がデザインされていた。
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県道から馬越峠に向かうみちみち、もう一度車を止めて天狗山を撮影。
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何度見ても見事な岩山だ。
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実は、20年近く前、家族で天狗山に登ったことがある。
息子は8歳、娘は4歳だった。
あんな山を登らせるとは、無知とは恐ろしいものである。
娘のお尻を押して岩場を登った記憶だけあるが、頂上の風景とかの記憶はない。
帰宅して調べてみたら、1996年11月4日。ちょうど今頃の季節だった。

8時前に馬越峠に到着。
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あちこち寄り道したり、写真を撮ったりしているうちに1時間もかかってしまった。
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峠には道路の開通記念碑と石仏。そしてほんの小さな慰霊碑。
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ここは南相木村との境なので、そちら側も覗いてみる。
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すると、こずえの間から白く冠雪した白馬三山が見えた。今日は期待できそうだ。
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峠の駐車スペースにはすでに2台車が止まっており、1人がちょうど出発するところだった。
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当方は念入りにストレッチをして、彼より10分ほど遅れて出発。
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いきなりの急登だ。
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もうすっかり葉が落ちている。早くも冬枯れの季節がやってきたようだ。
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ひと登りで尾根に出る。
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木立を透かして、背後には御陵山(おみはかやま、1823m)が見える。
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右手には御座山(おぐらやま、2112m)。
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しばらく、ゆるやかに登る。
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左手に瑞牆山(2230m)が見えてきた。
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左のもったりした山は小川山(2418m)
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今度は右手の開けた場所に出た。
正面に御座山。
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その左奥に浅間山(2568m)。
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その左に篭ノ登山(2227m)、湯ノ丸山(2101m)、烏帽子岳(2066m)が並ぶ。
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さらに左に目を移すと、妙高山(2454m)、火打山(2462m)、焼山(2400m)、高妻山(2353m)が一望。
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さらには白馬三山。
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そして唐松岳(2696m)、五竜岳(2814m)、鹿島槍(2889m)、爺ヶ岳(2670m)。
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見逃すところだったが、浅間山の右裾には、草津白根山(2171m)がたたずんでいた。
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左手を見やれば、鳳凰三山の奥に北岳(3193m)と間ノ岳(3190m)まで見える。
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その左はちゃんと特定できないが、南アルプスの南部の山々。
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その手前は横尾山(1818m)。
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もう笑ってしまうほどの眺望だ。

十分堪能したところで、矢印に沿って進む。
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いったん、尾根の北側に回り込む。暗いシャクナゲの道だ。
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再び、尾根に出ると、眼前に天狗山がどど~んと姿を現した。
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その右上の空に月が浮かぶ。
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周辺の山々のひだもくっきり見える。
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眼下には川上村の高原野菜畑。当然もう収穫は終わっている。
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大深山の集落。
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瑞牆山も随分と目立つようになってきた。
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その右には金ヶ岳(1764m)。
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左はハタクボ頭(1960m)の向こうに国師ヶ岳(2592m)。
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まったくキリがない。

(つづく)
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