山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

日向山(2)

【2015年10月31日(土)】日向山
尾白川渓谷を不動滝に向かっている。
旭滝を見学したあと、矢印に従い、再び急登。
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尾根に乗ると、眼下に尾白川が鋭角に屈曲しているのが見下ろせた。
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その屈曲点に、激しくひびの入った巨岩がそびえていた。う~ん、かっこいい。
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今日のO君は軽快である。
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2月に買ったトレランシューズを履いてきたとのこと。
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普通の登山靴と比べて、とても軽くて楽なんだとか。
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最初は、私の足を心配して「ぼちぼち行こう」なんて言ってくれてたのに、あまりに軽くて、ついペースが速くなってしまうようだ。
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こちらは、相変わらず、写真撮りまくりなので、ついつい遅れがち。
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でも、今回はO君も「できたらヤマレコにレポート上げようかと思って」と、小まめに写真を撮っていた。
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またまた激しく下る。
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着いたのが百合ヶ淵。このあたりはサルの楽園らしい。
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深緑と藍色が混じったような色で、かなり深そうだ。
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この先は木の根に捕まらないと登れないような、胸突きの坂。
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無心で登った先に、神蛇滝の展望台。
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伝説は案内板に書いてある通りだが、「ハイカーの皆さんこの美しい眺めを心ゆくまで満喫して下さい」という文言に、クスッと笑ってしまった。

滝見物の前に、慰霊碑に合掌。
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昭和32年11月23日というから雪に降られたのだろうか。

滝は旧白州町が自慢するだけあって、本当に素晴らしい。
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この下にもう1段あるので、3段になっている。
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まず1段目。
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2段目。
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ちょうど紅葉も見ごろだった。
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心ゆくまで満喫したところで出発。
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案内板の横に、駒ヶ岳信仰を示す石碑があった。
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ここは尾根道との分岐。
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下山は尾根道で、と進めている。
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確かに、あの細い急坂でのすれ違いは避けたいものだ。

こちらは不動滝に向けて直進。
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しばらく平和な道が続く。
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標高が高くなって、紅葉もだんだん進んできたような気がする。
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壁面トラバース。
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眼下はV字の谷。
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ロープ場だが、あまり使わないで済んだ。
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登り切って振り返る。
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この道を整備したのは随分前のようだ。
丸太が欠落して、鉄の杭だけが残った場所があちこちにあった。
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日向山(1660m)の稜線が見えてきた。
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もうマムシグサも真っ赤だ。
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右手の展望が一瞬開けた。八ヶ岳の山麓かな。
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紅葉の山を歩くのは本当に楽しい。
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あちこちの稜線も見え始めた。不動滝は近いのかな。
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まだまだかな。
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あ、銀色の吊り橋が見えた。不動大橋だ。
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と思ったら、いきなり不動滝も姿を現した。
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すごい迫力。
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滝のすぐ近くまで行けるようである。
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立派な吊り橋を渡る。延長50m。昭和63年の竣工だ。
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ここで標高は約1100m。300m以上登ってきた。距離は3.5kmほど。
駒ヶ岳神社からちょうど2時間かかった。
あちこちに寄り道したわりにはコースタイムより15分早かった。

眼下の渓流も花崗岩で真っ白。
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渡り切った正面に、ハイキングコースの概念図。
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ただ、日向山に行く標識がないので、道ははっきり分からない。
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まずは不動滝に向かう。
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至近距離まで行くには、この岩をよじ登らなければならないようだ。
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ロープがあるだけで足場がほとんどない。
ちょっと不安だったが、岩に足裏をしっかり付けていれば全く滑らず、なんてことはなかった。

この岩に登り、その先の岩をすり抜けると、滝の真ん前に出た。
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水しぶきのかかるようなところまでは行かないでおいた。
岩の上にのった湿った枯れ葉が、かなり滑るのである。

長居はせずに退散。
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ロープの岩下りがまたまた不安だったが、これもなんてことはなかった。
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吊り橋のコンクリート土台の裏に回ると、赤テープがあったので、日向山に行く道は確認できた。
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ここまで全く休んでいなかったので、とく景色のないところだが、ひと休みする。
イスを取り出し、チョコバーをかじった。

10分ほどで出発。
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道はあまりよくないが、古い階段が残っているので迷うことはなさそう。
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延々と階段が続いているのが見える。
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ここから林道まで標高差180mほど一気に登らなければならない。
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しばらく行くと、中年の男性が携帯で大声で話している。
「不動滝まで来てさあ、紅葉見てたんだけどさあ」
みたいなことが聞こえてくる。
変わった人だなあと思いつつ、挨拶もできずに通り過ぎた。
少し登ったところで、ヘリの音が近づいてきた。
まさか、さっきの電話は遭難の連絡?と思ったが、それにしてはヘリの到着が早すぎる。

でもどんどんヘリは近づいてくるので、振り返ると、なんと女性らしき人が陰でうずくまっているではないか。
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さっきの男性は、県警に救助をお願いした後、関係先に連絡をしていたのだろう。
我々はそうとも気づかず、通過してしまったが、O君は「一言声をかけてくれればいいのに」と憮然とした表情。
同感ではあるが、タイミング的には、もう救助ヘリも来ているし、我々にできることはない。
ただただ、しばらくヘリの様子をうかがっていた。

女性がうずくまっているのは樹林帯の中なので、直接引き上げることは無理だろう。
救助隊員がいったん下りて、女性を開けた場所までかついで移動させてから改めて吊り上げということになるだろう。
そんなふうに想像しながら、ヘリを見ていると最大限近づけるところまで近づいて、2人の隊員が相次いで降下した。
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少し離れたところに降りたが、現場到着はヘリが着いてから5分とかからなかった。
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それを見届けて、我々は出発。
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たぶん、あの二人は渓谷道を歩いてきたのだと思うが、女性はあれだけで疲れ切ってしまったのだろうか。
滑落とか心臓発作とか、そういう緊急事態ではなさそうだったのがせめてもの救いだ。
韮崎あたりの病院に搬送されるのだろう。早く回復することを祈るばかりだ。

真っ赤な紅葉が目にまぶしかった。
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100mほど登ると尾根にのってひと息。
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山肌もすっきりと見えた。
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ただ、すぐに急坂となる。
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でも10分ほどのアルバイトで林道に出た。
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(つづく)
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