山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

喜茂別岳(中)

【2015年10月3日(土)】喜茂別岳
「あと1km」地点を過ぎて、まもなく森林限界に達した。
ササの丈も短くなってきたので、展望を楽しみながら歩くことができた。
雄大な裾野を広げる羊蹄山(1898m)。
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その右にはニセコ連峰。右が最高峰のニセコアンヌプリ(1308m)だ。
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恵庭岳(1320m)の頂上もかなり顔を出してきた。左は漁岳(1318m)。
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右手には尻別岳(1107m)も。
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ホロホロ山(左、1322m)と徳舜瞥山(右、1309m)を遠望。
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中山峠スキー場の向こうに風不死岳(左、1103m)や樽前山(右、1041m)も見えた。
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頂上もだいぶ近づいていた。
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羊蹄山の左の小さな突起は昆布岳(1045m)。
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右はニセコ連峰。
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羊蹄山の頂上付近の雲がやっと取れたと思ったら、冠雪していた。
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山頂間近のササの道を黙々と進む。
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あれが頂上だろう。
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北海道の山はなんとたおやかなんだろうか。
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雲が多いが、山はしっかり見えてくれてありがたい。
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右から、羊蹄山、昆布岳、尻別岳。

こうして見ると、北海道だとは言わなければ、富士山と思ってしまうのではないか。
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よく見ると、この道は真の山頂である約1180mのピークをまいている。
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いきなり道が細くなり、急登が5歩くらいあったと思ったら、そこが旧林道の尽きたところだった。
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吹きっさらしなので風が強い。
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間もなく、喜茂別岳(1177m)に登頂。
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時間は10:15。3.7kmを1時間半で登ってしまった。
時速約2.5km。初心者もいるのに、内地の山では考えられないスピードだ。
この数字も、北海道の山のなだらかさを物語っている。

山頂からの眺望も抜群。
空には雲が多いが、たいていの山は見ることができた。
中でも無意根岳(右、1460m)がかっこよかった。
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堂々たる山容だし、この付近ではひときわ高い。
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その東の稜線の向こうに浮かぶのは、定山渓天狗岳(右、1145m)。
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その右に烏帽子岳(左、1109m)と神威岳(983m)。
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札幌市街。白く光るのは札幌ドーム。
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手稲山(1023m)。
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中央奥は砥石山(826m)。
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左から札幌岳(1293m)、狭薄山(1296m)、空沼岳(1251m)。
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空沼岳は狭薄山の右奥にあってあまり目立たない。
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中山峠の上に見えるのは恵庭岳から風不死岳と樽前山に交代。
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端正な蝦夷富士をもう一度。
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ふもとの町は京極町。
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ニセコ連峰。
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尻別岳。
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昆布岳。
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左端に恵庭岳。
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鉄塔の道。
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絵葉書的写真。
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それにしても風が猛烈に強く寒い。
さっさと自撮り棒で全体写真を撮って引き返すことにしたが、N君のカメラの調子が悪く、どうしても画面が白くなってしまう。
何度もチャレンジして、ずいぶん時間がかかった。
すっかり体が冷えてしまった。

今回もともとは中山峠から登る予定だったのに、中岳林道から登った理由は、中山峠からの道が見えなくなっているという記述がネット上にあったのをN君が見つけたからだ。
考えてみれば、片道8kmもあるし、ということで変更したのだが、現地に行ってみると、見えないどころかくっきり見えている。
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「なんだ、行けるじゃないか」とつぶやくと、「おまえは行ってもいいよ。ピストン嫌いなんだろ」という話に。
全くそんなことは考えていなかったのだが、そう言ってくれるなら、行ってみようかなという気になった。
中山峠まで車で迎えに来てもらうことになるが、距離的にそれほどご迷惑でもないし。
O君は付き合ってくれるだろうと思って、「じゃ二手に分かれる?」と聞いたら、「おう」という返事はあったものの、結局、中山峠派は私のみ。

というわけで、私だけ4人とは別方向に歩き出すことになった。
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300mくらい先までは、頂上から道が見えている。

みんなのお見送りを受けて出発。
何度も振り返って手を振った。
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後で聞いた話だが、見えなくなる寸前には「生きて帰って来いよ」と叫んでくれたらしい。
そうなのだ。北海道の山をひとりで歩くということはヒグマと遭遇する確率が高くなるということなのだ。
ちょっとした不安を胸に、すこしだけ速足で歩く。

道は頂上からはくっきり見えてはいたが、実際に歩いてみると、かなり草が繁茂している。
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しかし足元ばかり見ず、視線はなるべく遠くに。
これはクマがなるべく遠くにいるうちに気づくためだ。

道はなだらかで、草を気にしなければ、トレランするにはもってこいの道だ。
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間もなく、砂利道が出てきて、ササもよく刈られていた。
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かと思えば、またこんな状態。それの繰り返しだ。
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正面に札幌岳。
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時々、勾配がすこしきつくなると、木の階段がこしらえてある。
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実に北海道の山らしい風景だ。
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オヤマリンドウ。
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N君の話によると、中山峠まで8kmとのことだが、そんなにはないように思えた。
でももし、本当に8kmあったら平地でも2時間かかる。
なだらかで歩きやすいとは言え、ちんたら歩いていたら2時間半近くかかるかもしれない。
小走りできるところは、足があとあと痛くならない程度に走ったが、基本的には速足にとどめた。
それでも、2時間かかったとして、中山峠にたどり着くのは12時半。
ピストン部隊は1時間10分程度で下れるだろうし、中山峠への移動も15分かからないだろうから、彼らの中山峠着は正午ごろ。
30分も待たせてしまう。
ちょうどお昼時だし、何か食べながら待っていてくれるだろうが、なるべく待たせないようにしよう。
クマもちょっと怖いし、頑張ることにした。

下り始めて、15分くらいたったところで、単独の男性とすれ違った。
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なんだ、人がいるじゃないか。
誰にも会わないと思ったのに。それだけで、クマ問題的には少し気が楽になった。

道がなだらかな上に、地形図に登山道の線が引かれていないので、現在地が全く特定できないまま、同じような景観の道を進む。
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だんだん飽きてきた。

(つづく)

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