山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

飯盛山(上)

【2015年9月12日(土)】飯盛山
8月末の白馬縦走から帰って来て以降、依然として右足が痛い。
平地を普通に歩いているだけでも、痛みがある。
先週の三頭山(1531m)はロキソニンを服用して行ったので、そう痛みは感じなかったのだが、今回は飲まずに登るとどうなるか、試すことにした。
野辺山の知人と夕方会う約束があったので、それまでの間、ハイキングコースになっている飯盛山(1643m)に登ってみることにした。
登山口の平沢峠(1450m)から標高差は200mほどなので、様子を見るにはちょうどいい。

当日朝、5:49関東地方に強い地震が発生。
調布で震度5弱。所沢は3だったが、自分の感覚としては4くらいあった気がする。
高速道路の被害や通行止めの情報はなく、ホッとした。
栃木や茨城の方々が水害で大変な時に遊びに行くのは、ちょっと気が引けたが、早期復旧を祈りつつ、7:10に家を出発。
天気は曇り。野辺山高原は晴れの予報だが。

水害や地震の関係で、出かける人が減るのではと少し期待したのだが、高速はやはり渋滞。
相模湖IC付近を先頭に8kmの渋滞が、圏央道まで影響していたので
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高尾山ICで下りて、下の道を行く。
しかし、国道20号も相模湖駅付近の工事のため、渋滞。
逆に、下の方が時間がかかってしまったかもしれない。
相模湖ICから再び中央道にのった後はスムースだった。

長坂ICで下りて、県道を北上。
清里手前のコンビニで飲料などを調達。
少し道に迷いながら、11:30に野辺山高原平沢峠に到着した。
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もっと、ひっそりしたところかと想像していたら、目の前に八ヶ岳が展開する、開けた場所だった。
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雲がなければ、このように見えるらしい。
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ここは、ナウマン博士が日本のフォッサ・マグナを発想した地だそうだ。
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フォッサ・マグナとはラテン語で「大きな溝」の意味。
イギリスの大憲章「マグナ・カルタ」の「マグナ」と同じだ。

そして日本の大分水嶺でもあった。
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眼下は清里アーリーバードゴルフクラブ。
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大きな駐車場があり、車も20台くらい止まっていた。
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ほとんどが飯盛山ハイキングの方だろう。
時間も時間なだけあって、もう下山して来ている方もいた。

駐車場わきに小さな売店。
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今は閉まっているが、ハイシーズンには営業しているのだろうか。

とりあえずストレッチ。
早くもこの段階から、足に違和感がある。
とにかく11:40過ぎに出発した。
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早速、マツムシソウがお出迎えしてくれた。
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なだらかな気持ちのいい道である。
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ただ、次第に岩が露出してきくる。
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普段ならなんてことはないのだが、今日はちょっと気になる。
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登る人も下る人も結構いて、人気のハイキングコースであることを改めて実感。
犬を連れている人もかなり目についた。

八ヶ岳のすそ野に広がる高原野菜の畑。
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眼下には、しし岩に立つハイカーの姿が見えた。あそこは帰りに寄ろう。
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宮司の滝への分岐を通過。
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道はここ数日の雨の影響か、やや湿ってきた。
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カエルの卵のようなキノコ。
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次第に左手(北)の展望が開けてきた。
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眼下に国立天文台の野辺山宇宙電波観測所。
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昨年の秋に登った御座山(2112m)。手前右は天狗山(1882m)、左は男山(1851m)。
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道が平坦になると、ぬかるみの連続。
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まあ、なんとか、どれも泥んこになることなくクリアできた。

直進方向に踏み跡がある場所で、進路を右に促す道標があった。
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それに従って行ってみると、南方面が開けた。
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見事な眺望だ。
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まずは目指す飯盛山。
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金ヶ岳(1764m)。
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清里。
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でも、これは平沢岳(1653m)を巻いてしまう道ではないか。
現在地を地図ロイドで確認すると、はたしてそうであった。

さっきの踏み跡に戻り、ミヤマヨメナを掻き分けて直進。
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平沢岳への登り。
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アキノキリソウ。
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再びマツムシソウ。
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道はとくに荒れていなかった。

ほどなくだだっぴろい平沢岳の頂上に着いた。
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ここもすばらしい眺望である。
野辺山高原。
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雲でちょうどそれぞれの頂上が隠れているが、左が小川山(2418m)、右が金峰山(2599m)。
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その手前左の緑の山をアップにしてみた。横尾山(1818m)である。
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金峰山の手前には瑞牆山(2230m)。
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飯盛山3態。
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シャトレーゼ・スキーリゾート八ヶ岳。
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景色はいいのだが、腰を下ろす場所を探すのに苦労した。
風が少し強いのは我慢して、一応八ヶ岳、南アルプス方面が見える場所に腰を下ろす。
座って初めて、この標識に気づいた。肝心なところが欠けている。
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時折、雲の上から赤岳(2899m)や権現岳(2715m)が顔を出し、このあとすっきり見えることを期待させたが、また雲に隠れてしまった。
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南アルプスも白峰三山と甲斐駒(2967m)だけ、雲の上から見え隠れしていた。
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胴体の部分と色の濃さが違うので、本当に浮かんでいるように見えて、不思議だった。
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お昼はおにぎり2個と漬物、卵焼きなど。
とくに漬物が美味しかった。
ここはメインルートから外れているので、お昼を食べている間、誰も来ず、山頂を独占できた。
30分ほどで出発。
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浮石の多い道を慎重に下る。
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牛除けの柵をつたって、巻き道に合流。
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でも、どっちが牛のいていい場所なのか、よく分からない。
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平沢岳の存在は飯盛山から引き返す時に気付くはずだが、帰りにこっちも登って行こうという気になる人はたぶん少ないだろう。
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柵のところも草が繁茂していたし。

ハクサンフウロ。
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飯盛山までもう一息。
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でも、その前に、左に逸れて1643mピークに寄る。
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飯盛山は確かに飯を盛ったような形だ。
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空には、サバのみそ煮のような雲。
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こちらも道が整備されている。
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頂上は見晴台になっており、老夫婦が1組休んでいた。
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ここより平沢岳の方が標高は10mも高いはずだが、なんだか低く見える。
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地形図に建物(東屋?)を示す記号があったが、もう撤去されたのか、現地にはなかった。
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その代わり、丁寧な案内板があった。
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この見晴台に固有名詞があれば「山」として認定することは容易なのだが、「見晴台」だけでは普通名詞なので、難しい。
でも、結局「登った山」に加算してしまった。ちょっと負けてください。

見晴台からの眺め。金峰山方面。
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御座山方面。
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高大な八ヶ岳のすそ野に広がる野辺山高原の野菜畑。
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そして、飯盛山。
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鞍部では大勢の人がお昼を食べていた。
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(つづく)
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