山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

白馬岳(4)

【2015年8月27日(木)】白馬岳
小蓮華山(2766m)から三国境(2751m)に向かっている。
前方に見えるホームベース形の雪渓の上下に踏み跡がある。あれは道なのだろうか。
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よくよく見ると何本も踏み跡がある。不思議だ。
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さあ、ロングトラバース。
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さっきの踏み跡の入り口には、×印を書いた石があった。
誰が何のために通るのだろう。
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小蓮華方面を振り返る。
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右手に展開する鉢ヶ岳(2563m)方面の尾根。
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こちらは三国境へと下る。
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小蓮華山から40分ほどで三国境の分岐に到着。
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ここは信濃、越後、越中3国の境にあたる。
地形図には三国境をピークの名前として書いてあるが、ピークは巻いているので、さすがにここを「登った山」にすることはできない。
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この先少し登ってみてわかったのだが、ここは二重山稜になっていた。
見た感じ、ピークへの道はないが、山全体がガレ場なので、行けないことはない。
でも、今回は団体行動なので止めておく。
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あれが頂上かと思っていたが、全然違うことを後で知る。
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落とし物と思われる「前高」(前橋高校?)の木槌が道標にぶら下がっていた。
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その写真を撮っていたら、H君に「君は何でも撮るねえ」と冷やかされた。
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まあ、そうだろうなあ。
何度も立ち止まって写真を撮っているから、遅れがちになる。
せっかく3人で来ているのに、ほぼ2+1で歩いている状態なのだ。
反省しつつも、やめられないのである。

ここは朝日岳(2418m)の分岐である。
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いずれ大雪渓を登って、朝日岳に抜ける縦走もやってみたい。
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さあ、白馬岳(2932m)まであと1kmだ。
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少し登ると、さっきの岩峰はただのトゲであることが分かった。
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そして巨大な二重山稜になっていることも判明。
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おそらく中央右あたりのピークが三国境の山頂であろう。奥のピークは小蓮華か。
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こうしてみると、登る人がやはりいるようだ。踏み跡がついている。
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このすぐ先で雷鳥に遭遇。
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なんと全部で6羽いる。これにはH君も大喜び。
私もほっこりした気分になった。

なったことはなったのだが、三国境から白馬岳までは標高差200mちょっと。
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これがまたきつい。
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だんだん、背後の雲がとれて、東斜面も見えるようになってきた。
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眼下では、別のグループが三国境の分岐で小休止中。
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トウヤクリンドウ。
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またまた随分、遅れをとってしまった。
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必死で追いかける。
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後ろには単独の人がじわじわと距離を詰めてきている。
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一つピークを越えると、緑のじゅうたんが広がった。
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おや、久しぶりの青空。
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時折ガスが晴れて、旭岳(2867m)が姿を現す。
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さらに2人を追いかける。
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イワツメクサ。
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旭岳の岩肌がくっきり見えてきた。
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魚のような雪形が確認できる。
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ガスの中の稜線を進む。
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後ろもガスに包まれしまった。
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あの左にうっすら見えるのがどうやら頂上のようだ。
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15時半になる前に、なんとかたどり着いた。
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結局ガスのため、頂上を遠望できないまま到着してしまった。

山頂には、新田次郎の直木賞受賞作「強力伝」の題材となった、あの風景指示盤があった。
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50貫(187.5km)の部分が2個、30貫(112.5km)の部分が2個あり、これを担ぎ上げた富士山の強力・小宮山正は本当にすごい。
有名な金時山の名物おばあちゃん「金時娘」の実の父親だ。
ただ、今日ばかりは見渡す限り真っ白で、役に立ってくれなかった。

ここの標識も黄色いプレートで全く味気ない。
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でも三角点は堂々の一等。
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ここにはたくさんの登山者がいたので、自撮り棒は使わず、写真は撮ってもらった。
ガスで何も見えず、急に寒くなってきたので、早々に退散。
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山荘に向かって下る。
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下るにつれ、白馬山荘がくっきり見えてきた。さすがにでかい。
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背後に見えるのは丸山(2768m)。岩峰は離山。

杓子岳(2812m)は見えそうで見えない。
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白馬頂上を振り返る。これも見えたり隠れたり。
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途中で、白馬開発の父、松沢貞逸氏の顕彰碑を見学。
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あとは山荘へ一直線。
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15:43に山荘に到着。
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栂池自然園から7時間ちょっと。休憩時間を入れてもコースタイムより若干早かった。
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眼下に、白馬村直営の白馬岳頂上宿舎が見える。
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まずはチェックインだが、受付専門の棟があってびっくり。
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受付と会計が分かれており、何だか病院のようだ。
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O君が手続きを進めている間に、お腹が空いたので予備食のあんぱんをぱくつく。
宿泊費は明日のお弁当も含め1泊3食で1人10600円。
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部屋は15号室。
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男性の相部屋になると言われたので、同室者がいるのか、ちょっと不安に。
布団は8組、枕は16個あった。8畳間なので混んでいる時は1畳に2人寝せるつもりなのだ。
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とにかく、追加が来ないことを祈りつつ、みなで裸になって、体を拭く。
最初はウエットティッシュでちまちま拭いていたが、水道もあるし、乾燥室もあるので、タオルを濡らしてガシガシ拭いた。
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(自炊用の水道)

H君からはドライシャンプーも貸してもらい、すっかりさっぱりした。
これなら風呂はなくても大丈夫。

さっぱりしたところで、お待ちかねのビール。
スカイレストランに移動する。とても山小屋とは思えない。
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その前に、H君はさっそく売店でバッジのチェック。
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ところが、なんと「売り切れ」。
これには彼も憤慨。「こんなところには一生に一度しか来れない人もたくさんいる。それなのに品切れにさせるとは、商売としてなっていない! 送料払うから後日入荷したら送ってもらいたいくらいだ」。
下の白馬岳山頂宿舎には売ってるかもしれないよ、と慰めたが、「白馬山荘オリジナル」にこだわりがあったようだ。

で、とにもかくにも、H君の史上最高標高達成、キャリアハイを祝って生ビール。
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1杯850円。つまみは少しだけ持ち込み。

おかわりは、ウイスキーをペットボトルに入れて持ってきたので、無料の水で割って飲む。
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グラスはビールのジョッキ。よく見ると、少し色が変だが、気にしないでおく。

夕食の5時半近くになるまで、楽しく歓談。
H君は「この間に、相部屋の人が来ていないか」と心配していたが、大丈夫だった。
こんな遅くなって来ることは、もうあるまい。

食堂はこんな感じ。
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(無人の状態)

夕食はハンバーグがメインで、その他は保存もの系。
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ごくごく普通だった。

(つづく)
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