山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

白馬岳(1)

【2015年8月27日(木)】白馬岳
白馬村の「ペンションcollege白馬」に泊まっている。
飲み過ぎたのか、夜中に目が覚めた時はちょっと気持ち悪かったが、朝6時頃起きてみたら大丈夫だったので、ホッとした。
外をのぞくと、小雨が降っている。やはり今日も厳しそうだ。
部屋でパンの朝食を済ませ、7時すぎに出発。

まずは私の車を八方尾根スキー場のふもとにある「八方の湯」の無料駐車場にデポ。
DSC_5163_20150923052507567.jpg
我々が明後日下りてくる予定の八方ゴンドラリフト八方駅にも駐車場があるそうだが、そちらは有料らしい。
駅からここまで10分ほどかかるとのことだが、そのくらい全然問題ない。

向かいのコンビニで昼食と水分を調達して、栂池高原に向かう。
今回の白馬縦走は、栂池自然園~白馬大池~小蓮華山~白馬岳~不帰の劍~唐松岳~八方池山荘という2泊3日のコースだ。

明後日の下山後に入る予定の「倉下の湯」の場所を確認しつつ、7時半には栂池高原の駐車場に到着。すぐ横には、「栂の湯」があった。
DSC_5164_20150923052508df2.jpg
O君は「あれ、無料のはずだったのになあ」と首をかしげる。
でも1日500円だから、3日で1500円。3人いるので、1人当たりわずか500円の出費で済む。そんなに負担ではないから、ここに止めることにする。

ゴンドラ乗り場には、すでに何人かの登山者がいたが、ゴンドラの運行は8時から。
DSC_5166_20150923052441ae7.jpg
まだ7時半なので、切符売り場の窓口も乗り場のシャッターも固く閉ざされたままだ。
ここでもう一度トイレへ。
ペンションで大量に出したはずなのだが、酒を飲むと断続的にしたくなる。
この先少々心配だ。

時間がたっぷりあるので、あたりをぶらぶら。
今年の北アルプス北部の遭難発生件数は25件。うち5名が亡くなっている。むむ。
DSC_5170_20150923052443bcc.jpg

今日の予報は曇り。もう雨さえ降ってくれなければ御の字だ。
DSC_5175_20150923052445502.jpg

今はとりあえず止んでいるが、ゴンドラの向こうはしっかりガスが立ちこめているので、あらかじめザックカバーをして、雨具の下も履いておく。
栂池パノラマウェイは、栂池ゴンドラリフト「イヴ」と栂池ロープウェイの乗り継ぎ。
最終目的地「自然園」まで片道1920円。

8時ちょうどにシャッターが開いたので、2番手で乗り込む。
DSC_5173_20150923052444c64.jpg
DSC_0945_20150923053159ae2.jpg
6人乗りなので、3人並んで前向きに。

眼下は栂池高原スキー場。あっという間にガスの中に入った。
このゴンドラには「白樺」という途中駅があった。
20分ほどで栂の森駅に到着。
DSC_0944_20150923053158144.jpg
DSC_0947_201509230532012a3.jpg

少し歩いて、今度は栂大門駅からロープウェイに乗り換える。
DSC_0948_20150923053202497.jpg
DSC_0951_20150923053204a36.jpg

71人乗りなので、8時前に下の乗り場に集まっていた登山者は、みんなこれに乗れた感じだ。
DSC_0953_20150923053136f0c.jpg

5分で自然園に到着。時刻は8:36。
DSC_0954_20150923053137cb5.jpg
DSC_0957_201509230531392f0.jpg
やはりここもガスの中だが、幸い雨は降っていなかったので、カメラは一眼レフを使用することにする。

ストレッチは下で済ませてあるので、すぐに出発。
DSC_0959_20150923053140234.jpg

沿道には、シラヤマギクやノアザミに交じって見たことのない花が咲いていた。
DSC_0960_20150923053142400.jpg
DSC_0961_20150923053114aab.jpg
オニシオガマらしい。

舗装道路を10分も歩くと、山小屋が並ぶ地区に着く。
DSC_0962_2015092305311585c.jpg

こちらは手前の栂池ヒュッテ。
DSC_0966_20150923053117ee4.jpg

その隣に、コンクリート造りの栂池山荘。
DSC_0968_20150923053118587.jpg

その奥に栂池ビジターセンターがある。
DSC_0969_20150923053120a40.jpg

さらに奥にある建物は、なにやら由緒ありげだ。
DSC_0970_201509230530508f1.jpg

ここから本格的な登山道に入るので、みな準備を整える。2人はストックを取り出す。
DSC_0973_20150923053052da8.jpg

7月20、22日に相次いで、クマの目撃情報あり。
DSC_0974_2015092305305348d.jpg
いずれも登山道に近い場所だ。

依然としてガスの中だが、登れば雲の上に出ることを期待する。
DSC_0975_20150923053055fe5.jpg

まずはちょっと下って、沢を渡る。
DSC_0976_2015092305305689e.jpg

そして、すぐ登りに転じる。
DSC_0981_20150923053023960.jpg

いきなりの急坂だが、O君のペースについていく。
DSC_0982_20150923053024fcc.jpg
DSC_0991_201509230529598a4.jpg

ミズバショウやオオカメノキが雨に濡れている。
DSC_0984_20150923053027b94.jpg
DSC_0988_20150923053029eeb.jpg

ところどころにぬかるみがあり、コンクリートブロックや木の板が地面に敷かれていた。
DSC_0983_2015092305302690b.jpg
DSC_0994_20150923053000b6d.jpg

しばらく登ると単独の女性が抜かして行った。
この方とは、この日何度も言葉を交わすことになる。

30分ほど登ると青空が見えて、日も差してきた。
DSC_0997_20150923053003e68.jpg
DSC_0996_20150923053001e8c.jpg

本当に雲の上に出たようだ。俄然テンションが高くなる。
やはり、晴れ男H君の威力はすごい。
DSC_1001_201509230530050eb.jpg
さすがに暑くなってきたので、2人が長袖を脱いでいる間に、私も雨具の下を脱いでしまった。
スパッツは面倒なので装着せず、ズボンの裾をソックスの中に入れる。
泥が裾につかないよう、歩き方に注意する。

水の流れる道の脇には、育ちきったミズバショウが並んでいる。
DSC_1002_20150923052934951.jpg
DSC_1005_20150923052936eca.jpg

オニシオガマも群生していた。
DSC_1006_20150923052937c4b.jpg

登山口から45分ほどで、クマが出たという銀嶺水。
DSC_1008_20150923052939e21.jpg

2人は通過したが、私は3杯ほど手ですくって飲んだ。冷たくて、うまかったよ。
DSC_1009_20150923052940eab.jpg

この後も黙々と登る。
DSC_1010_201509230529119d8.jpg
DSC_1011_2015092305291384d.jpg
DSC_1015_20150923052914e07.jpg

銀嶺水から15分ほどで、中ノ原のロックガーデンに出る。
DSC_1017_20150923052916b53.jpg
DSC_1019_20150923052917aee.jpg

ここから、ちょっとだけ岩場の急登。
DSC_1022_2015092305284515e.jpg
DSC_1023_20150923052847cb6.jpg

すぐに台地状の場所に出る。
DSC_1024_20150923052848b30.jpg

木道を少し歩くと、そこは天狗原(てんぐっぱら)。
DSC_1029_20150923052849285.jpg
DSC_1032_201509230528512e2.jpg

ベンチがあったので、とりあえず休憩。
DSC_1036_201509230528208a1.jpg

でも、私は2204mピークにあるあの祠が気になる。
DSC_1039_2015092305282215b.jpg

回りを探検しているうちに、そこまで行ける道を見つけたので、行ってみた。
DSC_1045_20150923052756d9b.jpg
山名板どころか、神社の名前すら書かれていなかった。

ここは回りより少しだけ高いので、天狗原を見渡すことができたはずだが、ちょうどまたガスがかかってきてしまった。
DSC_1043_2015092305282699b.jpg
DSC_1046_20150923052756f8a.jpg

戻って、湿原の眺めを堪能。
DSC_1040_20150923052823c09.jpg
DSC_1041_2015092305282409d.jpg
DSC_1047_2015092305275807c.jpg

正面には霧の向こうに白馬乗鞍岳(2469m)への斜面が見える。
DSC_1052_2015092305280044c.jpg

ここにはまだ雪渓が残っている。
DSC_1056_20150923052732b92.jpg

さて、それでは出発。
DSC_1055_20150923052730d83.jpg

綿毛となったチングルマ。
DSC_1053_20150923054504a17.jpg

イワショウブ。
DSC_1054_20150923052801507.jpg

しばらく湿原の中を歩く。
DSC_1059_20150923052733770.jpg
DSC_1062_20150923052735014.jpg

ミツガシワの島。
DSC_1066_20150923052649672.jpg

ハート形の島。
DSC_1070_20150923052714285.jpg

松があっちこっち向いているのはなぜ?
DSC_1067_20150923052650970.jpg

しばらく木道が続く。
DSC_1064_201509230527370ff.jpg
DSC_1065_20150923052648074.jpg
DSC_1069_20150923052651513.jpg

5分で風吹大池への分岐。
DSC_1072_20150923052554146.jpg
われわれは左に進路をとり、白馬大池に向かう。

ここから、大きな岩がごろごろする登りとなる。
DSC_1076_20150923052556841.jpg
DSC_1078_201509230525570b2.jpg
DSC_1081_201509230525597ee.jpg

雪渓が間近に見えてきた。
DSC_1087_20150923052628bed.jpg

お、見下ろせば、天狗原。
DSC_1088_201509230525275d9.jpg
DSC_1091_201509230525282b2.jpg
DSC_1092_20150923052530a4b.jpg

道はさらに険しくなる。
DSC_1094_20150923052531276.jpg

一歩一歩の段差は大きいが、私はわりと調子がよく、ひょいひょい登れた。
DSC_1095_20150923052533a76.jpg

天狗原は見えたり隠れたり。
DSC_1097_20150923052503b66.jpg
DSC_1098_20150923052505a32.jpg

ベンチ周辺は、団体さんたちで賑わっていた。
DSC_1100_2015092305250694a.jpg

(つづく)

スポンサーサイト
このページのトップへ

コメント

長期連載開始

長丁場になるね、がんばって!

  • 2015/09/23(水) 12:31:47 |
  • URL |
  • O平 #-
  • [編集]

Re: 長期連載開始

ありがと。頑張ります。

  • 2015/09/23(水) 19:24:33 |
  • URL |
  • かたこりまさかり #-
  • [編集]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://satsunan226.blog.fc2.com/tb.php/651-8991331c
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
このページのトップへ

FC2Ad

プロフィール

かたこりまさかり

Author:かたこりまさかり
FC2ブログへようこそ!

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (4)
北海道の山 (91)
東北の山 (62)
上信越の山 (139)
奥多摩の山 (55)
丹沢の山 (55)
奥秩父の山 (83)
栃木の山 (32)
房総・常陸の山 (9)
奥武蔵・秩父の山 (87)
中央線沿線の山 (96)
富士山周辺の山 (60)
八ヶ岳周辺の山 (54)
南アルプス (100)
史跡歩き (11)
中央アルプス (27)
北アルプス (37)
日本海の山 (8)
関西の山 (30)
四国九州の山 (61)
駅舎の旅 (21)
ドライブ (9)
廃線の旅 (12)
駅から散歩 (17)
乗り鉄 (38)
島の旅 (19)
山村の旅 (7)
超低山 (28)
東海の山 (2)
つぶやき (35)
旧道歩き (29)
伊豆の山 (39)

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR