山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

守屋山(上)

【2015年8月26日(水)】守屋山
高校の同級生O君とH君から白馬縦走に誘われた。
日程は、札幌在住のH君の夏休みに合わせ、8月27~29日。
26日夜に白馬村のペンションに集合ということなので、26日も休みをとることにした。
ただ、白馬までの移動だけで休みを1日つぶすのはもったいないので、この日は足慣らしを兼ねて、諏訪湖近辺の山に登ることにした。
高ボッチ山(1665m)と守屋山(1650m)のいずれかである。

しかし、当日はしっかり雨。
朝5時半には出発する予定で、5時前に起きたが、すっかり気分が萎え、だらだらと7時すぎに出発。
ちょうど、娘の出勤時間とかちあったので、ついでに駅まで車で送ってあげた。

平日の通勤時間帯ということもあって、市街地はかなり混んでおり、圏央道に乗るまで随分時間がかかった。
一応、登山の服装をして出てきたが、「この雨では、山歩きは無理だろうなあ。中央本線の駅舎撮影の旅に変更しようか」などと考えながら、車を走らせる。
しかし、笹子トンネルを抜けた途端、日差しが飛び込んで来た。
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なんと甲府盆地は晴れていたのである。

一瞬、「これならいけるかも」と思ったが、まわりの山はみな雲の中。
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わざわざガスの中に入っていくのもなあ、と決心がつかない。

しかし、諏訪湖に近づくと、高ボッチ山は頂上が見えないが、守屋山方向はあまり雲がない。
雨も全く降っていないので、守屋山に行くことを決断。諏訪ICで下りる。
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途中のコンビニで飲み物と昼食を調達し、杖突峠(1247m)への道(国道152号)を登っていく。
本当の杖突峠のすこし手前に展望台がある。
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ここに来るのは、長野在勤時代以来だから、ほぼ20年ぶり。
なつかしいので下りてみる。そう言えば、こんな茶屋があったっけ。
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この茶屋の脇を下りると展望台。
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八ヶ岳は全体に雲をまとっていた。
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でも、顔を出しているピークもあった。西岳(2398m)だ。
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茅野市街。
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諏訪湖と諏訪市街。
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諏訪湖。雲に隠れているのは高ボッチ山。
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下界は意外にすっきりと見えた。

これは大同桜之碑。
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この碑は「伊藤塾長先生教育表彰記念」ということになっている。
調べてみると、伊藤先生というのは、茅野市安国寺にあった私塾「大同義塾」の創立者伊藤作左衛門(1868~1950年)のことらしい。
その伊藤先生が1932年に知事表彰を受けたのを記念して、塾生や卒業生が杖突峠への道12kmに3000本もの桜を植え、36年にこの碑が建立されたとのことだ。
その桜も道路拡張などで、ほとんど残っていないという。

ここから700mほど先の、本当の杖突峠に登山口がある。
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広い駐車スペースがあったので、そこに車を止める。
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時間は10時過ぎ、自宅からちょうど3時間かかった。ここまで187km。
さすがに平日だけあって、ほかに車は1台もない。

軽くストレッチをして、10:10出発。
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すぐに林道を右手に見送り、左の登山道を進む。
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今日は下山後、信州まつもと空港にH君を迎えに行く約束になっている。
千歳からのFDA便の到着は16:05。
ここから空港まで1時間ちょっとかかりそうなので、余裕をみて14時過ぎには下りてきたい。
制限時間は4時間といったところか。まあ、大丈夫だろう。

早速、ノアザミのお出迎え。蝶も一緒だ。
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シラヤマギクさんも。
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あとはずっと樹林帯。
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ここ数日の雨で、路面が滑りやすくなっている。
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知らず知らず時間が気になるのか、ややペースが早い感じがする。
時折、日が差す天気で蒸し暑い。汗がどんどん出てくる。
でも、気持ちのいい道だ。
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本日の地図はスマホの地形図電子版だけなのだが、この登山道は全く載っていない。
とりあえず道標を信じるしかない。
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標高差で100mほど登ると、左手に車道が見えてきて、しばらく並走。
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間もなく車道を横断して、さらに森の中を進む。
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さっきから、こんな絵を描いた看板をあちこちで見かける。
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「高遠長谷部アジア公園」って何だろう。
ネット検索でいろいろと調べてみたが、詳細は不明。
建築関係の長谷部グループが企画したものらしいが、営業していた時期があったのかどうかもよく分からない。

今は、こんな風にゲルも廃墟となっている。
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アジアといいつつ、モンゴルにとくに関心があったようだ。
絵にもモンゴルの国旗の文様が描かれている。

首をかしげつつ歩を進める。
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1407mピークの左を巻きながら進むと、再び車道に合流。
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「近道」という道標に従い、車道を見送って左に下りていく。
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谷底まで下ると、木道。でも注意書きが。
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「古い木道です。・・・危険を感じたら木道を利用せず、林道を迂回して下さい」
これには非常に違和感を覚える。
危険だと管理者が思うなら、自らの責任で通行止めにすべきだ。
事故があった時の責任回避の臭いがぷんぷんする。

「古い木道なので、十分注意して、ご通行ください」でいいのではないか。
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小さな沢を渡る。
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ザゼンソウの群生地のようだが、もちろんシーズンは終わっている。
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みたび車道に出ると、そこに「守屋山登山道入口」の巨大な標柱があった。
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ここはキャンプ場にもなっているようで、広いなだらかな敷地がある。
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右手には無人の山小屋。
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「守屋山水呑場山荘」とある。
中を見学。一応、泊まれるようだ。
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以前、入笠山(1955m)に登る際、前夜ここに泊まって、集合時間の10時に間に合うよう、早朝に守屋山を登る計画を立てたのだが、天気が悪く前泊は中止したのだった。

ここは諏訪市神宮寺生産森林組合や諏訪市守屋山あずま屋会などが熱心に活用・管理していることがうかがえる。
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ただ、「水呑場」の由来であるはずの、水場を見つけることができなかった。

(つづく)
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