山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

笠ヶ岳(4)

【2015年8月11日(火)】笠ヶ岳
笠ヶ岳(2058m)山頂から2時間半ほどで林道に出た。
ここは林道の十字路になっているが、そのうち3方向のゲートが閉まっている。
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つまりここに登ってきても、車ではどこにも行けないのだ。
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5分ちょっと車道を歩く。
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左手には1304mピーク。あの裏は水上高原スキーリゾートだ。
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間もなく、湯の小屋への分岐に着いた。ここからまた登山道。
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「山と高原地図」に「下山時は直進して小ピークを登る」と書いてある通り、登る。
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大した標高差ではないが、やっぱりきつい。
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稜線に出ると、見事な樹林帯。
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あとは下りだ。
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かなり下ったところで、大勢の人の声が聞こえてきた。
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今日は、出会う登山者ゼロだと思ったのに、いきなり30~40人の中学生とすれ違ってしまった。
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引率は外国人。
「鳩待峠から来たのか」と聞かれたので、「そうです。みなさんは?」と聞くと、「林道までです」と笑っていた。
林道に出たら、ダムサイト経由で湯の小屋に戻るのだろうか。

しかし、この人たちは登山者じゃないので統計に入れなくていいだろう。
ゼロとしておく。
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キノコくん。
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この先は、沢沿いに下る。
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水をくんで少し飲む。もうボトルは空だったのだ。
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背中のテルモスに800ccまだ入っていることは入っているのだが。

というわけで、奈良俣ダムに通じる車道に出た。
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これは横断して、さらに下る。
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すぐに登山道は終了。
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と同時に、またにぎやかな声が聞こえてきた。
30~40人集まって、野外ランチをしている。
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その横をこそこそと通って、大きな建物の方へ行く。
葉留日野山荘の場所だ。
カメラを構えていたら、若い外国人が下りて来てポーズをしている。
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日本語で「笠ヶ岳に登ってきたのですか」と聞かれたので、「そうです」と言いつつ質問。
十字架が見えたので「これは教会ですか」と聞いてみた。
すると、「そうです。前は山荘だったけど、それはもうやめました」という。
「さっき、大勢で山に登っていく人に会いましたが、ここに集っている方々ですか」
「そうです。高校生です」
(あれは高校生だったのか)
「東京から?」
「う~ん、東京も船橋も、いろいろ」
「そうですか。ありがとうございました」

調べてみたら、ここは1970年に廃校になった藤原小学校湯之小屋分校を利用して宿泊施設にしていたらしいが(葉留日野山荘)、2013年4月に廃業している。
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小学校の自然体験教室などに利用されるなど、なかなか評判が良かったようだが、やはり経営が苦しかったのだろうか。
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今はもともと裏にあった日本バイブルホーム教会がこの施設を引き受け、「ハレルヤ山荘」として、青少年の自然体験活動に利用しているようだ。
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間もなく、県道水上片品線に出た。
この道を、照葉荘、温泉テーマパークの龍洞などを左に右に見ながら西へ。
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龍洞の入口にあった湯の小屋温泉の源泉。
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お目当ての日帰り入浴施設「湯元館」は随分先にあった。やけに小さい。
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さっきからあちこちぐるぐる回っていた群馬ナンバーの車がここに止まっていた。
ここを探していたが、小さすぎで分からなかったのかもしれない。

こちらは入る前に、100mほど先にあるバス停で時刻を確認しにいく。
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時刻表を見ると、予定していた14:40の前に、13:46のバスがある。
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急げば、これに間に合う。
どうしようかと思いつつ、湯元館へ。

ここは露天1000円、内湯800円という料金設定。
受付のおばちゃんに「露天は制限時間みたいのあるんですか」と聞くと、「ありません」という。
じゃあ、200円くらいの差なら、露天に入ろうと思い、荷物を置かせてもらっているうちに、家族連れがやってきて、露天に行くという。
「やばい、先を越された」と思って、露天はいくつあるんですかと聞くと、「2つあって、今は両方とも空いている」とのこと。
ホッとして1000円を支払い、着替えなどをザックから出しながら、念のため「露天に石鹸とかシャンプーはありますか」と聞くと、「露天は入るだけなのよ。洗えないの」という。
なんと。それを早く言ってほしかった。
「じゃあ内湯にします」と言うと、200円返してくれた。
ついでに、私のザックを覗きこんで、「それゴミなら捨てとくわよ」と言ってくれた。ありがたい。

そうなると、もう13:46に乗ることに決定。
わりと急ぎ気味に入る。
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さっきの車の人と思われる先客がいたが、女湯にいる奥さんと声を掛け合い、先に出て行ってくれた。
あとは独り占め。
小さい浴槽、浴室だが、清潔な感じ。
去年できたばかりというので、さもありなん。
湯は少し熱めで、気温も高いからあまり長湯はしなかった。
気づいたら、右腕に派手な切り傷があった。どこで切ったのか、全然覚えがない。
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ここは、ビールはあったが、ソフトは売っていなかった。

時間もないので、早々に辞去。バス停に急ぐ。
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待合室でザックからテルモスを取り出し、2杯くらい水を飲んで、残りは捨てる。
バスはもう到着していた。
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13:40くらいに乗り込んだが、エンジンを止めてエアコンをかけていないので車内は暑い。
風呂上がりということもあり、汗をふきふき発車を待つ。
定刻で発車と同時エアコンがかかった。

乗客は私ひとり。終点の水上駅まで私の専用車だった。
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車窓からは、すでにつぶれた「たぬきのお宿」や何とかという宿が見えた。
湯の小屋温泉もなかなか厳しいようだ。
そして、この路線も早晩廃止されるに違いない。
運行しているうちに縦走できてよかった。運賃は終点まで1450円。

お腹が空いたので車内で昼食用の「ドーナツ」を食べた。
14:20に水上駅に到着。
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食べ足りなかったので、まだ電車まで時間があることだし、駅前のラーメンきむら(エアコンなし)でワンタンメンを頼む。
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スープはまずまずだが、麺がかなりいい加減。
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お薦めできる店ではない。

14:57発の高崎行きを1番ホームで待つ。
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もう入線しているかと思ったら、折り返しなのに、来るのが遅く、乗れたのは発車数分前。
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ロングシートで残念だったが、パソコンを取り出して、新前橋まで記録付け作業。

高崎には16:00ちょうどに到着。
新幹線の方が早く着くが、高いし、大宮に着くのが早すぎてパソコン作業ができない。
11分の待ち合わせで、湘南新宿ライン直通の快速小田原行きに乗る。
こちらは始発なので余裕でグリーン車2階席をゲット。グリーン券980円。
景色には目もくれず、上尾までずっと今日の日記を付けていた。

高崎も暑かったが大宮も暑い。
埼京線、武蔵野線、西武線といずれも乗り継ぎ時間タイトで走ったりもしたが、最短で家に着けた。19時前。まだ明るかった。

今回は2泊3日の尾瀬大横断ツアーだったが天気にも恵まれ、宿も問題なく、すばらしい山旅だった。
三条の滝は大迫力だったし、尾瀬の白い虹もかすかに見えた。
至仏山を2時間ちょっとで登り、笠ヶ岳の雄大な眺めも堪能できた。
上出来だった。

【行程】2015年8月11日(火)
鳩待峠(4:58)~小湿原(5:54朝食6:07)~湯の小屋分岐(6:32)~悪沢岳(6:42)~小笠下(7:18小笠往復7:26)~笠ヶ岳下(7:56)~笠ヶ岳(8:07休憩・撮影8:33)~片藤沼(8:55)~水場(9:30)~咲倉沢頭避難小屋(9:55休憩10:27)~ワラビ平(11:04)~林道分岐(11:17)~林道ゲート(12:08)~林道下り口(12:15)~ビーブル・ハウス教会(12:41)~湯元館(12:56)
※所要時間:7時間58分(歩行時間:6時間45分)コースタイム:7時間40分
※登った山:4座(悪沢岳、小笠、笠ヶ岳、咲倉沢頭)
※歩行距離:16.6km

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