山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

笠ヶ岳(1)

【2015年8月11日(火)】笠ヶ岳
尾瀬縦走中。鳩待山荘に泊まっている。
2時頃1回トイレに起きて、4時に目覚ましが鳴った。
眠い。4時半出発のつもりで4時に鳴らしたのだが、5時出発でもいいから、あと30分寝てよう、なんてうだうだしつつ、4:10にえいやあと起き上がる。
リハビリ、トイレ、足の養生をしているうちに、すっかり明るくなり、結局宿を出たのは4:50。昨日とほぼ同じだ。

車寄せの屋根にぽつぽつと音がするので雨かと思ったら、屋根の朝露が落ちる音だった。
天気は曇り。でも東の空は青い。
至仏山(2228m)も見えている。
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ストレッチを済ませ、登山届を出して、5時前に出発。
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昨日下ってきた道を登っていく。
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どうも鼻水が頻繁に出るので、今日はこれに悩まされるのかとうんざりしたが、間もなく止まってくれた。

歩いたことがある道を歩くのは、道が中途半端に分かっているだけに、困りものだ。
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あと少しで、あれが出てくるはず、なんて思ってもなかなか出てこない。
随分長く歩かされたような気になる。

ちょうど1km地点を過ぎたところで日が昇った。
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でも、その後はずっと雲の中で、この日を通じて、日が差している時間はそれほど多くはなかった。

曇りの予報は当たっていた。
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東の空が一瞬広く見えた。
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2km地点の手前のトラバース木道に出た。
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昨日より南の峰々がよく見える。中央右が日光白根山(2578m)。
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武尊山(2158m)。
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写真を撮っているうちに、相次いで2人に抜かれた。
いずれも単独の男性。
あとから来た方は少し年配だが、かなりの軽装だった。
しかし足が速い。二人とも至仏山ピストンなんだろうが、あの調子なら4時間かからずに鳩待峠に戻れそうだ(コースタイムは往復4時間50分)。
皇海山(2144m)がどれなのか昨日から自信がなかったので、年配の方に聞いてみようかと思ったが、うまくタイミングが取れなかった。

でも、たぶんこれが皇海山。
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百名山が3座並んで見える。

シナノオトギリ。
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おお、昨日見えなかった笠ヶ岳(2058m)が見えた。さすがに尖ってる。
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うっすら見えるのは榛名山(1449m)のような気がするが。
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さて、トラバースは終えて、尾根登りにかかる。
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歩き出してから50分弱で2km地点通過。
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さらに進むと展望が開けた。
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まだ尾瀬ヶ原は雲海の中である。
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至仏山も近づいてきた。
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燧ヶ岳(2356m)のシルエット。
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太陽は雲の中のようだ。
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朝食をどこで食べようか。
湯の小屋分岐の先だと、メインルートからはずれるので、多分ベンチなどはないだろう。
かといって、分岐から至仏山に少し登ったところにあるテラスまで行くのは面倒。
なんて思っていたら、山と高原地図に「小湿原」と書いてある開けた場所に、平らな巨岩があった。
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そうだ、これがあった。

というわけで、この上に乗って、お弁当を開く。
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眺望もばっちりだ。
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時間はほぼ6時。尾瀬ヶ原はまだ雲海に沈んでいるが、山ノ鼻あたりはガスが消え始めていた。
お弁当は、東電小屋とほぼ同じ。やはり同じ会社だ。
違うのはゆで卵が入っていたこと。
いきなりおにぎり2つはきついので、ここでは1個と卵焼き+ウインナーだけにしておいた。
またブヨがしつこく寄って来たので、虫除けスプレーをまき散らす。
もう何年も前の薬だからなのか、あまり効果が感じられなかった。

ハクサンシャジン。
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キンコウカ。
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食べている間に、牛首付近の雲海はなくなった。
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食べ終わるまでの15分間、誰も登って来なかった。

後ろを振り返りつつ出発。
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昨日歩いたばかりなのに、こんな道あったっけみたいなところが時々ある。
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やはり歩いている向きで景色も違うのだろう。

あれは悪沢岳(2043m)かな?
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こちらは小至仏山(2162m)。
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ちょっとした鞍部。ここは歩いた記憶がある。
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エンレイソウの実。まだ熟する前だ。
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オオレイジンソウ。
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右手にオヤマ沢の谷が確認できた。
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地形図で見ても、この谷ははっきりしている。

オヤマ沢の水場を過ぎて、さらに登る。
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オヤマ沢田代に出た。
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昨日見た感じより広く見える。
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ここを抜けると、すぐ湯の小屋分岐。
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ベンチにザックが無雑作にデポしてあった。
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ここにあるのはかなり妙だ。
至仏山へのピストンなら、こんなところに置かず、持って上がるだろう。
いや、湯の小屋から来て、鳩待峠に行く途中に、至仏山往復ならありえなくはない。
でも、この時間に湯の小屋から来られるわけがない。
途中の避難小屋からだとしても、4時間かかるから、かなり難しい。

では、鳩待から登って、湯の小屋に行く前に至仏山ピストンというのはどうだろう。
ここから至仏山往復のコースタイムは2時間10分。
1時間半で駆け抜けて、その後湯の小屋へ駆け下りる。
相当ハードだが、健脚ならあり得ないこともない。
さっき抜かして行った人のザックとは違うので、私より先に出た人なのかもしれない。
ただ、だとしてもこの人は、結果として湯の小屋までの間に、私に追いつくことはできなかった。
それにしても長時間置いておくにしては目立つ場所なので、やはり変だ。
もしかしたらデポではなく、近くでキジ撃ちでもしていただけかもしれない。

そんなくだらないことを考えながら、初めての道を行く。
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この道からは、上から目線でオヤマ沢田代を見ることができる。
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右に目を転じれば、小至仏山。
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イワイチョウ。
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道はわりとぬかるんだところが多い。
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あ、もう一つの百名山、赤城山(1828m)も見えてきた。
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分岐から大した登らずに、10分ほどで悪沢岳に到着。
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ここはピークを巻いているのかと思っていたが、ちゃんとピークを通過していた。
でも、ピークらしいところは微塵もなく、ただの登山道だった。
山名板が道標に付いていた。

この先はだらだらとした下りとなる。
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正面に笠ヶ岳。
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背後に小至仏山。
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少し下ると、目の覚めるような光景。
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右から小笠(1950m)、笠ヶ岳そして武尊山。めちゃめちゃ感激した。
これを見られただけで、このマイナールートに来た意味がある。
至仏山をピストンするだけの人も、この分岐から10数分で見られるこの絶景を見に来てほしい。

しばし、展望のきくササ原の稜線を気持ちよく歩く。
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日光白根山(左)と錫ヶ岳(右、2388m)。
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皇海山。
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赤城山。
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晴れていれば、なお緑が映えたであろう。

(つづく)

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