山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

至仏山(2)

【2015年8月10日(月)】至仏山
尾瀬ヶ原を牛首分岐から山ノ鼻に向かっている。
振り返ると、やっと燧ケ岳(2356m)が姿を現した。
DSC_9352_20150910212957f83.jpg

霧が晴れると、逆さなんちゃらのオンパレードになる。
DSC_9353_20150910212959790.jpg
DSC_9364.jpg

逆さ燧は何枚も撮ってしまう。
DSC_9360_201509102129332c5.jpg
DSC_9361_20150910212937fd5.jpg

青空も池面に写し込まれている。
DSC_9354_201509102130001e7.jpg
DSC_9356_201509102130041c6.jpg

霧が湯気を立てるように消えていく。
DSC_9363.jpg
DSC_9379_20150910212856e96.jpg
DSC_9387_20150910212757ed1.jpg

はい、霧はほぼ晴れました。
DSC_9368_2015091021294042d.jpg
DSC_9369_20150910212913f24.jpg

右も左も池塘だらけ。しかも大きい。
DSC_9370_20150910212914fa7.jpg
DSC_9372.jpg
DSC_9374_201509102129185e8.jpg
DSC_9377_20150910212853c28.jpg

何度も何度も立ち止まって写真を撮っているので、とうとう後から来たお兄さんに抜かれてしまった。
DSC_9373_20150910212918700.jpg
DSC_9375_201509102128521d5.jpg

燧ケ岳は逆光だが、5つあるピークのうち4つが見える。
DSC_9376_20150910212851b09.jpg
左から山頂の柴安嵓(2356m)、三角点のある俎嵓(2346m)、平らな御池岳、そして赤ナグレ岳(2249m)。ミノブチ岳(2220m)だけが隠れて見えない。

東方面は光線の関係か、まだガスで霞んでいるように見える。
DSC_9378_20150910212855b68.jpg

まだしばらく池塘群が続く。
DSC_9380_20150910212825de3.jpg
DSC_9381_201509102128261de.jpg
DSC_9382_20150910212828ce3.jpg
DSC_9383_20150910212829a82.jpg
DSC_9384_20150910212831c9e.jpg

至仏山vs燧ケ岳。
DSC_9385_20150910212755e87.jpg
DSC_9386_201509102127566dc.jpg

至仏山(2228m)の登り。半分弱で森林限界に達し、ほぼ直登だ。
DSC_9388_20150910212758d4c.jpg
この登りはコースタイム3時間。
鳩待峠から登れば、標高差で150mほど得できるのに、わざわざ山ノ鼻から登ることにしたのは、ピストンをしたくないから。
山ノ鼻からの登山道は登りの一方通行で、下りには使えないから、鳩待峠から登るとまた峠に引き返さないといけないのだ。
それにしても、この登りはきつそうだ。

それまでは、しばらく池塘漫歩を楽しむ。
DSC_9391_2015091021280322d.jpg
DSC_9392.jpg
DSC_9393_20150910212730d58.jpg
DSC_9394_2015091021273179f.jpg
DSC_9396_201509102127324f9.jpg

この道は正面に至仏山、振り返れば燧ケ岳という、極めて贅沢な道だ。
DSC_9398_20150910212734d77.jpg
DSC_9399_20150910212657b44.jpg

立ち木があるなと思ったら、やはり川だった。
DSC_9401_201509102127003e3.jpg
DSC_9406_20150910212700b65.jpg
DSC_9407.jpg

ヨッピ川の上流である。
DSC_9408_201509102127075ec.jpg
DSC_9411_2015091021261016a.jpg

この先は池塘のない「平和」な道。
DSC_9409_20150910212642198.jpg

あんなに立ち止まったのに、コースタイム通り、牛首分岐から45分で山ノ鼻に到着。
DSC_9415_20150910212612d16.jpg

さて、ここでのミッションはカップ麺の調達だ。
ずっと朝食抜きで歩いてきた。
計画では、東電小屋でもらった朝食用の弁当は昼飯に回し、朝はカップ麺にしようと思っている。
そのために、東電小屋でお湯をゲットしてきたのだ。
カップ麺は東電小屋には売っていなかったが、山ノ鼻ならあるだろうということで、お湯だけで持ってきた。

山ノ鼻に3軒ある小屋のうち、まず一番近い国民宿舎尾瀬ロッジを訪ねる。時間は6:40。
DSC_9416_20150910212623c07.jpg
売店をみると、おおあるある。
でもちょうど朝食から出発の時間帯で、スタッフは忙しいらしい。
奥に姿は見えるのだが、何度ベルを鳴らしても気づいてくれない。
私の靴は脱ぎやすいので、中まで入って行って呼ぼうと思ったが、スパッツを履いていた。
面倒なので、ここでの調達は断念。

となりの山の鼻小屋に転進。
DSC_9417_201509102126143ee.jpg
売店を見ると、カップ麺がない。
食堂の奥におじさんがいたので、聞いてみたら、「うちはちゃんとしたメニューしかありません」とのこと。
それなら仕方がない。最後の至仏山荘に賭ける。

その前に、ここはなんと皇室御用達の宿であった。
DSC_9418_201509102125330a4.jpg

店先には「山ノ鼻の清水」が湧き出していた。
DSC_9420.jpg
狩猟や山菜採りの避難小屋として昭和初期に、湧水のあるこの地に山の鼻小屋が建てられたのが始まりらしい。

水神様も昭和9年に祀られたものだとか。
DSC_9421_20150910212536dbf.jpg

で、至仏山荘なのだが、ここもぱっと見、売店にカップ麺が見当たらない。
DSC_9428_201509102125120e8.jpg

また尾瀬ロッジに戻るのも面倒なので、お湯は無駄になるけど、ここの食堂で朝食を頼んでしまうことにした。
エネルギーになりそうで、値段が手ごろなのはカレーか。700円。
カップ麺は350円だったので、倍だが、まあ仕方がない。
とくに具も何も入っていない、素カレーだったが、文句は言わないでおこう。
DSC_4927.jpg
ここの洗面所で、お湯を捨て、代わりに水を補給。
本日の水分は、2㍑弱。十分足りるだろう。

腹が落ち着いたところで、トイレへ。
DSC_9423_201509102125380d6.jpg

まだ催していないのだが、ここで出しておかないと、鳩待山荘にたどり着くまで多分できるところはない。
ここは尾瀬だから、ヤブの中でちょっと、というわけにもいかない。
公衆便所。100円のチップを支払う。
DSC_9424_20150910212539c3a.jpg
奥に洋式があったので開けてみたら、水が詰まっていて、汚物がぷかん。
諦めて和式へ。幸い出てくれた。

ここはテン場もあるので、出発の支度をする登山者らで賑わっている。
DSC_9425_20150910212509fe0.jpg
DSC_9426_20150910212511b1c.jpg

至仏山荘の目の前にある山ノ鼻交差点を左折。
DSC_9429_201509102125139d4.jpg

植物研究見本園が至仏山の登山口となる。
DSC_9430_2015091021251548f.jpg
DSC_9434_20150910212443810.jpg

少しだけ見本園の中を歩く。
DSC_9435_2015091021244598f.jpg
DSC_9436_201509102124465e0.jpg

ここから先が至仏山への登山道。
DSC_9440_20150910212448301.jpg

直進する。
DSC_9442.jpg

湿原の尽きたところが登山口。
DSC_9447_20150910212416211.jpg
登山届のポストは混んでいたので、パスしてしまった。すいません。

いきなり急登が始まる。
DSC_9446_20150910212415ebf.jpg
DSC_9448_20150910212417b4e.jpg

改めて地形図を見ると、頂上までほぼ直登の連続なので、途中でバテないよう、努めてゆっくり歩き始めた。
すると、さっき見本園で騒いでいた若者3人組の足音が聞こえてきたので、道を譲る
DSC_9449_20150910212419beb.jpg

軽装だし、体を左右に揺らしながら、膝に手を当てて登っていくスタイルが初心者そのもの。
ペースもかなり早いし、これはあっという間に息切れしてしまうだろうなあと思っていたら、案の定、次のベンチで休んでいた。
DSC_9458_20150910212356336.jpg
でも、あのペースでよくここまで登ったなあと感心していたら、また抜かして行く。
最終的には私の方が若干早かったが、結構な体力だった。若いというのはすごい。

この若者たちを先に行かせた後、その後ろにおじさんがいたので、「先に行きますか?」と聞いたら、「いやいや」と手を振る。
よく見ると、まだ登り始めたばかりだが、かなり汗をかいている。
それでも、しばらく私にはついてくるので、振り返って「この道は下りてくる人がいないので(上り専用)『こんにちは』地獄にならなくていいですね」と声をかけた。
尾瀬では、すれ違う人が多いので全員に挨拶をしていたら大変なのだ。
でも、おじさんはそんなことより、暑くてたまらなかったらしく「樹林から出たら暑いんでしょうねえ」との返事。「風が吹いているといいですね」と励ました。

それはさておき。
最初は樹林帯の中の木道や石畳みの道を登っていく。
DSC_9451.jpg
DSC_9453.jpg

段差の大きい階段も続く。
DSC_9454_20150910212352a1f.jpg
DSC_9457.jpg

ミヤマタムラソウ。
DSC_9456_20150910212353c27.jpg

オオバキボウシ。
DSC_9459.jpg

青空が気持ちいい。
DSC_9460_2015091021225597b.jpg

多少登ったので、木々の間から周囲の山々が見えてきた。
燧ケ岳。
DSC_9462.jpg

鳩待峠から尾瀬沼に続く鳩待通りの稜線。
DSC_9461_20150910212257ff6.jpg

ろくに登らないうちに、もう森林限界。
DSC_9464_201509102123004d8.jpg
蛇紋岩は植物が育ちにくいので、至仏山はほかの山より森林限界が低いのだそうだ。
ここは標高で約1650m。約35分で山ノ鼻から250mほど登ってきた。

森林限界を過ぎても、しばらく低木は続く。
DSC_9465_20150910212323203.jpg
DSC_9466_201509102122325cc.jpg

本当に抜けたところにベンチ。
DSC_9470.jpg

占領されているので、腰を下ろさず、撮影に勤しむ。
燧ケ岳。
DSC_9473_20150910212235f4e.jpg

牛首(1450m)あたりの池塘群。
DSC_9474_2015091021223766a.jpg

最奥に会津駒ヶ岳(2133m)。
DSC_9475_2015091021223869e.jpg

右上は牛首。
DSC_9476_201509102122116e2.jpg

越後三山かな。
DSC_9477_20150910212213730.jpg

この先はずっと開けているので、景色を楽しみつつ、先行者を眺めつつの登山となる。
DSC_9479_20150910212215f20.jpg
DSC_9483.jpg
そういえば、標高1600mあたりに「一杯清水」という水場があるはずなのだが、見落としてしまったのか、発見できなかった。
横着して、ここで水を補給しようなんて思っていたら大変だった。

(つづく)
スポンサーサイト
このページのトップへ

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://satsunan226.blog.fc2.com/tb.php/633-b5705f8d
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
このページのトップへ

FC2Ad

プロフィール

かたこりまさかり

Author:かたこりまさかり
FC2ブログへようこそ!

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (4)
北海道の山 (94)
東北の山 (62)
上信越の山 (139)
奥多摩の山 (55)
丹沢の山 (55)
奥秩父の山 (83)
栃木の山 (32)
房総・常陸の山 (9)
奥武蔵・秩父の山 (87)
中央線沿線の山 (96)
富士山周辺の山 (60)
八ヶ岳周辺の山 (54)
南アルプス (100)
史跡歩き (11)
中央アルプス (27)
北アルプス (37)
日本海の山 (8)
関西の山 (30)
四国九州の山 (61)
駅舎の旅 (21)
ドライブ (9)
廃線の旅 (12)
駅から散歩 (17)
乗り鉄 (38)
島の旅 (19)
山村の旅 (7)
超低山 (28)
東海の山 (2)
つぶやき (35)
旧道歩き (29)
伊豆の山 (39)

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR