山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

至仏山(1)

【2015年8月10日(日)】至仏山
尾瀬・東電小屋に泊まっている。
夜中の3時に相部屋のお兄さんの目覚ましが鳴った。
3時半くらいから、ごそごそし始め、4時前に部屋を出て行った。
睡眠をちょっと邪魔されたが、あちらが寝ている間に、こちらがごそごそするより余程気が楽だ。
彼が出て行ったあと、4時にかけておいた目覚ましをクリアして、私も活動開始。
荷物を整理して、リハビリ、そして丁寧に足の養生。
本館に行って、お湯をもらい、外でストレッチ。
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まだ濃い霧が立ち込めている中、4:55に出発。
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青い空は見えるので、日の出とともにガスは晴れてくれるだろう。
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時々、至仏山(2228m)の頂上も見えるので、今日は大丈夫だ。

去年の夏に尾瀬に来た時は、朝食を食べてから出発したので濃霧の中を歩くことはなかった。
今回初めて見て、とても幻想的だと感じた。
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木道は朝露に濡れている。滑って転ばないようにしなくっちゃ。
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こんな鐘があちこちにあった。熊除けかな?
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ミズバショウのなれの果て。これを熊は好むらしい。
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東電小屋に別れを告げる。後ろは燧ケ岳(2356m)。
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草丈の長い湿原の中を進む。
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背後は方角が東なので、だいぶ空が明るくなってきた。
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でも前方は依然としてガス。
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バイケイソウが早くも紅葉を始めている。
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出発して15分ほどで、只見川の支流ヨッピ川を渡る。
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水量は怖いほど多い。
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渡ったところが、竜宮十字路への道との分岐。
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私は牛首に向かって直進する。
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このあたりから池塘がちらほらと出没し始めた。
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木道はひたすらまっすぐ。
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ヤマソテツが繁茂している。
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濃霧に浮かぶ燧ケ岳。
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いよいよ池塘の連続。
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ミツガシワ。花はもう終わっている。
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ヒツジグサ。
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ここまで歩いてきて、裾が朝露でかなり濡れてしまった。
今さら感もあったが、ヨッピ吊橋から20分ほど歩いたところにベンチがあったので、ここでスパッツを装着した。
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これで裾を気にせず歩ける。

迂回路の表示があるのに、迂回路が見えないので、あれれと思ったが、どうやら右の木道を通れということらしい。
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左側の木道は更新中なのだ。東電さん、ご苦労様です。

これは木道をはがした状態。
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お、ほんとの迂回路も出て来た。このくらい湿原を傷つけるのは致し方なしということなのだろう。
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迂回路終了。
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いきなり背丈の高い植物の群れ。
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新しく敷かれた木道。
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これは去年のお仕事のようだ。
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今年の施工分も完成しているところがあった。
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川に近づくと樹林帯になる。
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下ノ大堀川を渡る。
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なんとなく霧が薄くなってきたような気がする。
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幻想的なのはいいのだが、なかなかガスが消えないので、すこし飽きてきたところだった。
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早くすっきりした景色も見たい。

おお、知らないうちに日が昇ったようだ。
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これで、だんだん霧も消えていくだろう。
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と、期待しているのだが、まだしばらくはこんな曖昧な状態が続く。
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ただ、すこしは光を感じられるようになってきたのは、うれしい。
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霧が晴れつつある池塘群の中を歩いてゆく。
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ミカヅキグサ。
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おおおお、これは!
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尾瀬名物の白い虹ではないか! なんという幸運。
左下から半円が右上に向かって延びているのが分かるだろうか。

なぜ白い虹が出るのか。
通常の虹は雨粒に太陽の光が当たることで虹色に輝くが、尾瀬の霧は雨粒より細かく小さいので、太陽の光が屈折することがなく、虹が白くなる、ということらしい。
でも、この説明ではよく分からない。
なぜ、粒子が細かいと光が屈折しないのか。
霧というのは普通、雨粒より小さいのだから、尾瀬でなくても白い虹が出てもおかしくない。
ちゃんと調べればわかるのだろうが、とりあえず詮索は止めて歩きましょう。
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だんだん晴れそうだと思ったのに、再び霧が深くなってきたような気がする。
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この機会なので、1本の木をテーマに何枚か撮ってみた。
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そうこうしているうちに、牛首分岐にたどり着いたようだ。
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小屋からちょうど1時間。コースタイム通りである。
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ここまで、ずっと誰にも会わなかったが、おじさんが一人立っている。
カメラバッグがあるので、何かを撮っていたのだろう。
「何を狙ってるんですか」と聞いてみた。
「いや、ただの風景ですよ。霧と樹木とか。夏はそのくらいしかないでしょう。あまり花も咲いてないしね。今日は霧が濃すぎます」
「ああ、やっぱりそうなんですか」と納得。

ここは一大休憩地点で、たくさんのベンチがある。
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座りはしなかったが、休憩をかねて、しばし周辺を撮影。
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おじさんも歩き出したようなので、私も前進する。
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正面にやっと、至仏山がうっすら見えてきた。

木道老朽化にご注意。
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昨日の小屋の人の話では10年が更新のめどらしい。
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ササが進出している。
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あれ、これも白い虹では? 今度は右下の部分が見える。
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残念ながら、きれいな半円を描く虹は見られなかった。

至仏山。
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八海山(背中アブリ山、1811m)。
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牛首(1450m)。
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東を振り返る。
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木道の間からこんにちは。
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上ノ大堀川を渡る。
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6時を過ぎて、ようやくガスが取れてきたような気がする。
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透き通るような青空。深田久弥が慈母とたたえた至仏山の稜線が確かに女性らしい。
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ちらほら人も出てきた。
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このあたりからは延々と池塘群が続く。
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池塘好きな私としては、立ち止まらないではいられない。
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ここは一昨年も通った道なのだが、その時は雨が降っていたので、「前に撮ったからいいや」という気分にはなれないのだ。季節も違うし。
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困ったことだ。
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(つづく)
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