山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

尾瀬・燧裏林道(上)

【2015年8月9日(日)】尾瀬・燧裏林道
今年は8月8~15日が夏休み。
後半は16日の札幌出張に合わせて帰省する予定なので、前半の9~11日は尾瀬横断の旅に出かけることにした。メインは百名山・至仏山(2228m)である。
関東の週間予報はずっと、この時期晴れだったが、尾瀬だけがなぜかぐずつき気味だった。
でも、この混んでいる時期に北アルプスとか南アルプスには行きたくないので、思い切って小屋の予約をしてしまった。
鉄路で会津高原尾瀬口まで行き、そこからバスで御池へ。
お昼前から燧裏林道を歩き、初日は東電小屋泊(本当は温泉のある元湯山荘か温泉小屋に泊まりたかったが、満室だった)。
2日目は、尾瀬ヶ原を横断して至仏山に登り、鳩待峠に下る(鳩待山荘泊)。
3日目はもう一度、至仏山を途中まで登って、笠ヶ岳(2058m)経由で湯の小屋に下り、再びバスと鉄路で帰宅するという2泊3日の行程だ。

9日朝起きると、というか寝ているうちから、なぜかアキレス腱の痛みを感じていた。
これまでは長距離歩いた時には痛み出すけど、ひと晩寝れば治るというパターンだった。
なのに、寝ているうちに痛くなったのは初めてだ。
どうなることかと不安が募る。
まあ、歩き出すまでに治まらなければ、ロキソニンのお世話になろう。

それと前夜酔って帰ったのが悪かったのだが、スマホの充電を失敗してしまった。
スマホを充電器につないでおいたのだが、充電器自体をコンセントにつなぐのを忘れていたのだ。
朝4時に目が覚めた時、31%になっているのに気付き、あわてて差し込んだが、50%で出かけざるを得なかった。

なにはともあれ出発。
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6:20浅草発の快速会津田島行きに乗り込む。
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6時すぎに浅草駅に着いたので、出発前に車内で朝食のパンを食べてしまった。
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乗客はほとんどがハイキング系かゴルフ系。
浅草の時点ではガラガラだったが、北千住でほぼ満席になってしまった。
わざわざ始発の浅草まで来てよかった。

私のボックスも春日部で3人乗り込んできて満席。
栃木くらいまでは、わざわざ持ってきたパソコンでブログを書いていたが、疲れてきたので中断。
しばらく車窓を眺めていたが、睡魔に負けて沈没。

目が覚めると、男体山(2486m)など日光連山が車窓に見えた。
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下今市駅で多くのお客さんが下り、それぞれのグループが一つのボックスを占有できるくらい余裕ができた。
発車は8:18.下今市を過ぎると各駅停車になる。
鬼怒川温泉駅に8:38着。
車窓から見る限り、鬼怒川温泉も廃業したホテルがかなり多い。
いずれ、そういうテーマでここを歩いてみたい気もする。
新藤原駅を過ぎて、野岩鉄道の区間に入ると急にトンネルが増える。
その合間に、あれこれ車窓風景を撮っておく。
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湯西川温泉駅は地下駅。
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トンネルを抜けると、すぐ五十里湖(いかりこ)を渡る。
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次の中三依温泉駅では、列車交換のため、少々停車。
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福島県に入って最初の駅が会津高原尾瀬口。ここで下車する。
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ここは会津鉄道の起点でもある。
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到着は9:25。30人近くが下りた。
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やはり山支度の人が多い。
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みな乗り継ぎのバスに急ぐが、この人数なら座れないことはないだろうから慌てない。
まず構内を撮影。
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そして駅舎。
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トイレも済ませる。

連絡通路を通って階段を下りると、観光施設につながっていた。
「会津高原駅プラザ憩の家」だそうだ。
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ここでバスのチケットを購入。
尾瀬御池まで2140円なので、200円券が11枚つづりの回数券を売ってくれた。
これだと2000円で乗れるので、140円のお得だ。なかなか親切。

沼山峠行きのバスは9:50発だが、9:35頃入線。
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みな一斉に乗り込む。数えてみたら、ちょうど20人。
お盆の時期だが、公共交通機関を使って、福島側から入る人はそれほど多くはないようだ。
出発間際に「沼山峠まで2時間かかるので、トイレは今のうちに済ませておいてください」とのアナウンス。
それで何人かトイレに出かけ、結局発車が4分遅れた。
もっと早く言いなさい。

車内では、「山と高原地図」の広域地図を見て、現在地を確認しながら過ごした。
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これは佐倉山(1073m)。
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途中ちょっとうとうとしたが、基本的には起きていた。
小腹が空いてきたので、桧枝岐の町に入る前に、焼きおにぎりを1個食べる。
駒ヶ岳登山口では3人が下車、御池では5~6人程度で、みな一番楽な沼山峠から歩くようだ。
実は私も子供が小さい頃、沼山峠から尾瀬沼まで往復したことがある。
これだけだったら日帰りも可能だ。

11:30すぎ、ほぼ定刻通りに御池に到着。
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ストレッチとトイレで水の補給をして、11:40に歩き始める。
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駐車場を横断して、登山口に入る。
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いきなりヤナギラン。
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快適な木道。
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すぐに燧ケ岳(2356m)への分岐。
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去年はここを左折して、燧に登った。

今回は直進。これから先は初めての道となる。
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すぐに御池田代。
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早速、高山植物の歓迎を受ける。
ミズキの実。
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サワギキョウ。
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ドクゼリ。トリカブトなどと並んで、日本三大有毒植物のひとつだそうだ。
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オタカラコウ。
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コオニユリ。
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コバギボウシ。
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ノアザミ。
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樹林帯に入り、標高差で30mほど登る。
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すでにいろんな実がなっている。
ハリブキ(ジゴクバラ)。針のような尖った蕗、地獄に咲くバラという見た通りの名前だ。
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サンカヨウ。
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間もなく、姫田代に出る。地形図にはノメリ田代とあるが間違いのようだ。
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キンコウカ。
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この道は燧裏林道というだけあって裏道だと思っていたが、結構人通りが多い。
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ここから、さらに60mほど登る。
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今度は、上田代という湿原に出る。
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ここで10人くらいの韓国人にすれ違った。正面は燧ケ岳。
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よけてくれた人に「カムサハムニダ」と言ったら、びっくりしていた。

ここからは百名山の平ヶ岳(2141m)を展望することができる。
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振り返ると、会津駒ヶ岳(2133m)に通じる大杉岳(1922m)。
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もう初夏の花も終わり、キンコウカの楽園になっている。
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休憩のベンチがあったが、歩き始めたばかりなので通過。
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ていうか、この日は一度も腰を下ろさなかった。

とにかく登り下りもみんな木道なので助かる
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アキレス腱炎は電車に乗っている間に和らいでいたが、やはりちょっと不安がある。
木道のおかげで、ほとんど痛みを感じることなく歩けた。
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再び樹林に入ると、小さな沢を渡る。
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少し登ったところが、ノメリ田代。
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ここは、ほんの小さな湿原だった。
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オゼミズギク。
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すぐに横田代に移る。
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ここには池塘があり、食虫植物のモウセンゴケも繁茂していた。
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池塘はなぜか心を和ませる。
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そして、わずかな樹林を抜けると、今度は西田代。
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こちらにも池塘が点在する。
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ここでも、大勢の方々とすれ違った。
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(つづく)
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