山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

中央アルプス縦走(7)

【2015年8月2日(日)】中央アルプス縦走
島田娘(2858m)を越え、極楽平に向けて、緩やかに下っている。
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おお、眼下にロープウェイの千畳敷駅が見えた。
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「整理券○番から○番の方・・・」と呼びかけるアナウンスも聞こえる。
でも、駅周辺にそんなに人がごった返しえいる様子はない。
到着も遅くなったし、2時間も待つことはないだろう。

島田娘から10分で極楽平の分岐点に到着。小休止。
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見下ろすと、千畳敷カールの底。
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伊那前岳(2883m)。
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島田娘。
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ここで、2人の水は完全になくなった。
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でも、あとは20分の下りを残すのみだ。
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5分ほどで出発。
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この下りは、しっかりした石の階段になっており、私には天国のように感じたが、O君は長距離を歩いて足の裏が痛くなったらしく、ゆっくりペース。
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私は底が比較的薄くて柔らかいトレランシューズなのに、そんな症状は出ないで済んだ。
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千畳敷カールのお花畑を下る。
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雪渓も見えて来た。
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お、ロープウェイが上がって来た。
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こうして見ると、伊那前岳もなかなか立派な山だ。
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一瞬の登り返し。
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O君が「のど渇いた~」と言い出す。
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でも、もう一息で飲み物にありつける。

宝剣岳(2931m)も堂々たる姿を現した。
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この山はやはり東から見るのがいい。

再び雪渓。
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土石流の跡。
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千畳敷カール。
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伊那前岳の稜線。
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その南斜面。
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駅に近づくと、一面のチングルマ。
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大勢のハイカーや観光客を乗せて、ロープウェイが下っていく。
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というわけで、ロープウェイ駅に到着したのは、4時前。
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7時間半のコースなのに10時間半もかかってしまった。
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駒ヶ岳神社に無事下山のお礼参り。
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昭和43年に建立された新しい神社だ。

まずは整理券を受け取る。乗車は4時半めどだという。
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待ち時間は30分程度。ちょうどいい感じだ。

その間にちょっと周辺を撮影。
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千畳敷の全景。
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この看板の前に腰掛けていた人がいたので、よけてもらう。
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喫茶エーデルワイスの専用デッキに、そうとは知らずにザックを置き、トイレ&自販機に出かける。
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トイレの水で顔を洗ったが、はめちゃめちゃ冷たかった。

飲料はファンタオレンジ350cc(160円)にする。
戻ると、O君は生ビールを頼んでいた。
「え、この後、車なのに?」
「だって、ここ専用デッキだから、何か買わないと。おれが犠牲になったんだよ」
と苦しい言い訳。
とにかく無事到着したことに乾杯。
いや、今日はどうなることかと思った。

もしO君が単独で来て脱水状態になったら、どうしたか、と二人で考えた。
さすがにヘリを呼ぶのは最後の手段。
どうにか檜尾岳(2728m)までは来られたので、水を求めて、水場まで移動。すぐ上の小屋に戻って、しばらく横になっていただろう。
元気が回復しなければ、翌日会社は休むことになるが、そのまま泊まるしかない。
幸い、食料はたくさん持って来てある。
回復したら、稜線に戻って、縦走を続ける。
ロープウェイに間に合わなければ、千畳敷ホテルに泊まる手もあるだろう。
縦走するほどの元気がなければ、そのまま檜尾尾根を下るという手もある。
ただし1500mを下るのはかなりきついが。
それに、バスが走っているうちに下れるかどうかの問題もあるが、暗くなってもその日のうちに帰ろうとするなら、これしかない。
そんな話をした。

少し時間が余ったので、その隙にチケットを買っておこうと、スタッフに尋ねたら、「整理券番号呼ばれてから、乗り場で買ってくれ、間に合うから」とのこと。
それに従って、呼ばれていくと、整理券は回収され、乗り場に進む。
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前に並んだ方々は、どんどん手持ちのチケットにスタンプを押されて車に乗り込んでいるが、われわれの手には何もない。
みな往復切符なのだ。

ふと見ると、右手にチケット売り場があるので、買っているうちに、乗り込みは締め切られ、ロープウエーは行ってしまった。
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あれれ、これはどうなってるんだ?
改札の人に聞くと、「これは前の便です」という。
意味が分からないので、切符売り場の人にどういうことか問いただす。
すると、こういうことであった。
確かに、私の整理券番号で呼ばれた人のグループ(約60人)は正規には次の便に乗るべき人々だったらしい。
しかし、前の便に乗るべき人で、呼ばれても来ない人がいるので、空きが生じるから、その分をあとの便の乗客のうち前に並んでいる人を乗せてあげた、ということだそうだ。

しかしちょっと腑に落ちないので、係の人に一応苦情を言っておいた。
「我々は呼ばれてから早く来たのに、チケットを買っている間に後ろになり、前の便に乗れるはずが乗れなかった。あらかじめ買えておけば、乗れていた。不親切ではないか」
スタッフは「申し訳ありません」と繰り返していたし、なぜ乗れなかったのかも分かったので、それ以上のことは言わなかった。
まあ、通常30分間隔のところ、ひっきりなしに回転させていて、そんなに待たされなかったから、いいとしよう。あまり騒ぐと、みっともないし。

車内では左側に陣取り、伊那前岳の稜線や滝を眺めながら下る。
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しらび平には16:54に到着。気温は24℃。
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外に古いロープウェイが展示してあった。
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駒ヶ根駅行きのバスは17:20とのアナウンスがあり、げげ30分も待たされるのかと思ったが、すぐに菅ノ台バスセンター行きの臨時バスが出るとのアナウンス。
今のお客さんはほぼ全員着席で乗れたようだ。
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しかし、狭い席だったので、かなり窮屈だった。
小腹が空いたので、最後のパンを食べる。

終点のバスセンターで下車。
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駒ヶ池湖畔を経由して、ちびっ子広場の駐車場へ向かう。
駒ヶ根市のマンホールはすずらん。
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高原の風ポスト。
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廃業した旅館中ア山荘。
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駒ヶ池。
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池畔にある井上井月(知らない人)の句碑。
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「雁がねに忘れぬ空や越の浦」
新潟出身の人だが、異郷のこの地に30年過ごして生涯を終えた、その人の懐郷の念を偲んで建てたものらしい。

ちびっこ広場の駐車場に、ちゃんと私の車はあった。
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さっそく乗り込み、O君の車がある池山の登山口へ。
駐車場にはまだ5台くらいの車があり、登山口にはタクシーが1台待っていた。

お風呂は「こまくさの湯」は以前めちゃめちゃ混んでいたというので、「露天こぶしの湯」へ。
ここは駒ヶ根高原家族旅行村の中の施設だ。
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かなり露天風呂が広く、そんなに混んでいなかった。
また脱水症状になったら困るので、O君にしては早めに上がる。

食事は彼の判断で、明治亭にて駒ヶ根名物のソースかつ丼。
二人とも車なので、ノンアルコールビールで無事下山の乾杯。O君は少し疲れた表情。
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ものすごい量が多いので、ライス少な目、肉も160gのヒレカツ丼にした。
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O君は200gのロースかつ丼。
椀は豚汁で、こちらもすごい肉の量だった。
満腹になって店を出る。ここでO君とはお別れ。
月末の白馬での再会を約す。

こちらはガソリンスタンドでレギュラー満タンにして高速へ。
ずっと雲の中で稲光がする道を走らせる。
なかなか飽きない。
ちょうど諏訪湖SAあたりで激しい雨になったが、その時だけで、その後も空は光り続けたが雨にはあたらなかった。
八ヶ岳SAでトイレ休憩と10分ほど仮眠。
その後、談合坂SAでも10分ほど仮眠。
もう9時を過ぎているので渋滞は解消されているだろうと思ったが、大月から小仏トンネルまで17kmの渋滞の表示。
それはいやなので、1kmくらい渋滞を我慢した後、上野原ICから国道20号に下りる。
これまでのようなこともなく、下はちゃんと流れていた。

高尾山からまた圏央道に乗り、眠気と戦いながら、所沢へ。
帰宅は結局12時を過ぎた。山も高速も長い旅だった。

【行程】2015年8月2日(日)
駒峰ヒュッテ(5:30)~空木岳(5:41撮影5:45)~第一ピーク(6:15撮影6:17)~木曽殿越(6:57休憩7:05)~東川岳(7:35撮影7:50)~熊沢岳中腹(8:57休憩9:07)~熊沢岳(9:42撮影9:53)~大滝山(10:34)~檜尾岳(10:53)~水場(11:11給水11:18)~檜尾岳(11:30昼食12:11)~濁沢大峰前衛(12:59休憩13:10)~濁沢大峰(13:35休憩13:44)~2711m標高点手前(14:08休憩14:19)~島田娘手前(14:45休憩14:51)~島田娘(15:13)~極楽平(15:23休憩15:29)~千畳敷(15:55)
※所要時間:10時間25分(歩行時間:8時間8分)コースタイム:8時間15分
※登った山:8座(うち新規7座:第一ピーク、東川岳、熊沢岳、大滝山、檜尾山、濁沢大峰、島田娘)
※歩行距離:10.3km
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コメント

お疲れさま♪

今回は長編だったね!あのトラウマが甦る♪

  • 2015/09/07(月) 20:25:51 |
  • URL |
  • O平 #-
  • [編集]

Re: お疲れさま♪

大長編になってしまいました。
ご愛読ありがとうございました(笑)

  • 2015/09/08(火) 06:09:10 |
  • URL |
  • かたこりまさかり #-
  • [編集]

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