山と鉄

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中央アルプス縦走(6)

【2015年8月2日(日)】中央アルプス縦走
濁沢大峰の頂上直前で休憩。
歩いてきた稜線を振り返る。
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左手真正面には三ノ沢岳(2847m)の巨大な山塊。
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10分ほどで出発。頂上はあそこだ。
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O君もだいぶ元気を取り戻してきた。
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とにかく岩の連続。
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岩のないところは一面のハイマツ。
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伊奈川の深い谷の全容が一望できる場所まで来た。
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やっとピークに達したが、そこは頂上ではなかった。
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まだまだ巨岩の稜線が続く。
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こんなに登ってきたのに。
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濁沢大峰の稜線はまさに岩との格闘であった。
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これがピークか! と思ったら、まだ先があった。
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むなしく過去を振り返る。
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もう、あそこしかありえない! と念じて、岩を越える。
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その向こうの稜線は随分低いのだから。
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ただ、まだ距離がある。
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この縦走路はいつまで、こんな岩が続くのやら。
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なんと最後のピークにも標識は何もなかった。
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でも少し下ったところに、字の読めなくなった標柱があった。
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「中部森林管理局」のプレートだけは分かるが、かつては墨で「濁沢大峰」と書いてあったのだろうか。

あっちの方がどう見ても標高は高い。
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とにかく、ここで再び休憩。
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檜尾岳からコースタイム1時間とあるが、休憩を除いても1時間15分くらいかかった。
やはり、中央アルプスのコースタイムが概して厳しいのではないか。
それはともかく、O君と「もうコースタイムに9掛けして計画を立てるのはやめよう」と誓う。
おれたちはもういい年だ。むしろ1.2くらい掛けたほうがいい。と。

この先は100mほど下って、2711m標高点までまた100mほど登り返しがある。
10分ほど休んで出発。
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手前が2711m標高点、奥が島田娘(2858m)だ。
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つまりあと標高差にして250mも登らないといけない。
正直げんなりする。

下って来た道を振り返る。
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鞍部の標高は2620mほど。
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濁沢大峰にも東からガスが押し寄せて来た。
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黙々とハイマツの中を進む。
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背後には、檜尾岳(2728m)の右肩に空木岳(2864m)の頂上が覗く。
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その右には熊沢岳(2778m)。
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伊奈川の谷。ピラミッドが2つあるが同定不能。
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濁沢大峰は本当に巨岩の連続だった。
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2711m標高点への登りの途中、小休止。
水がなくなったO君に500ccの水を補給すべく、ザックの中からテルモスを取り出そうとして、左手の薬指の先を切ってしまった。
さっき、食べたカレー缶のふたがゴミ袋に入っていたのだが、ザックの中をまさぐっている間にそれを触ってしまったようだ。
傷はかなり深くて、血がぽたぽたと落ちてくる。
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まったく面倒だ。
あわてて、ポーチの中から絆創膏を取り出し、貼り付ける。
すぐに絆創膏も赤くなったが、なんとか応急的に止まったようだ。
処置を済ませて、水を移し変える。
この騒ぎで、ザックや地面を少し血で汚してしまった。

いま一度、この日歩いてきた稜線を振り返っておく。
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気を取り直して、左手をなるべく心臓より高い位置に置きつつ、前進。
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高度を上げるにつれ、空木岳がどんどん大きくなってくる。
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濁沢大峰のピーク群もきれいに並んでいる。
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ピークまでもう少し。
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足元にはミネウスユキソウ。
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ピーク直前。
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よっこいしょ。
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これで、しばらく下りだ、と思ったら、もう一つピークがあった。
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でも、今度はすぐそこだから許す。
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あとはしばらくほぼ平坦な道だ。
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相変わらず、花崗岩の稜線。
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前方には島田娘が近づいてきた。
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島田娘とは、伊那側から見える雪形から名付けられた名称だ。
残雪期には島田髪を結って着物を着ている娘の姿を見ることができるらしい。

めずらしくあまり花崗岩の見えない道。
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その向こうには、手前から濁沢大峰、檜尾岳、空木岳が並んで見える。
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これが今日歩いてきたすべて。
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だいぶ雲が進出してきた。
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これが島田娘。
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やっと、その肩付近まで登って来た。
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一気に登らず、傾斜がきつくなる前に小休止。
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このあたりから先はずっと雲で太陽が隠れているので、わりと涼しい。
ふたりで地面の上に少し横になった。
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ろくに寝ないうちに、遠くで雷鳴が聞こえた。
こんな物陰が何もないところで雷に襲われたら一巻の終わりだ。
あわてて出発する。
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何度休んでもいいぞと言ったが、O君はかなり回復したのか、雷が怖かったのか、休まずに進む。
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少しずつ高度を稼いでいく。
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イワツメクサとイワギキョウ。
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三ノ沢岳(2847m)の見える角度も随分変わった。
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背後はかなり夏雲が発達している。
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まだ先は長い。
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じっと我慢の子であった。
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さあ、もう少しだ。
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で、あれから休まず登り切った。
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すると眼前に、宝剣岳(2931m)。
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その左奥に木曽駒。
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その左に木曽前岳(2826m)
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ずっと右に目を転じると伊那前岳(2883m)。
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振り返ると、三ノ沢岳。
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三ノ沢岳に通じる稜線。
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その先はやっと稜線漫歩の雰囲気。
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道も広くしまっており、歩きやすかった。
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道の両側にロープが張ってあり、ここまではハイキングに来る人が多いことが想像される。
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島田娘を振り返る。
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宝剣岳の手前にある無名の岩壁。
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やっと平和な散歩道になった。
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(つづく)

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